熊本から気ままに山と自転車のブログ

松崎八幡宮・高平神社

高平神社
2017/6/19(月) 晴

今日も暑い。そうは言っても夏はこれから。
暑さ負けしないように2・3時間でも汗をかこうとポタリングに出る。
12時出発。まずは昼食。
店内は、クーラーは効いていても季節は夏、暑い。
早くも挫折して夕方から走ろうと、某地方銀行本店の「里山ギャラリー」に向かう。
現在の展示内容は、肥後藩主細川斉茲公がお抱え絵師に画かせた肥後名勝図。
山鹿市の個人所有を当銀行が買い取った八代、芦北名勝図のうち、八代の巻を展示してある。
巻物が長大過ぎて、一度に展示できないとのこと。
現場に脚を運んでスケッチして画く訳だから、大変な労力の力作と思う。
肥後に、このような作品が残っていて本当に良かったと強く思う。
1時間程見物して、外に出て一旦南に向かうが、所用を思い出し黒髪に向かう。
所用が済んで、車が輻輳する南方向を避けて坪井川沿いを走る。
坪井川遊水公園を過ぎ、以前から少し気になっていた「高平神社」(写真1参照)に立ち寄る。
南側の岬に稲荷山古墳があり、坪井川を挟んで松崎神社にも古墳がある。
高平神社も同じような岬の先端部に位置する。


駐車場から上がって左手に古墳石室天石とも思える厚さ40~50cmの大きな板石(写真2参照)が祀ってある。
元からここにあった物であれば、この敷地が古墳であったと思われる。
地形は、円墳または帆立貝形前方後円墳の形をしている。
奉納者の立て札があるので、奉納者所有地から運んで来たものか?とも考えられる。


神社由緒書(写真3参照)には、健磐龍命(阿蘇神社主祭神)、息長足志姫命(神功皇后)、神八井耳命(綏靖天皇の兄・健磐龍命の父)、笹木大明神(沙沙貴大明神?)、上筒之男命(住吉三神の一神)、菅原道真公の六柱を祀っているという。


拝殿の扁額(写真4参照)には、宇佐八幡宮の文字が見える。
由緒書には、「産土神社」として建立だけなっているが、
阿蘇神社系と神功皇后ー住吉神系、肥後と近江、筑紫の勢力の繋がり。
この神神の繋がりにはもっと興味深いストーリーが隠れているように思える。


高平神社を後にして、八景水谷公園(写真5参照)の横を通る。
水辺公園繋がりで小野の泉水公園まで行こうと考えたが、飛田4丁目交差点で国道を横断した辺りで戦闘意欲が失せて、スーパーによりアイスを一つ買って食して帰途に就く。


今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)→高平神社24km→熊本(自宅)所要時間5時間(実2時間) 総計24km 走行累計21,140km


松崎八幡宮
2016/6/3(金) 晴

今日は朝から散髪に行って、図書館に寄って、さて、その後は・・・ポタリングに出る。
梅雨の入りも間近の気候は、何となく空気が重いような気がする。
が、自転車を走らせているうちに体調も軽くなったような気分になる。
最初に寄った所は、熊本市北区清水本町の松崎神社(写真1参照)


境内の大楠(写真2参照)の根元に石棺が埋まっていると言うので寄ってみた。
目通り7.6mあると言う(熊本県HPより)。
石室の腰石に使っていたと思える大きな石はあったが、残念ながら石棺らしい物は見ることが出来なかった。
弥生時代初期の石棺で、この丘は近世清水村の中心地で、十数基の石棺があったと言う(熊本県HPより)。


祭神は、応神天皇と神功皇后と言う(熊本県HPより)。
拝殿には、神功皇后を描いたと思われる大絵馬(写真3参照)が掲げてある。


その横には、加藤清正公の虎退治の絵馬(写真4参照)が並べて掲げてある。
史実が確認されていない事をテーマにした絵馬は、桃太郎や浦島太郎の昔話に似ていると思う。


自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

コメント一覧

asotakadakedake1592
Re:パンプキンさんへ こんにちは、コメント有難うございます。
参考にして頂き、光栄です。有難うございます。自転車くま
パンプキン
参考になりました!!!!
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