NIC の設定で LAN がこんなに速くなるとは・・・

古い NAS から新しい NAS にファイルのコピーを行っています。

ファイルの引っ越しのようなものですが、取りこぼしが見つかったりして
Windows エクスプローラーでコピーしています。
これが結構時間のかかる作業なのです（ヒトは待つだけですが）。

大容量ファイル転送向きのソフトを試しても速いとは思えず、
BunBackup Pro が最速だという結論になりました。
が、それでも遅い・・・

NIC の設定を変更しているので元に戻そうと思っても初期値を覚えていません。
なので、ドライバーを入れ直し、１か所だけ設定を変更しました。

そしたら見違えるほど速くなりました。
３倍以上になりました。

タスクマネージャーでのネットワーク使用率は 3～4% だったのが、
12～13% になりました。
リンク速度が 1Gbps なので、120～130Mbps になりました。
（バイト換算すると 15～16MB ですが、それでも前と比べると速い）
　　

さて、NIC は Realtek PCIe GBE Family Controller とか。
初期値を忘れているので、最新ドライバーを入れ直すのが手っ取り早い。

Realtek のサイトからダウンロードしました。
　　

ZIP ファイルを解凍して実行。

１か所だけ設定を変更しました。
　　「受信スケーリング」を「無効」にしました。
　　

初期設定をあまりイジルものではないと反省・・・(*_*;
かつ、変える必要がある設定もあると分かりました・・・(^^)/

＃　この記事を書きながら見ていると 20% になる時もあります。
　　残り２時間が１時間になっていました。
　　

＃　残りわずかになったころ、転送速度は 8MB/Sec ほどでした。
　　

参考にさせていただいたのは「なんでも便利帳」のとあるページ・・・

ネットワークが遅いと思われている方はお試しください。

【追記 2017-12-21】

　　ジャンボフレームを有効にして、受信スケーリングを無効にして再確認しました。
　　試したネットワークカード（NIC）は、Intel Ethernet Connection I218-V および Realtek PICe GBE Controller の２つです。

　　特に Intel NIC では、受信スケーリングを無効にした効果が顕著でした。
　　（Realtec NIC では差は少ないのですが、受信スケーリングを無効にしたほうが速かったです）

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