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編物handmade azur ~手編み三昧の日々です

昔のおやつ・補足

こんにちは(^^) ネタがないazurです。

そういうわけで、久しぶりに空を撮ってみました。


昨日の午後2時半の南側上空です。雲ひとつない青空。
爽やかだけど物足りない。 ←雲が好き。

かと言って、


雲だらけはまた物足りない。
同じ午後2時半、今日のイマソラであります。

いい感じの空のときに撮る気持ちになれば良かったですねー。


✻ ー ✻ ー ✻ ー ✻


前回記事「昔のおやつ」を投稿後、読み返してみたら
なんかおかしいな。
そーゆーこと書きたかったんとちゃう気がする、、、
まるでおやつがまるっきり用意されてない日々だったみたいやんね?

いくら何でも曾祖母や祖母が気の毒になってしまいました。
あの世からクレーム来るかもしれません。

母が、と言わないのは
私が子供の頃の母は常に農作業に出ており、 ←今もそうだけど。
昼間ほとんど家にいることがなく、普段の家のことは曾祖母がしていたからです。
もちろん、全く携わっていなかったわけではない(と思う)けど。


……とは言うものの
実家では「おやつを用意して、毎日時間を決めて子供に与える」慣習がありませんでした。
そのときどきで家にあるものを適当に食べていた。という感じでした。
まともな(?)お菓子があればそれを食べたし、なければナイなりに冷蔵庫や戸棚を探しておやつを得ていた感じです。

むしろ、大人になってからの方がおやつタイムがちゃんと存在してる感じになってきた。
農作業の手伝いとかし始めると、午前中に1度、午後に1度、決まった時刻に休憩があり、おやつらしいおやつを食べる感じでした。

私はそこまでの執着心がなく、とりあえず食べられれば何でもいいや。的な感じに近かったと思うんですが
妹はお菓子発見の名人で、どこに隠していても見つけてモノにしていたようです。姉はその恩恵にあずかったことも多かったと思います。

というのも、好き嫌いが激しすぎて、出されるご飯のほとんどを食べられなかった彼女 ←肉・魚・野菜が嫌い。そもそもご飯(米)が嫌い。
小2の頃までお菓子で生きていた感が強く、
彼女にとって「お菓子をゲットできるか」は死活問題に近かったんだと思います。 ←ちょっとハナシ盛り過ぎ(笑)
マリー・アントワネットか。 ←そうじゃない。

ちなみに
小2以降の妹は好き嫌いがなくなり、今はまともな食生活を送っています。料理も上手だし、私などよりずーーーっとマトモです。
まあ、ウチが特殊過ぎるんだと思うけど。


手作りおやつでいちばん記憶に残っているのは、大学イモかな。
サツマイモが収穫されるとよく作ってくれました。
ふかし芋とか 茹でたトウモロコシとか あと季節ごとの果物類も。全部自分とこで採れたものです。

今の私は果物をほとんど食べませんが、子供の頃はけっこう食べてた気がする。
いつから食べなくなったかなぁ。


ドーナツもどきも好きでした。
ちゃんとした(?)ドーナツじゃなくて、天ぷらを作った後、衣の種が残るとそこに砂糖を入れて揚げてくれたもの。だからもどき。

1個が拳の半分くらいの大きさだったと思う。
大スプーンで適当にすくって揚げるから形はイビツでしたが、おいしかった。
子供たち(妹と私)が喜ぶのを知ってたから、天ぷらのときはいつも多めに衣の種を作ってくれてたんじゃないかな。

たまに豆のカケラとか サツマイモの端っことか 魚の切れ端とか 入ってるのね。天ぷら作った後だから。


ホットケーキミックスとか プリンの素とか ゼリーの素とか、「〇〇を加えればすぐできる」的な市販のおやつ素材もよく作ってくれましたね。
いちばんはフルーチェですね。

