どうもご無沙汰しています。
朝丘大介です。
現在も、毎日このブログを見にきてくださることが多い
ということで、戸惑っています。
昔の顔馴染みがなつかしくて見にきてくださるなら
嬉しいのですが、かつて『copyright』©と書かなかったために
このブログは『著作権フリー』のブログとして某所に貼られ、
盗作されまくり、それが僕がこのブログのやる気をなくした
原因でした。
現在は、書く仕事をしていてクライアントさまのブログの記事を書く仕事をしているのですが、X(旧Twitter)をやっていない方は、アドレスがわからないので貼っておきます。
「CT Rain」で検索すると、出てくる『NEMOBLOG』というブログです。
(朝丘大介)という名が入った記事が、僕の記事です。
どうぞよろしくお願いいたします。
どうもこんにちは。朝丘大介です。
前回の記事投稿から三年が経ってしまいました。
実は自分のgoo IDとパスワードを忘れてしまい、ずっとお休みしていた
わけですが、ひょんなことから思いだし、いまだにブログを覗きにいらして
くださる方が大勢いることを知ったので、こうして説明の記事を書いて
おります。
要介護5の両親のダブル介護をして、看取ったあと、精神的にボロボロになり、
入院したりしていました。
そのあとは、「高次脳機能障害があるのにひとりで暮らせるか?」ということでグループホームに住んでいます。
2024年の1月からまた実家に戻り、ひとり暮らしを再開します。
変わったことと言えば、2022年の7月からからTwitterをはじめました。
「朝丘大介」で検索すると出てきます。
あなたも、是非!
それと企業様のホームページのミニコラムを書く仕事をはじめました。
これも、僕のTwitterから読むことができます。
今年は『オレンジ病棟』発売15周年ということで、1月31日に電子書籍版も
発売になります。
電子書籍版は、天国へ旅だった両親への感謝の気持ちを入れたほか、30か所
ほどアップデートしております。
またお会いしましょう。
Pat Benatar - Here's My Heart - Metropolis (Giorgio Moroder 1984) - Film Version
好きな人に
いつもこのブログを読んでいただき、どうもありがとうございます。
現在、進行性の病気の両親の介護で、物を書く余裕がまったくない毎日です。
しばらくの間、お休みさせていただきます。
また再開させていただくようなことがありましたら、
そのときは、どうぞよろしくお願いいたします。
朝丘拝
「 しない善より、 する偽善 」 だって。
偉そうなことを言って何もしない人よりも、 たとえ偽善の気持ちからでも、 行動する人の
ほうがマシってこと。
熊本の方々のためにできることはないか、 自分なりに考えてみたけれど、 ペットロスで
かなり参っているぼくには、 正直どうしたらよいか、 思い浮かばない。
現地の人々が欲しい物は、 自衛隊の人たちが運んでいるみたいだし、 現場にいない
ぼくが口を挟めることなどない。
だけど、 募金ぐらいはできるので、 とりあえず先日、 郵便局に、 心ばかりの義援金を
振り込んできました。
ゆうちょ銀行の口座番号をメモ帳に控えていったんだけれど、 窓口で言うと、
熊本の義援金の口座番号が印刷された振り込み用紙を渡されました。
たとえ僅かな金額でも、 気は心。
しない善より、 する偽善。
郵便局に行けば、 簡単に振り込み手続きができますよ?
このブログを読んでいるあなたも、 是非!
