①甲状腺乳頭癌が見つかるまで

突然病気を宣告されたら戸惑いますよね。
いつか誰かの参考になればいいなぁ、
そして自分の為にその頃の心境を綴っておきます。

甲状腺の乳頭癌というと、
甲状腺なのに何で胸に関係あるのかと、素朴な疑問を抱くと思いますが、
全く関係有りません。
→『この癌細胞を顕微鏡で観察すると、癌細胞が「乳頭」のような形をつくっているので、この名前がつけられています。（隈病院の説明から引用）』

前置きが長くなりましたが、
私には元々橋本病と言う甲状腺の病気が有り、
定期的に検診していたので癌が早期に見つかりました。

身体の異常に気づいたのは３年程前です。
その頃は父の死亡と転勤が重なり、疲れ果てていました。
足が浮腫んで靴が履きにくい、
身体が異常にだるい、
冷房が寒過ぎて辛い、
肩こり、腰痛。

ちょうどその頃市民検診があり、
きっと何処か悪い所が見つかるだろうと思って受診したら異状なし。
そんな馬鹿な、こんなに辛いのにと思い医師に相談したら、
甲状腺が腫れているようだと言われ、
血液検査の結果橋本病だと判明しました。

そうか、やっとこれで体調不良とはお別れできる！って嬉しくなりました。
チラージンを飲んでいれば普通に健常者と同じように生活できると言う事でした。