北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

Nexus 7 (2013) 奮闘記 -57- Android 実行環境は Dalvik だけではない

2014-04-30 16:26:57 | Nexus 7 (2013) 奮闘記
つい先日まで知りませんでした。
Android に Dalvik 以外の実行環境(ランタイム runtime)があるなんて・・・

■ Android 4.4(KitKat)には、実行環境として Dalvik と ART の二つが入っています。
■ Introducing ART (通常使われているのは「Dalvik」)

「ARTは「Android RunTime」の略で、
 以前からAndroidで採用されている仮想マシン「Dalvik」の代替として、
 Dalvikよりも高速で効率的なアプリの動作とバッテリー寿命の向上を目的に2年前より開発されていたそうです。」
 (ここから引用

■ アプリの動作が速くなるかも・・・と期待して ART に替えてみました。

入れ替え操作は実に簡単。
[操作]--[開発者向けオプション]と進み、[ランタイムを選択]で ART を選ぶだけ。

# 「開発者向けオプション」が表示されていない場合は、
  [設定]--[タブレット情報]と進み
  [ビルド番号]を連打して表示します。

Dalvik から ART への切り替え手順は次の画像のとおりです。
 

[OK]するとすぐにシャットダウンが始まり、Nexus 7 が再起動します。

■ 再起動すると(ホーム画面になる前に)
 「Android をアップグレードしています...
  n 個中 m 個のアプリを最適化しています。」
とのメッセージが表示されます。
(インストールされているアプリの数にもよりますが、多少時間がかかります)。

数分~十数分後にホーム画面が現れます。

■ で、アプリの起動・動作は速くなったか・・・

分かりません。体感的には変わりません。
Dalvik での時間を測っておき、ART と比較しないと分からないでしょう。

■ 不具合が一つ見つかりました。
Nexus 7 には「F-Secure Mobile Security」を入れています。
時折「問題が発生したため、F-Secure Mobile Security を終了します」とのメッセージが表示されます。

 

何かのイベントをトリガーにしてチェックを行うときにエラーとなるようです。
でも「F-Secure」自体は終了していない(あるいは再起動している)ようで、
また何かのタイミングで終了メッセージが現れます。

■ ・・・というわけで、
格段のメリットが感じられず、セキュリティソフトに影響が出ているので
元の Dalvik に戻しました。

# 手順は前述と同じで、選択肢を Dalvik にするだけ。
  この時には最適化の時間はほとんどかりません。





Google Nexus 7 (2013) TABLET

ブラック(Android/7inch/APQ8064/2G/16G/BT4)

ME571-16G

Asustek




ASUS Nexus7 ( 2013 ) TABLET

ブラック ( Android / 7inch / APQ8064 / 2G / 32G / BT4 )

ME571-32G

Asustek




ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ThinkPad E540/Win8 奮闘記... | トップ | 歴史的映像: MS-DOS 6.2 か... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Nexus 7 (2013) 奮闘記」カテゴリの最新記事