汗と涙の着物生活 

突如着物に目覚め、ついに着物作成に挑戦。着付けに涙し、とどまらぬ物欲に冷や汗の毎日。

月見のお茶会参加の京都への旅

2016-11-04 | お茶
大学自体の友人、Nさんは大変な努力家で、かつ、美意識に優れた人物。
お茶を習い始めたと思ったら、いつの間にか師範となり、お家元に通うために京都に家まで購入。

その京都のお宅で、月見の茶会を開くとお招きを受けたので、行ってまいりました!
夏の名残の京都を楽しんでみたいなあという欲望も秘め、一泊二日の旅です。


しかし京都の三連休なめてました。
宿がない…(*´Д`)
やっと取れたリーズナブルな宿は、市街からちょっと離れた上加茂神社近くの「たたみ屋」さんという、ゲストハウス。
しかしこちらの宿、かなり融通をきかせてくれて、着替えをしたいと申し出たら、チェックイン前の時間に部屋をあけてくれました。

お茶会とはいうものの、「お食事会も兼ねて」というご亭主のお言葉に甘えて、この日に着たのは紬と八寸帯。
まだ蒸し暑さが残っていたので、水色のつるっとした感触のものを選びました。
帯は、月見にちなんで月の抽象」柄の帯です。



左の写真は、紅茶好きの大阪のお友達がチェックしていた「町家紅茶館 卯晴(うはる)」。
ゆるーい町屋の雰囲気が素敵。紅茶もフレーバーティーが豊富、かつ手作り感あふれるお菓子もおいしかったですよ!

その後、楽美術館を見学し、お茶会に向かいます。


マンションのリビングの一角に作られたお茶室ですが、このようにしつらえは本格的!
あいにくの雨模様ながら、ベランダに大ぶりの花を飾り(友人は華道も師範級)、どの角度から見ても楽しめるようにされていたのが印象的でした。

席をご一緒した人たちも、お互い共通の友人がいることがわかり、話も盛り上がりました!

一泊した翌日は、大徳寺の塔頭のいくつかが公開中ということがわかったため、予定を変えて大徳寺へ。
狩野永徳の国宝障壁画のある聚光院を見学。
実はかなり前から予約しないといけないらしかったのですが、ちょうどキャンセルが出たということで、ラッキーなことに見学できました!
そのほか、本坊など、ふだんなかなか見られない塔頭もあり、今度来るときには計画的に身に来ようと決意。

その後、これまた普段なかなか行けない将軍塚で公開中の「ガラスの茶室」を見学に向かいます。
途中、フェラガモ来日の時にガラスの茶室のある青蓮院の舞台を案内したというタクシーの運転手さんの話を楽しみつつ、念願のガラスの茶室を観てきました。
この茶室、もともとは既に公開期間を過ぎているのですが、見学希望がひきもきらないため、延期に延期を重ねているのだとか。
これまたラッキーでした。



終わってみればお茶関連尽くしの旅。
ラッキーに恵まれ続けた旅でもありましたよ!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。