汗と涙の着物生活 

突如着物に目覚め、ついに着物作成に挑戦。着付けに涙し、とどまらぬ物欲に冷や汗の毎日。

成人式の思い出

2013-01-14 | 手作りレポート
ええと、今年は西暦でいうと2013年だったでしょうか?
間違いないでしょうか?

いえ、なぜ年が明けて2週間もたったのに、そんなことを聴くかというと、私が成人式を迎えてから、いったい何年たったのか
確認したかったからなのだ。
さっき自分で計算してみて、あまりの数字にわが目を疑ってしまった…

なんと28年前ですよ。
絶句…

同年代の友人の中にも、ぼちぼちと「子供が成人式を迎えます」なんて報告をもらっているのも、無理のないこと。
自分に子供がいないから、なんだかいつまでも年を取らないような感覚に陥ってしまっていた。
(いや、現実には肉体の衰えを感じないわけではないんだが)

そんな28年前の私の成人式の写真がこちら。



先日、縁があって、都内某大学の授業にお邪魔し、自分のこれまでのキャリアについて講演するという機会があった。
そのときに、ネタにしようとおもって、実家で成人式の写真を引っ張り出してきたのだ。
眉毛の太さが、時代を感じさせますなー(笑)。

この着物は、従姉が購入し、私や私の妹も着させてもらったもの。
七五三も洋服だったし、あまり節目に着物を着る習慣のなかったサラリーマン家庭の私でも、成人式に着物を着られたのはうれしかったなー。
回りでは、成人式の着物は苦しかったという思い出をよく聞くが、私はとにかくうれしかった記憶しかない。
思えば、私の着物熱は、このへんに原点があるのかも。

そして、注目していただきたいのは髪飾り。

ずっとショートカットだった私は、成人式に向けて髪を伸ばしたものの、アップにするほどには伸ばせず、
おろしたままでそれらしい髪型を自分で考えて、美容院でセットしてもらった。
ヘアスタイルを考えて、それにあった髪飾りをどうしようかとデパートに観に行って驚いた。
成人式需要のためか、えらく高いんである。
私にはとてもそれだけの価格には見えなかった。

「これなら自分で作れるんじゃないか?」
そうして、ハンズでリボンやらを購入して作ったのが、この写真で私がつけているもの。
写真ではあんまりはっきり見えないけど、私自身はどんな飾りにしたか、よっく覚えている。
いや、印象が強かったというより、単に若い時の記憶力が優れてるってだけかもしれないですが。

いやしかし、28年前ですか…
ためいき。





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2 コメント

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Unknown (神奈川絵美)
2013-01-15 21:12:02
こんにちは! うわー華やかなお振袖。裾の疋田(かな)の切り替えしがたまりません。今よく見られる、甘々な感じとは一線を画していますよね。
髪飾りをご自身で創ったとは、びっくりです。私は結婚式のとき、お色直しのときに持つブーケがあまりに高く、かつイメージに合うものがなかったので、披露宴会場近くの花屋でカラーを1本だけ買って持った、という想い出が(笑)
私の成人式は今から25年前。バブル街道まっしぐらの時代でした。私もはつきさんと同じ状況なので…そのときの母の年齢が、今の私と同じだなんて、まったく信じられません。
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そういえば… (はつき)
2013-01-16 16:14:13
絵美さんのコメントで気が付いたのですが、そういえば、当時の母の年齢をとっくに追い抜いていたんですね…。思えば、母は当時、まだずいぶん若かったのですねえ(笑)。

この着物、ご指摘のように、きりっとした感じが大好きでした。当時、着物というと友禅のイメージしかなかったので、最初に見たときはちょっとびっくりしましたが。

このあと、卒業式後の園遊会や結婚式やら、そして妹も着て…ずいぶん活躍してくれました。従姉の子供に受け継がれてくれたらうれしいです。
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