足尾に緑を育てる会 オフィシャルブログ

 足尾の山に100万本の木を植えよう!
 あなたも一緒に植えませんか?

神山会長を偲ぶ

2011-12-22 10:37:02 | 日記
神山会長を偲ぶ会には、たくさんの方にお集まりいただき、
本当にありがとうございました。
また、励ましやお悔みのお手紙もたくさん届いております。
支えてくださるみなさまに心から感謝申し上げます。

神山会長は、
大きな情熱を持ち、そして何より行動する人でした。
事務所のデスクはいつも空で、会長宛の電話がくるといつも
「ちょっと山の方へ出掛けています」と返答していました。


先日、元足尾砂防出張所長の鶴巻氏が事務所を訪れてくださいました。
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「もう子供達の体験植樹する場所が無いんだよね~
 来年の春の植樹デーで植える場所が無いよ…どうするかなぁ」
神山会長には顔を見る度に言われ、
本当に最大級のプレッシャーを与えてくれましたよ。
だけど、その熱意と情熱に負けて、
絶対に不可能と思われていた大畑沢の上部斜面の山腹工に着手してしまいました。
現在も困難な急斜面の整備が続けられ、
春の植樹デーで毎年絶景が見られるのも、あの口癖が発端ですね。
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夢は大きく、行動は足元から

神山会長の好きだった言葉です。その言葉どおり、
春の植樹デーや体験植樹といった土台を作り、
一本一本着実に植え続けてきました。


私たちは、大きな存在を失い、悔しく、さみしいばかりですが、
そうしてばかりもいられません。

神山会長が亡くなったその日も、その次の日も、また次の日も、
足尾の山では体験植樹が行われていました。
確実に思いは受け継がれているのです。

神山会長が築いてくれた土台をしっかり踏みしめて、
これからも活動を続けていこうと思います。

1年に1万本植えて100年。100年かけて、
足の山に100万本の木を植えよう!

これからもどうぞご支援お願い申し上げます。


偲ぶ会には立松さんのご長男の心平さんも駆け付けてくださいました。
「100年続けます」
と、植樹活動への参加を約束してくれました。

神山会長、和平さんと一緒に見守っていてください。
本当にありがとうございました。

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