元気にしてますか?
我が家の周りの田んぼは、すっかり稲刈りが終わり、
近所のスーパーにはさっそく新米が並び始めました。
ちゃんと秋はすぐそこまで近づいていますね。
昨日は、いつもお世話になっている方々とランチをご一緒させていただき、
その後、新しいご縁も繋いでいただけて、
ただただありがたい1日でした。
東海女性職人グループ『凛九(りんく)』の次のイベントに向けて、
背中も押してもらえた。
本当に、ありがとうございます。
何かさっそく企画を考えなくっちゃ!!
そんな会話の中で、
「根付の制作もして、
凛九の窓口もして、大変じゃない?」
というお話しに。
わかってもらえてるー!!
そうなんです。
凛九には、いろんな提案やご意見があり、
そのやりとりは私あてにくることが多く、
そういったやりとりや打ち合わせに時間を取られてしまうというのは
現実としてあるんですよね。
根付の制作時間が限られちゃうとか、
そういう弊害もないわけではないですが、
やれる範囲で誠実にどれも向き合っていこうと思っています。
凛九のメンバーには子育てしながらの子もいっぱいいて、
そういう子に比べたら、私の忙しさなんてたかがしれてる。
子育てには休みがないもんね。頭が下がります。
そのメンバー達が子育てしながらも
伝統工芸を続けられるように、
ふと伝統工芸やってて良かったなぁと思う機会を増やせるように、
私は子育てしていないぶん
窓口になってみんなの助けになれたらいいのかなって思ってます。
日本の伝統工芸は技を受け継ぐことだけじゃない、と私は思っています。
技術と、感性を磨きつつ、
時代の中で、ちゃんと誰かの役に立って
持ちつ持たれつ生き抜いてきたのが伝統工芸。
その美学こそ、日本の風土の中で育まれてきた大切な財産。
持ちつ持たれつ。
助け合って補い合って、人間としても深みを出して、
作品に反映できるよう、日々精進。

今日も大きな打ち合わせがある。
それまでしっかり根付を作るぞ。