[この記事は Doblog に 2006-04-05 22:56:37 付で載せていたものです]
会社のことをブログに書くのはご法度でしょうか.
昨年の夏頃には,知る人が読めばバレバレの,でも多少は匿名性を意識した記事を幾つか書きました.
最近は私的雑感ばかりで(それが良いのかどうかは別にして)会社のことを話題にすることが少なくなりました.
皆無に近くなったといえるでしょう.
さて,久しぶりに会社(の仲間)を題材に,一般論を書きます.
固有名詞は出さないつもりですので,本人と私(とわずかな人間)にしか分からない事柄だと思います.
で,内容はタイトルのとおり,気休めになるのだろうか,なってほしい・・・です.
会社に限らず,人が集まるところには序列が生じます.
人気歌手・グループのライブなら,警備員(序列は高いほう?)もいますし,主役の歌手・演奏者(トップクラスの序列)がいます.
ステージに近い観客は序列が比較的高位の集団だと言ってよいでしょう.
列に並んで,押されて,割り込まれて,そんな苦労の果てにステージが見えないほど遠くの席に着く人は,可哀想ですが,序列は低いといえましょう.
人だけではありません.
動物にも序列があります.
有名どころでは,ボス猿を頂点とするおサルさんの序列・階層です.
動物園での序列の決定には不思議な側面・要素があるようです.
これはライオンとかの猛獣でも同じらしいです(昆虫とか鳥類にも当てはまるのかは知りません・・・).
例えば,檻に先住者(動物です)が何頭・何匹かいます.
そこに新参者(動物)を入れます.
そうすると,新参者はたとえ身体が大きく・力が強くても,先住者に負けちゃうらしいのです.
動物の世界なので先住者が作ってきた文化や風土あるいはルールなどに馴染めなくて弱気になるのか,自分の臭いが無くて他人(動物)の臭いが充満しているから負けちゃうのか,それは不明ですが,後から檻に入れられた動物はともかくも弱い存在となるようです.
つまり,下位の序列に甘んじるわけです.
人間の世界では,特に会社という組織の中では明示的な序列があり,ましてや新参者であれば下位の序列に位置づけられるのは自然なことです・・・
役員待遇で(明示的な高位の序列で)新参者として入ってくる方などは別として・・・
序列があること自体は良くも悪くもないことでしょう.
組織や集団の存続に必要なものなのでしょう.
ただし,それは下位の人間が落ち込まなければ,という条件がつきます.
さて,ある人が職場に配属されたとお考え下さい.
新人としての配属ではなく,部署の異動だとお考え下さい.
その人は配属先/異動先の上司と比べて業務経験とか職場の知識が少ない(これは当然のこと),そして上司よりは年齢が下である人とします.
動物園ではありませんが,新参者は負けちゃいますよね.
いったん負ければ,上司にも年下のメンバにも(精神的に)負けるかも知れません.
だって,上司とメンバ(先住者たち)はそれまでの時間や経験を共有しており,そこに異文化(?)を持つ新参者が入り込めば,そりゃ負けちゃうでしょう.
そんな環境・状況でも,上司やメンバに恵まれれば,新参者は自分の力を徐々に発揮していくことでしょう.
恵まれなければ・・・
悩んで,落ち込んで,好ましくない方向に向かうことでしょう.
周りの人が先住者としての自分(ともかくも強みがある自分)を自覚して振る舞えば,新参者が状況を好転させる大きな要因になるはず,元気がでるはずです.
たくさんの強みを持っている上司には特にそれを自覚して頂きたいと思います.
人を,その能力を,生かすも殺すも環境次第.会社での最大の環境要因は人です.
人が人を生かす(あるいは殺す)のです.
特に上司という環境因子の影響は大きい(責任重大).
また,その人にも我慢をして頂きたいと思います.
環境を変えるのも人なのです.
古い言い方をすれば,雌伏の時間が必要です.
一朝一夕には,環境を変えることも,自分を変えることもできません.
負けずに意思と意識を持ち続けていれば,きっと変わる・変えられるはずだとオヤヂは信じています.
・・・言葉だけ,言うだけなら簡単なので,忸怩たる思いが残ります.
