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ASTRO PORT Blog

これはゲーム製作サークル「ASTRO PORT」の驚異に満ちた物語である

軍艦将棋

2021年05月03日 | ゲームあれこれ
サクです。

小学生の頃に作った「軍艦将棋」のコマが出てきました。


黄色いコマが僕が、赤いコマは父が描いた


「軍艦将棋」は軍人将棋のコマを軍艦に置きかえたゲームです。

僕が作ったシンプルな初期版に、父が哨戒艇、駆潜艇コマを足しました。
それにしても渋い補助艦艇を追加するなあ。

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細かいルールの説明は省くので、ここからの話は軍人将棋を知ってる人向けになります。

軍艦将棋は審判役をおかず、戦闘したコマは表にするルールを採用してます。

父の大発明は哨戒艇です。
軍人将棋はどんなに弱いコマにも勝てる相手が一種類はいるんですが、哨戒艇は違います。

僕「哨戒艇は何に勝つの?」
父「何にも勝てない」
僕「それじゃつまんないよ」
父「まあやってみよう」

プレイしてみると、最弱の哨戒艇は大活躍をしました。

軍艦将棋は戦ったコマの正体がバレます。
そして、哨戒艇は戦えば確実に沈む弱いコマなので、失ってもダメージはありません。
相手側にとっては哨戒艇を沈めるよりも、自分のコマの正体を明かす方が損失になります。
哨戒艇で空母を発見したら戦略的には大勝利です。

「勝てないコマに価値がある」ことを知ったのは衝撃でした。

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「空母」と「戦艦」は戦闘も占領もできるスーパー艦艇ですが、潜水艦に弱いため、うかつに動けません。
潜水艦は弱キャラの駆逐艦、駆潜艇に負けます。
巡洋艦は駆逐艦デストロイヤーとして活躍。

三すくみの構造が多重にあるため、使えないコマがなく遊ぶたびに展開が大きく変わります。

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僕は「軍艦将棋」でゲーム制作の面白さを知り、何度もバージョンアップを重ねました。
マップを広くして艦隊の陣形を組めるようにし、機雷を無くしてゲーム展開を早め、旗艦を弱くし、最終盤は「大海戦将棋」として完成をみました。
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