熊本から気ままに山と自転車のブログ

下梶屋綿津見神社・八龍宮の龍

下梶屋綿津見神社・八竜宮の龍
2017/1/17(火) 晴

午前晴、午後曇、降雨20%の天気予報に早めの出発。
早めの帰宅と思ったが、タイヤに空気を入れていざ出発と数メートル所で、タイヤのきしみ音がして空気が抜けた。
チューブを外し再度のパンク予防のために障害個所を特定確認しようとしたところ、原因は空気を入れるときにバルブにゴミが挟まったことによるものと分かる。
このことにより大きく時間をロスして、出発は11時半となった。
風は冷たいが空気は澄み、晴天の自転車日和に気持ちよく走る。
熊鹿ロード加茂別雷神社前辺りから眺める阿蘇山(写真1参照)の噴煙も綺麗に見える。
隋書倭国伝にいう使者が観た阿蘇山もこういう風景だったか?


こういう日は目線が高くなる堤防道路からの景色が良いと、合志川沿いを走る(写真2参照)
青い山々もくっきりと見え、写真中央の不動岩もはっきり確認できる。


山鹿市と菊池市の境を流れる内田川の畔に綿津見神社(写真3参照)がある。
綿津見神は、海神とも書く。
ここは、古代茂賀の浦の畔に当たる所。
ここの彫り物は素晴らしく、一見の価値があるので立ち寄ることにする。


拝殿の扁額は、八竜宮(写真4参照)となっている。
八竜神社は、迫間川の竜門ダムの下流にもあるが、その関係性を知りたいところである。


その扁額の先に龍頭の彫り物がある(写真5参照)。
髭が鉄製で錆びてはいるが、その形は迫力があり見事なものと思う。


神殿入り口上部の壁の彫刻は、上に龍、下に鳳凰、右に亀等が設置されている(写真6参照)。


神殿庇を支える柄頭?にも、像や獅子や龍等の彫刻が施してある(写真7参照)。


神殿横壁にも波頭の中を兎が跳ねる彫刻(写真8参照)がある。



下梶屋綿津見神社八龍宮の龍
2015/2/20(金) 晴

天候は快晴。春の陽気に誘われて、午後からではあるが出かける。
例により熊鹿ロードを北上。
植木町米塚辺りから眺望する山鹿・菊池平野は広く、遠くの山並みは青く美しい。
その昔、ここは茂賀の浦という湖だった言う。
その湖の対岸に位置する下梶屋八龍宮の龍(写真1参照)の天井彫刻を見学したいと思い、正面に八方が岳を見て田園のなかを走る。


聖母八幡宮の八島伝説(1/24)の頁で少しふれたが、梶屋地区の名称や龍を氏神としていることから、ご先祖は海人族で製鉄の技術をもつ人々ではなかろうかと想像する。
長い歴史を感じる。
写真(写真2参照)を観て気づいたが、右に獅子頭のような彫刻がある。もしかして「竜と虎」?を配置した造りになっているのか。彫刻だけでも素晴らしいのに、「竜虎」の睨み合いを配置した洒落た大工さんの才覚に敬服する。


更に北に走り、道の駅「水辺プラザ鹿本」の石の風車(写真3参照)のオブジェを観て帰途に就く。


今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)25km→水辺プラザ鹿本25km→熊本(自宅)
所要時間4時間(実4時間) 総計50km 走行累計9,894km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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