桜ふる路
英語をツールに、できることをしたい。
踏み出しつつふだん感じ、考えたこと。
 



このところ風邪でろくに外出してなかったし、それでなくても頭の中ごちゃごちゃ。
これの意味するところは、
ネタ切れ

ていうわけで、かれこれ一ヶ月くらい前に行った、西本願寺の写真をひっぱり出して、載せてみたいと思います。



西本願寺は、堀川通花屋町下ル(ほりかわどおりはなやまちさがる)にあります。
(ちなみに、京都の住所の表し方はこちら
駅からバスで6、7分、歩いても来れます。そして、世界遺産で~す
(公式サイト→本願寺ホームページ

写真は4月14日撮影です。





堀川通りに面する、南寄りの御影堂(ごえいどう)門
西本願寺というと、あとで載せる北寄りの阿弥陀堂門のほうが、きらびやかな外観で目立ちますが、こちらのほうが幅は広い感じ。
これの堀川通りをはさんだ向かいには、





「総門」があります。
手前を横に走るのが、堀川通り。門の向こうは、「正面(しょうめん)通り」という通りで、つきあたりは東本願寺の裏。
この辺りはやはり、仏壇仏具屋さんが多いですね


御影堂門をくぐって中に入ると、





そのもの「御影堂」。大き~い 
只今修復工事中で、外観が覆われて見えないのが残念
(※追記:修復工事について詳しくは、上記公式サイトをご覧ください)





これは敷地南側の「唐門」です





近づいてみると、何とまあ、色鮮やかで細かな装飾!
案内板によると、伏見城の遺構で国宝だそうです。桃山文化を象徴するような建築の一つですね。
“日の暮れるのを忘れるほど、見入ってしまう”ことから、「日暮門(ひぐらしもん)」とも呼ばれます






これが先ほど言った「阿弥陀堂(あみだどう)門」。
写りがいまいちになってしまいましたが、金色がまぶしい、非常に豪華な印象の門です。
外国人観光客なら、間違いなく振り向くでしょうね






門扉。精巧な彫刻もすごいけど、上にトゲトゲ、びっしり…





門の柱の上にもトゲトゲ。
他のお寺でも時々見かけますが、やはり人や動物の侵入を防ぐ、ためなんでしょうか





阿弥陀堂門をくぐって正面の、「阿弥陀堂」





その前にあるイチョウの大木





わあ、小さな葉っぱと、粒々のかたまりみたいなのは、何、つぼみ? (注:4/14撮影)





もう一度外から、御影堂門(左)と、右奥金色の屋根飾りが阿弥陀堂門



写真を撮った4月14日は、境内にある書院と飛雲閣(ひうんかく)の、特別拝観をやっていたので、見に行ってみたのです。ふだんは電話で、拝観の事前申込が必要です。

特別拝観につき写真はありませんが、書院は桃山風の庭園や、大広間の鴻之間(こうのま)などがすばらしいです。
また飛雲閣は、2階部分の外壁に、三十六歌仙が描かれていて、珍しさに感心。そしてそれを取り囲む庭園が、まあ何とも美しい!
いつでも見れたら、よかったのになあ。。。
皆さん、もし余裕を持って西本願寺を訪れる機会があったときは、事前申込をして、書院と飛雲閣、ぜひ見てみてくださいね。


他にも境内をいろいろと見て回りましたが、またいつか出直すことにします。

なお、西本願寺があれば、東本願寺も当然あります。東本願寺の記事はこちらでーす



そういうわけで、めぼしい持ちネタも尽きたところで、ブログの更新をまたしばらくお休みいたします。
特に6月初めは、ちょっとだけバタバタしますので。何かおもしろそうなことがあったらまた書きたいと思います。


皆さん、変わりやすい季節、くれぐれも風邪に注意して、ご自愛くださいませ



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コメント
 
 
 
大きい寺だね~★ (うめもも)
2006-05-26 10:37:59
アスタさん、まいど~♪



西本願寺・・・聞いた事がある。

と思い、リンクをのぞいたら、浄土真宗の総本山でしたね~。

親鸞聖人・・・。昔、「出家とその弟子」という戯曲を読みました。

(親鸞聖人のお話なのよ~。)



風邪は、すっかり全快ですか~?

無理は禁物よん



またね~
 
 
 
修学旅行 (ボワシエール)
2006-05-26 16:34:57
西本願寺、昔、修学旅行で行きました。京都もしばらく行っていないので、いつかゆっくり旅行したいなあと思っています。



私も5月末から2週間ほど日本に帰るので、その間はブログもちょっとお休みです。



アスタさんの記事、また、楽しみにしています。
 
 
 
うめももさんへ (アスタ)
2006-05-26 21:20:40
西本願寺、広いですよ~ くまなく見ていけば、おもしろい発見もできるかもです。

「出家とその弟子」…名前だけなんとなく聞いたことあるような。さすが

うめももさん、ちゃんとお読みになったんですね

親鸞聖人というと、あとは『歎異抄』、悪人正機説ですね~~



風邪はたぶんほぼ治った…98.6%くらい??

端数は、切り捨てですねー。。。切り捨てといえば、今日昼のテレビでちらっと、

東映太秦の‘切られ専門’で『ラストサムライ』に出て賞をお取りになった、

俳優さんの話がやっていて、感心しました。

(今まで2万回くらい切られたらしい)

ご主人はもちろんすばらしいですが、奥様がまたよい方で…



“大企業に勤めてたら定年になっている年齢で、肩書きも何も持っていない主人

は逆に大きな賞をいただいた。私は、この人はこれからなんだと思いました”

“(ご主人はお仕事、奥様は家庭を守ってこられて)今までそれぞれの汽車で

それぞれのレールの上を一生懸命走っていたけど、これからやっと一緒に走っ

ていける感じ。今までの生活は大変ではあったけれど、楽しかった。。。!”



このような意味のことを、とても穏やかな表情でおっしゃるのです。(全部は

再現できないけど)

なんて懐の広い、それでいて芯の強さ。

妻の鑑だーーっと思いました。



すみません、切り捨てからとんでもなく話がそれましたが、そんなわけで

今度映画村もどうぞ。(何の話やねん)
 
 
 
ボワシエールさんへ (アスタ)
2006-05-26 21:31:42
修学旅行で西本願寺、だったんですね!なかなかお目の高い学校さんかも。。。

私のときは二条城や清水寺など、一番メジャーな所しか行かなかったような。。。

でも私の頃なんかと違って、今の中高生は修学旅行で京都奈良、広島などあまり

回らないと、聞いたような。学校によっては海外へ行くくらいですものねぇ!

でも感性の鋭い思春期にこそ、そういう「日本人ならマスト」みたいな所は、

訪れてほしい気もしますね…



日本に帰ってこられるんですね!!お懐かしいことでしょう。よい日々をお

過ごしくださいね

私こそ、ボワシエールさんの記事をいつも感心しながら読んでおりますよ
 
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