でも,気休めにでもなればいい・・・なってほしい.
会社のことをブログに書くのはご法度でしょうか.
昨年の夏頃には,知る人が読めばバレバレの,でも多少は匿名性を意識した記事を幾つか書きました.
最近は私的雑感ばかりで(それが良いのかどうかは別にして)会社のことを話題にすることが少なくなりました.
皆無に近くなったといえるでしょう.
さて,久しぶりに会社(の仲間)を題材に,一般論を書きます.
固有名詞は出さないつもりですので,本人と私(とわずかな人間)にしか分からない事柄だと思います.
で,内容はタイトルのとおり,気休めになるのだろうか,なってほしい・・・です.
会社に限らず,人が集まるところには序列が生じます.
人気歌手・グループのライブなら,警備員(序列は高いほう?)もいますし,主役の歌手・演奏者(トップクラスの序列)がいます.
ステージに近い観客は序列が比較的高位の集団だと言ってよいでしょう.
列に並んで,押されて,割り込まれて,そんな苦労の果てにステージが見えないほど遠くの席に着く人は,可哀想ですが,序列は低いといえましょう.
人だけではありません.
動物にも序列があります.
有名どころでは,ボス猿を頂点とするおサルさんの序列・階層です.
動物園での序列の決定には不思議な側面・要素があるようです.
これはライオンとかの猛獣でも同じらしいです(昆虫とか鳥類にも当てはまるのかは知りません・・・).
例えば,檻に先住者(動物です)が何頭・何匹かいます.
そこに新参者(動物)を入れます.
そうすると,新参者はたとえ身体が大きく・力が強くても,先住者に負けちゃうらしいのです.
動物の世界なので先住者が作ってきた文化や風土あるいはルールなどに馴染めなくて弱気になるのか,自分の臭いが無くて他人(動物)の臭いが充満しているから負けちゃうのか,それは不明ですが,後から檻に入れられた動物はともかくも弱い存在となるようです.
つまり,下位の序列に甘んじるわけです.
人間の世界では,特に会社という組織の中では明示的な序列があり,ましてや新参者であれば下位の序列に位置づけられるのは自然なことです・・・
役員待遇で(明示的な高位の序列で)新参者として入ってくる方などは別として・・・
序列があること自体は良くも悪くもないことでしょう.
組織や集団の存続に必要なものなのでしょう.
ただし,それは下位の人間が落ち込まなければ,という条件がつきます.
さて,ある人が職場に配属されたとお考え下さい.
新人としての配属ではなく,部署の異動だとお考え下さい.
その人は配属先/異動先の上司と比べて業務経験とか職場の知識が少ない(これは当然のこと),そして上司よりは年齢が下である人とします.
動物園ではありませんが,新参者は負けちゃいますよね.
いったん負ければ,上司にも年下のメンバにも(精神的に)負けるかも知れません.
だって,上司とメンバ(先住者たち)はそれまでの時間や経験を共有しており,そこに異文化(?)を持つ新参者が入り込めば,そりゃ負けちゃうでしょう.
そんな環境・状況でも,上司やメンバに恵まれれば,新参者は自分の力を徐々に発揮していくことでしょう.
恵まれなければ・・・
悩んで,落ち込んで,好ましくない方向に向かうことでしょう.
周りの人が先住者としての自分(ともかくも強みがある自分)を自覚して振る舞えば,新参者が状況を好転させる大きな要因になるはず,元気がでるはずです.
たくさんの強みを持っている上司には特にそれを自覚して頂きたいと思います.
人を,その能力を,生かすも殺すも環境次第.会社での最大の環境要因は人です.
人が人を生かす(あるいは殺す)のです.
特に上司という環境因子の影響は大きい(責任重大).
また,その人にも我慢をして頂きたいと思います.
環境を変えるのも人なのです.
古い言い方をすれば,雌伏の時間が必要です.
一朝一夕には,環境を変えることも,自分を変えることもできません.
負けずに意思と意識を持ち続けていれば,きっと変わる・変えられるはずだとオヤヂは信じています.
・・・言葉だけ,言うだけなら簡単なので,忸怩たる思いが残ります.
でも,気休めにでもなればいい・・・なってほしい.