北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

進化した Soluto [2]:手放しで喜んでいいものか・・・

2014-05-25 05:00:56 | 北窓舎
直前の記事で進化したSolutoの良い点を挙げました。

■ 利便性は高まったのですが、
手放しで喜んでばかりいられるのでしょうか。
不安もあります。

何かと言えば・・・

■ Solutoは常駐ソフトです。

■ PCあるいはタブレットを起動すると、
シャットダウンするまでメモリーの中に居て動作しています。
昔は(もしかして今も?)TSRソフトと呼んでいました。

# TSRTerminate and Stay Resident program

# 同種のソフトは特に珍しいものではなく、Windows PCでもたくさん動いています。
  かな漢字変換に使うIMEとか、電源やネットワークの状況を調べてくれるソフトとか、
  タスクバーの右側に見えているものは同種のソフトですし、
  見えないものもたくさんあります。
  これらがないとパソコンは使えない(or とても不便になる)はずです。

■ サービスを見ると3つのSolutoサービスが動いていました。

 

あ、また横道それ・脱線しかかってしまいました (*_*;

不安要因のお話でした。

■ Solutoは常駐ソフトで、パソコンの動きを(人の操作も)見ています。

前回の記事で書いたNexus 7でのスクリーンショットをメールで送ってくれる機能は
[電源]+[Volume Down]のキー操作をとらえて、
撮った画像をメールで送ってくれるもの。

■ キー操作をしっかり見ていますし、
メール送信できるのですからメールアドレスも知っています。

■ もしSolutoに悪意があるなら、
オンラインバンキングの利用時に入力するパスワードを
どこかのサーバーに送ることなどたやすいことです。

■ そこまで行かなくても、
どんなソフト/アプリがインストールされたのか(されているのか)、
ソフトの利用時間や頻度、ブラウザーでの閲覧先・・・
こんなデータは楽に取得できます。

■ もちろんパソコン自体の情報
(型式、CPU、メモリー、ハードディスクなど)や
IPアドレス、コンピュータ名は言うまでもなく・・・

 下(↓)はSolutoが示してくれるノートPCの情報です。
 

■ 問題・懸念点は、
ソフトで取得できる情報を実際に取得しているのか、
取得しているなら
それらをどこに蓄え、あるいはどこに送っているのか、です。

■ できることと、実際にそれをすることは別ものです。
していない(されていない)ことを望みます。

■ 取得されているにしても
デバイス(パソコンやタブレットなど)の中だけに蓄えられていて、
自分以外のどこにも送られないのならいいのですが、
Solutoのサーバーに送られているなら
今流行りのビッグデータとして、
収集・分析・利用するなんてシナリオもありえますし・・・

# ある程度は取得され、先方のサーバーに送信され、
  蓄えられていることは確か。

■ Solutoの不安材料について想像してみました。
想像どおりなのか、杞憂にすぎないのか、
折りをみて調べてみたいと思います。



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