 
おおっ👀
今でもあるんだ。苺が好きでした。
懐かしいなー。もう何十年と食べてないなー。

フルーツソースに牛乳を入れて混ぜるだけなので、子供でも簡単に作れて、しかもおいしい。牛乳だから身体にも良い(と思う)。

食い意地が張っていた(今もですが)私は、書かれている分量よりもかなり多めの牛乳を混ぜるのでプルンプルンにならず、いつもシャバシャバ(ほとんど液体)を食べていました。
フルーチェというよりは苺味の牛乳に近かったような。
今作っても牛乳だばっと入れてしまうと思います。


祖母と母は、毎年その季節(いつ頃だったのか覚えていない)になると磯でテングサを採ってきて、寒天を作っていました。
寒天は母の大好物。
黒蜜や蜂蜜をかけたり、小豆であんこを作ってたっぷり入れたり。

夏だな。冷たいお菓子がおいしい季節だったから。

テングサから寒天を作る方法は、教わらなかったのでよく知りませんが
テングサを煮て、その出汁を冷やして固める感じだったと思います。 ←その前にテングサはよく洗って干してたような、、、

1番ダシはちょっと固いくらいで、2番ダシまではちゃんと固まるんですが
3番ダシになるとヤワヤワクラッシュ状態。
私は2番ダシのが好きでした。柔らかめで子供でも食べやすかったんでしょうね。市販のゼリーの食感に近かったと思う。


そういえば、夏はかき氷もよく作ってくれましたね。
てっぺんにハンドルが付いた手動のかき氷機(パンダだったと思う。違ったかなぁ)があって、シャコシャコ削ってくれた。

ハンドルを懸命に回さないと、ノタノタしてると削った氷が溶けますから、父や祖父がいるときの方が嬉しかったな。
曾祖母だと、お皿に山盛りに削ってくれても底の方は溶けかけてて、蜜(市販のシロップ。苺やメロン味だった)をかけると3分の1くらいになっちゃった気がする。

溶けかけもおいしいですけどね。


お正月のお餅の残りを薄く切って油で揚げる「お餅アラレ」も毎年してくれました。
かなり大量に作っていた記憶がある。昔はお餅もたくさんついたんだよな。

揚げるのはともかく、あれだけの量を切るのは大変だったと思います。
薄ければ薄いほどサクサクッとして私は好きだったんだけど、極薄に切るのは大変ですよね〜💦


家族の手作りおやつではないけど、思い出深いのはポンポン菓子です。
何年か(3年くらい? 毎年ではなかったと思う)に1度、近所までポンポン菓子屋さんが来てくれました。

菓子屋さんが「〇〇(近所の空き地)でやってます」と声掛けに来てくださると、曾祖母がお米を持っていくのです。
お米を渡してお願いしておいて、仕上がった頃にもらいに行くか 届けてくださるか どっちかだったと思う。

甘くて、パスパスした食感(なんつー表現だ)で、おいしかったな。
でもけっこうお腹が大きくなる。お米だから当たり前だけど。ご飯を食べられなくなるのでガツガツ食べないように、と言われてました。

1度だけ、大豆もお菓子にしてくれたことがありました。たまたま家に大豆がたくさんあったのかもしれない。
黒糖味だったと思うんだけど、、、何しろ1度きりだったので、記憶が曖昧です。
私はそれが本当に好きで、ポンポン菓子屋さんが来る度に「大豆も!」とねだったんだけど、叶いませんでした。

ポンポン菓子屋さんはいつも唐突に来るので、なかなか用意万端というわけにいかなかったのかな。
機械が変わって大豆はできなくなったのかな。
もしくは、あの大豆のお菓子はおまけでくれたものだったのかなぁ。

機会があればもう一度食べたいなと思う。歯が大丈夫なうちに、、、(^_^;)

