倉敷意匠計画室より 型吹きガラスが入荷いたしました。
「るつぼ」の中で1400度に溶けたガラス生地を、吹き竿の先に絡め取り、すーっと息を吹き込むと ガラスの下玉が出来上がります。
この下玉を金型に押し入れて、もう一度息を吹き込んで成形するのが「型吹きガラス」です。
波打つガラスを通り抜ける光の影が 刻々と変化するさまを ただ眺めているだけで心静まります・・・・
日常使いにぴったりのグラス大小と、ジャムポット2種。
ジャムポットは、よく使う小物を入れたり、お花を生けたり、キャンドルホルダーにしたり・・・ デザートやお総菜を盛る器としてもよいですね。
じつは十数年前、たった一年ほどですが、吹きガラスを習っていたことがあります。
どうしてもやってみたくて、実家の三重から奈良まで 電車を乗り継いで通っていました。
片道何時間かかったのか記憶にありませんが、なぜそこまでしたのか・・・・ ちょっと笑えます(笑)
吹きガラスは広い工房でしか出来ないので、当時はあまりなかったのです。
型吹きガラスは微妙な加減が難しく・・・ 憧れのまま終わってしまったのが心残りです。
そんなノスタルジーに浸りながら 揃えてみました。
その時使っていた吹き竿は、なんとなく手放せずにいます(笑)