2013年総括

■今年いちばん嬉しかったこと
　ベテラン編集者さんのアドバイスで、　物語のエンディングにひろがりを
　持たせることができたこと。


■今年いちばん悲しかったこと
　相手に迷惑がかかるので、　ここには書けない。


■今年良かった本
　『 無敵のハンディキャップ　障害者が「 プロレスラー 」 になった日 』　北島行徳著
　『 神を見た犬 』　ブッツァーディ著


■今年良かった漫画
　『 リバースエッジ　大川探偵社 』ひじかた憂峰・原作、　タナカ亜希夫・画


■今年良かった映画 （ ＤＶＤ ）
　『 風立ちぬ 』
　『 レインマン 』
　『 アウトサイダー 』

『 風立ちぬ 』 は、　文句なく宮崎監督の最高傑作。　『 レインマン 』 と
『 アウトサイダー 』 は昔観ているが、　あらためて名作だと思った。


■今年良かった番組
　『 ザ・プロフェッショナル　～宮崎駿引退スペシャル 』


■今年よく聴いた曲
　オスカー・ピーターソンの曲全般。


■今年いちばん努力したこと
　うんざりするほど原稿に向かいました（ベストを尽くしたので、　悔いはない）


■来年の自分に向けてひとこと
　喜び過ぎず、　悲しみ過ぎず、　フラットにいこう。


以上、　本年はこれでおしまいです。

今年もこのブログを読んでいただき、　どうもありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。
どうかよいお年を。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 朝丘

発売日の変更

11月になって、　エピローグに書き加えることがたくさんでてきました。

刊行期日を守ることは大事ですが、　面白いものを出版することのほうが
大切だと思うので、　本の発売日を一か月延ばすことにしました。

すでに11月末に責了し、　表紙も帯も完成し、　あとは担当編集者さんが
ゲラ （ 原稿 ） の最終チェックをして印刷所に送るだけです。

現在は推敲作業が終わり、　燃え尽きてしまった感がありますが、　販売
書店さんに送る手紙をせっせと書いています。

刊行は来月。　2014年の1月21日を予定しておりますので、　いましばらく
お持ちくださいませ。

どうぞよろしくお願いいたします。

表紙の装丁

前回、　今度出版する本の表紙の装画はフカヒレさんという売れっ子の絵師さん
に担当していただいたことをお伝えしましたが、　装丁は 「 オレンジ病棟 」 に
引き続いて江草英貴さんに引き受けていただきました。

装丁さんの仕事って、　カバーの色やタイトルの文字のデザインだけかと思って
いたけれど、　今回の表紙は、　だれが表紙の装画を描くか決まる前の段階で、
江草さんが、

「 こういう構図のイラストを絵師さんに描いてもらう 」

というアイデアを考えていました。

送られてきた江草さんのイメージ画には、　表紙のコンセプトも明確に示されて
いました。

帯の文字のデザインも、　さらに本を開いて一ページ目の 「 見開き 」 のページも、

「 おおっ！ 」

と唸ってしまうものに仕上がっています。

江草さんの感性のするどさに脱帽です。

お披露目されるのが、　とても愉しみです。