寂心さんの樟・鐙田杵築神社
2024/6/19(水)晴
最高気温31°薄曇りの真夏日の蒸し暑い日に、午後16時からポタリングに出る。
目的地は、「寂心さんの樟」と鐙田杵築神社とする。
熊鹿ロードを北へ走り硯川から左方向に逸れて、「寂心さんの樟」(写真1参照)に立ち寄る。樟若葉もかなり色濃くなった。大樹の旺盛な樹勢に力を貰う。
寂心さんの樟を後にして、鐙田杵築神社(写真2・3参照)に到着する。拝殿と御神殿が独立した建屋になっている。
神社説明板(写真4参照)には、「杵築神社(旧杵築宮)。由緒。
今から約千三百年前推古帝二年三月朔月(西暦700年)、出雲の国から坂本左近と言う人が大国主命の分霊を赤牛に乗せて来て、この土地に建立したと言われる。分霊を運んで来て赤牛が倒れた場所が鐙田川ほとりの土手に鼻ぐりさんとして伝えられている。
祭神
一殿 大己貴命(大国主命)
二殿 素戔嗚尊
三殿 稲田姫
四殿 天照大神
五殿 春日大明神
六殿 天穂日命
七殿 猿田彦命
境内 金毘羅さま
奉納神楽 問答入いる歌神楽
神風連。明治九年十月二十四日熊本で起きた神風連の乱の時にはここで談合が行われ、林桜園大人始め神風連、敬神党の尊崇したお宮であり、戦いに敗れた直後の同志多く来て身を祠掌 阪本応気の家に寄せ決をこの神前に奉伺したと云われている。平成十二年十一月吉日」とある。ここを折り返し点として帰途に就く。
帰路の途中で、放牛石仏三十一体目(写真5・6参照)に立ち寄る。石仏は、薬壺を右手に左手に錫杖を持つお薬師さんか。上屋があるお陰か風化は少ないように思う。台石に「享保十一年他力」と陰刻されている。
井芹川沿いの田圃は、代掻きのトラクター(写真7参照)が忙しく動いている。
釜尾踏切近くのJR線路側溝に真っ赤なカンナの花(写真8参照)が咲いている。走行距離は短いが、この暑さでたっぷりと汗をかいた。
18時前に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)8km→鐙田杵築神社9km→熊本(自宅)
総所要時間2時間(実1.5時間) 総計17km 走行累計59,521km
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