北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

この国、人、報道はバランス感覚を失いつつあるのかな -1-

2013-12-18 00:01:01 | NOT Non-Political
酔って帰って開いた某紙・夕刊・社会面

ヘッドラインは、
 「『JKお散歩』少女補導」。

続く最初のセンテンスは、
 「『JKお散歩』をめぐり、警視庁は店で働く18歳未満の少女を補導の対象とすることを決めた。」

記事の末尾は
(少女は補導対象となっても)「店の経営者側を取り締まる法律や条例はないという。」で終わっていました。

# 上の()部はオヤヂによる補足。

# ちなみに「JK」とは「女子高生」の略。
  「JKお散歩」とは、客が女子高生とお散歩(デート)する商売。
  遊び・オシャレにお金がほしい女子高生のアルバイト(?)としても珍妙ですが、
  それにお金を支払う青年・中年も嘆かわしいと言わざるを得ません。
  でも、商売として成立しているのですから需要は確実にある・・・

これ以上に影響が大きく反対する人も多い法律が実に速やかに衆参両院で可決される一方で、
「JKお散歩」の経営者側を取り締まる法律や条例が速やかに作れないとは・・・
報道でも、法律・条令がないなら、作るように働きかけるべきじゃないでしょうか。

「特定秘密保護法」に反対している某紙なので(オヤヂはその論調に賛成している一人なので)、
JKお散歩についても「法律や条例はないという。」などと他人事のような立場をとってほしくありません。

事の重要性から言えば「特定秘密保護法」が、確かに重い。
かといって貴重な紙面を使う限りは、軽いはずの「JKお散歩」についても「意見」を述べてほしい。
(署名記事なのでなおさら第三者的・傍観者的な文章はウレシクありません)

どうもこの国、人、報道はバランス感覚(*1)を失いつつあるのも・・・

(*1)バランス感覚:
    たぶん誤解されると思うので、蛇足ですが・・・

    より重要な(はずの)「特定秘密保護法」に重点を置くのは当然で、
    より重要性の低い(軽いはずの)「JKお散歩」の記事なら、どうだっていいじゃない。
    それが普通のバランス感覚でしょ、と言われそうです。

    確かにそうなのですが、
    「JKお散歩」の記事については記者の「傍観者的」スタンスに文句を言い、
    その一方で、重ければそれなりに時間をかけてやるべきだろうという点から
    「特定秘密保護法」のあまりの成立の速さに文句を言っているつもりです。
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