うん、「あじさい便り」かぁ~、このブログのキャラにはなんとめずらしい!
な~んて自分でしみじみしているのでありました(^.^)
先日、あじさい寺との別名で有名な北鎌倉の「明月院」へ行ってまいりました。
「明月院ブルー」と呼ばれる淡い青紫の紫陽花が境内いっぱいに今は盛りと咲いておりました。
もちろん人もいっぱいでしたが、やはりご婦人方が多く、わたしもそのひとりかと思うと、コドモココロのまま年だけ重ねてきたことをしみじみ悟りました。
ごいっしょしていただいたのは、私が20代~30代マンドリンアンサンブルに所属していたときのメンバーのお姉さんです。
大学のマンドリンクラブの一世代上の方で、演奏会当日にご指導のためにお見えになった時には、ペーペー1年生の私にとって、お美しく華やいだ方として眩しく感じたのを思い出します。
さて、卒業してからも演奏熱が冷めない私は、クラブの先輩方が多くてプロ指揮者ご指導のアンサンブルに入り、そのお姉さんがトップのパートで演奏することになりました。
パートはマンドラテノールで、マンドリンより一回り大きく、古来からある琵琶にも似ている楽器です。
音は中音で人の声にも似ているので落ち着きます。オーケストラでいうとヴィオラというところでしょうか。
学生1,2年生のときは2ndマンドリンを担当していました。なにせ、1~4年生あわせても20人ほどの小さなクラブなので、2年生でいきなりトップになり「なにがなんでも落ちないで弾かねば許さぬ!!」という体育会系バリのおそろし~い雰囲気の中、がむしゃらに頑張っていたものでありました^^;
3年生になると、とある気持ちが浮上してきました。「2ndはおしゃれなことやっているのはわかるけど、メロディーラインを弾いてみた~い」という思いです。そこで、1stマンドリンにはメンバーが揃っていましたので、人数が足りていないマンドラテノールに移ることにしました。
さて一回り大きい楽器を手にして演奏してみると、これが実におもしろかった!!
「おいしいメロディーライン」があるのはもちろん嬉しかったですが、1stの縁の下の力持ちとばかりに深みを出したり、2ndのように合いの手をうったり、時々ギターパートのようにリズムを刻んだりもする、いわば「何でも屋」的なポジションで、いろんなことをやってみたい自分にぴったりあっていました。
そんなこんなで3,4年生はドラパート。学生時代はクラブ所有の楽器を使っていたので、卒業後は働いたお給料で念願の楽器を買い、社会人クラブに所属したのです。
トップのお姉さんには「チーちゃん、チーちゃん」ととても可愛がっていただきましたね。学生時代は、責任感いっぱいで頑張っていただけに、プロ級の腕を持つ年上の方々に混ざって、安心感のもと音楽を楽しんだものでした。
また、学生時代には味わえなかったプロ指揮者の先生のご指導に開眼!音楽の奥深さを知り、それも興味深くてアンサンブル活動にのめり込みました。あの頃は「ワタシ、マンドリニスト」と思い込んでいたっけ。その気になりやすい自分でありましたナ(*^_^*)
あ~!なんだ、なんだ!失礼しました。
気がつくと、あじさい鑑賞とはずいぶん離れてしまって、ヤングアダルト時代の思い出話になってしまってますね。
まあ、たまにはいいでしょ♪
それにしても、しみじみ思い出話なんて、年取っちゃったのかなぁ。
またね~(^_^)/