カフェのテラスに出してあるテーブルが雪に埋もれました。
新雪は、本当にすべてのものをやわらかく包み込んでしまいます。
こういう姿を本当に描けるようになれば、気持ちがシンとなるだろうなあと思います。
鳥取へ引っ越ししてから今日まで、まだ一日も雪の消えた日がありません。
今朝は朝から晴れていますが、まだ屋根の上は40センチ以上の雪が残っています。
しかしそのおかげで、絵の題材には事欠きません。
雪の白さを描く。
それが墨の絵になじむことに気がつきます。
雪景色は、白黒の世界です。
そしてそこに一点の色があれば、絵は絵になりそうです。
ロウバイの黄色。
椿の赤。
梅のつぼみ。
もし他の季節に移ってきていたら、この土地がどれだけ絵になると思えたかはあやしい。
そう思えるほど、この雪の季節が魅力的です。
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