職人は職人らしく、その伝統工芸の制作の事ばかり
いいものを作ることだけを考えていられたらいいのだけれど、
もちろんそんなふうにはいかなくて、
制作のこと、たくさんの人に知ってもらうこと、
買ってもらうこと、お金のこと、
当たり前だけれど、やるべきことはたくさんある。
時々、腕のいい職人ほど、発信が下手で売れないんだ
っていう職人さんがいるけれど、
ゴッホのように、生きているうちには認められなくて、
死後にその仕事が認められるっていうのは、やっぱり嫌だ。
私は生きているうちに、
今日もいい仕事したな〜
って、作品を買ってもらって喜んでもらって、生きる喜びを感じていたい。
きっと、江戸時代の名工たちだって
同じだったと思うんです。
高名になって、お弟子さんが全てやってくれる人だって昔は全て自分でやっただろうし、
あれもこれも一生懸命、
生きるために工夫して努力したんだと思うんですよね。
恵まれた環境の人は別として、
現段階でそうではない以上、頑張って制作しながら発信するしかない。
というわけで、今日も根付を制作しつつ、
アンケートに答えて、記事を書いて、
作品の撮影をして、打ち合わせをして。
今は、撮影した写真のアップロード中。
ふ〜。
今週ももう終わり。
今週は祭日があったからあっという間だったな〜。
今日も、最後まで読んでいただきありがとうございます。
週末はぐっと冷え込むそうで、どうぞ暖かくしてお過ごしください。
皆様にとって、最高に素敵な週末になりますように。
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