・学名:Ajuga decumbens
・シソ科 キランソウ属。多年草。
・分布:本州、四国、九州。
茎の長さは約15cm。高さは3~5cmくらい。
地面だけでなく石垣やコンクリートの割れ目など、どうしたらこんな所に種子が入り込むんだろうかと思うようなところからも顔を覗かせ、這うように葉を広げていた。すごい生命力。
別名を「地獄の釜の蓋(じごくのかまのふた)」。
名前の由来は、春の彼岸の地獄の釜の蓋が開く頃に咲くから、とか。茎葉が地面を這うように広がっている様子が地面に蓋をするように見えることから、とか。万病の薬草になることから病人を助けて地獄に行くのを防いでくれるから、とか諸説あるみたい。
なんだか、某ゲームのモンスターかアイテムに出てきそうな名前のよう。
上唇は短く2裂し、下唇は3裂。
雄しべは4本、内2本が長く突き出る。
いろんな
角度から
撮って
見ました。
紫藍草の仲間
『紫藍草』と『錦衣』の見分け方は深裂した2枚の上唇。
花冠の上唇が短いものが『紫藍草』ということだけど、『錦衣』は実物を見てないので写真のものが長いのやら短いのやら判断しかねる。咲いている『紫藍草』と思われるものでも草丈の高いものもあって悩んでしまった。いろいろとサイト検索したところ『錦衣』は葉が丸みを帯びているようだったので、おそらくこれは『紫藍草』だろうと判断した次第なのであ~る。
淡い紫がとても綺麗ですね。まだ見たことないのですよ・・・いつか見る機会があればいいな。
西洋紫藍草も十二単に良く似ているのでは?と思います。この花、近いうちにアップしますね。
私も初めて見た花で、最近よく見かけます。
散策中などに、こうして名前を覚えた草花とふいに出会うととても嬉しいですね。
やはり似ていますね。
目立たないお花ですが、可愛いし逞しいし・・・大好きです。
相変わらず野の花を綺麗に撮られていますね~。
十二ひとえに似ているようで生え方が少し違うようですね。 紫藍草、初めて聞きます。
道端を歩く時にはよく観察しましょう。ashさんのお陰です。