お値段は覚えていません。
1合いくら、だったのかな。

ググってみたら、ポン菓子というのが正しいみたいですね。
実家ではポンポン菓子で通ってたんだけど。
思い出すと懐かしいです。


✻ ー ✻ ー ✻ ー ✻


5年くらい前まで、ウチ(今の自宅)の近くにわらび餅屋さんが来てくれてて、夫も私も必ず買ってたんだけど、、、

最近見ない。
もう廃業してしまったのかなぁ。


見なくなったというと、よくスーパーマーケットの入り口辺りに出店されてたたい焼き屋さん。
めっちゃおいしかったんだけどな。
あんこがしっぽまで入ってて、でもしつこくない甘さのあんこで、3個は軽く食べられるくらい。 ←注:私基準です。

ひととき、たい焼き屋さんが大流行(?)したみたいで
ここにもそこにもあそこにも、と見掛けたけれど
いつの間にか消えてしまった。
そのうちそのうちと思ってる間に行きそびれて、淋しいです。


朝ドラ(カムカムエヴリバディ)のお陰で、和歌山県海南市のずぼら焼きが人気中と新聞で見ました。和歌山版だけど。

あの形の和菓子、呼び方がたくさんあるようですね。地域によっても違うみたいだし、もしかしたら世代によっても違いがあるのかな。

実家の隣町のスーパーマーケットに出店があったので、小さい頃からよく食べました。ウチでは「回転焼」と呼んでました。カムカムと同じですね。
海南市では「ずぼら焼き」と呼ばれていて、夫(和歌山市内生まれ・市内育ち)は「太鼓饅頭」と呼んでいたそうです。
「今川焼」とも呼ばれてますね。
今、市内のデパ地下にあるお店では「御座候(ござそうろう)」という名前みたいです。
「たい焼き」と呼ぶ人もいた。ウチの父です。まあ、確かに、材料的には違わない感じですよね。


いろいろ思い出しながら書いてたら食べたくなってきたな。
買いにいこかな。



今回の作品

アイスランドポピーのコサージュのご注文をくださり、「ヒマラヤの青い芥子の感じの色で」と色ご変更のご希望をくださいました。

アイスランドポピーのコサージュ・暖色系は


↑こちらなんですが
せっかくなので、ご了解をいただき、青い芥子のコサージュをお作りすることにしました。


同じ感じのデザインにして、ご希望で淡いめピュアピンクの花を1輪混ぜました。

画像だとわかりにくいですが、大きさが全然違います。
アイスランドポピーのコサージュは1輪が5cm弱で、コサージュ全体は約8cm✕約8cm、約13g。
青い芥子の方は1輪が大きく、タテ約13cm✕ヨコ約11.5cm、32gくらいです。


アイスランドポピーも気に入ってくださっていたので、おまけにはアイスランドポピーのミニコサージュをお作りしました。




新作として出品させていただいた青い芥子のコサージュはこちらです。↓


淡い水色3色を合わせました。
あの花の透明感を糸で出すのはなかなか難しく、到底及びませんが、、、いちばん近いと思う色を選んでみました。









ツン、と立った花芯が可愛い。
花芯周り(雄しべと花粉)の山吹色がアクセントになっています。

葉っぱには灰緑色を添えました。
ヒマラヤっぽい気がして。 ←???
何か、幻の花とか 神秘的とか そういう雰囲気にこのグリーンが合うかなと思いました。
ものすごくワケわかんない理由で申し訳ない。



淡いめサックス系水色と


少し紫寄りの淡い水色、


紫がかったごく淡い空色の3色です。
涼し気な色合わせですね。

花と土台の間には、大きさが違う白いパールビーズを挟んで高低を出しています。


裏側はこんな感じ。↓


1輪が大きい(7cmくらい)ので、かなり大きな土台になりました。
2枚の土台を重ねて接着剤でくっつけていますので、大きくてもしっかりしています。
接着剤は乾くと固くなりますから、間に台紙などを入れるより安定性があると思います。


おまけはミニコサージュを。


淡いめのサックス系水色で。
花びらのちょっと風変わりな重なり方がおもしろいです。



では、今回はこの辺で。
またお会いできますように。

どうぞよろしくお願いいたします。

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