ヨエル書2:28,29
その後、わたしは、わたしの霊をすべての人に注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、年寄りは夢を見、若い男は幻を見る。その日、わたしは、しもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。(ヨエル書2:28-29)
5月はペンテコステ(＝聖霊降誕)の月です。主は終わりの日にご聖霊を注ぐと語られました。しかし信仰を持てば聖霊に満たされるというわけではありません。聖霊に満たされるためには、信仰生活の基礎を忍耐と努力を持って立て上げなくてはなりません。
信仰の根本は「個人のたましいが新たに生み変えられる」ということです。新生がなければ救われたとは言えません。しかし新生が現実のものとなるには時間がかかります。私たちは新生されることを目指し、忍耐を持って、みおしえの通りに誠実に歩まなければなりません。
新しく生み変えられている者には具体的なしるしが伴います。具体的には、「自分中心の生き方」から、「他に益を与えることを喜びとする生き方」に変えられることです。時間の使い方やお金の使い方も神を第一とする使い方へと変化します。感情の用い方も愛あるものになります。このような生き方の変化・環境の変化にも時間がかかります。大事なことは主にあって変えられることを目指し、忍耐を持って取り組むことです。
主からの語りかけを受けるためには祈りとみことばが不可欠ですが、祈りは時間をとって誠実に集中してする祈りを継続しなければ身に付きません。みことばも毎日読まなければ、上からの啓示を受けることはできません。
良いものは努力しなければ得られません。目標を定め、忍耐を持って主の御前に誠実に歩みましょう！