きのう、 ミルティが天国へと旅立ちました。
きのうは月に一度の通院日で、 病院から帰ってきたら、
暖かなお日さまの下、 庭で眠るように息をひきとっていました。
じつは二年前から心臓病やさまざまな病気を患い、 獣医さんからも
「 この子は長く生きられないな 」
と言われていました。
病気になって、 背中のところどころの毛が抜けたミルティを
見世物にしたくはなかったので、 この二年間、そのことは
ブログに書かず、 ミルティとの残された時間を穏やかに
過ごしてきました。
晩年のミルティは、 5歩あるくと苦しくなってしまう体だったのに、
最後までがんばって生きたと思います。
写真は、 生前、 最後に撮ったミルティです。
犬友にいただいたこの座布団に、 座っていることが大好きでした。
今までミルティを愛してくださった方々、
本当にありがとうございました。
今年の春、 北海道へ行ってきた。
2007年以来、 8年ぶりのことだ。
毎年、 お歳暮や年賀状、 たまに電話をくださっていた知人が末期がんだと
知らされ、 生きているうちに会っておかねばならないと思ったのだ。
この人は2007年に、 ぼくが膝の再手術のため、 旭川赤十字病院に再入院した
ときに同室患者だったかたで、 退院した日にはぼくを自宅に泊めてくださった。
元ヤクザだと聞かされていたが、 ぼくには優しいおじさんだった。
残念なことに、 ぼくが旭川へ行く前日に亡くなってしまった。
行くのは中止しようかとおもったが、 飛行機のチケットは買ってしまったし、
入院中に知り合った方々が、 ぼくが泊まる用意をしてくださっていたので、
行くことにした。
旭川空港に着くと、 ぼくを出迎えてくれた同室患者Fさんが
「 思ったより髪あるじゃん 」 と笑っていた。
Fさんはタクシーの運転手さんで、 2007年の入院のときにとなりのベッドだった
入院仲間だ。 ぼくより10歳ちょっと年上だが、 とても面倒見のいい人だ。
『 オレンジ病棟 』 の鶴本さんのモデルは、 このFさんと、 ゲラのやりとりを
していた担当編集者さんをミックスして作られた。
もうひとり、 となりのベッドだった入院仲間Mくんとも合流したのだが、 Mくん
は入院中、 ベッドの上でガンダムのプラモデルを作ったりしていた。
この人は『 オレンジ病棟 』 のミッチーのモデルとなった人で、 ジャンクフード
が大好き。 今回も、 レギュラーの3倍あるハンバーガーをみごと完食していた。
旭川では有名な工務店の社長の息子さんで、 一泊、一万四千円くらいする湯元
白銀 ( しろがね ) 温泉ホテルの宿泊券を、 タダで提供してくれた。 感謝。
Mくんとは食事をしたあと分かれ、 Fさんの運転で白銀へドライブ。
「 青い池 」 へ寄る。 Fさんの言によると、 温泉の硫黄と水が混ざったので、
池の水が青いらしい。 神秘的な池だった。
また、 野生の鹿 ( 上の写真 ) とも遭遇した。
その日の夜は、 Fさんと夕食をいただきながら、 デジカメの写真とFさんの
言葉を参考に、 その日に起こったことを回想し、 ウォークマンに録音して
いった。 ( この記事も、 録音記録と写真をもとに書いています )
翌日は、 2004年にぼくが車にひかれた現場、 富良野聖観音さまにお礼に
いったり、 有名なパワースポットである美瑛神社へいったり、 富良野チーズ
工房でチーズアイスを食べたりした。
それから、 2004年の入院中に知り合ったHさん宅へ送ってもらう。
(来年へつづく)
本年はこれでおしまいです。
今年もこのブログを読んでくださり、 どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
朝丘 大介
本日は、 今年面白かった映画の紹介を。
『 リベンジ・マッチ 』
『 ロッキー 』 のシルベスター・スタローンと 『 レイジングブル 』 のロバート・
デ・ニ―ロがリングで対決するボクシング映画だ。
TSUTAYAのパッケージには 「 コメディ映画 」 と書かれていたが、 どちらかと
いうと人間ドラマだ。
ストーリーは、 老いが迫ったライバルのボクサー、 レイザーとキッドが、 30年
越しのプライドをかけた戦いに挑むというもの。
スタローン演じるレイザーは 『 ロッキー・ザ・ファイナル 』 で試合を終えた、
その後のロッキー・バルボアを想わせる。 純粋でまっすぐなキャラクターだ。
これとは対照に、 下品でどうしようもないキッドを演じているのが、 デ・ニ―ロ。
ろくでなしなのだけれど、 どこか憎めない。
埼玉スーパーアリーナのような大会場で、 観客は超満員。
レイザー、 キッド共に肉体的な衰えは隠せない。 オーディエンスの嘲笑を覚悟の
上で、 試合にのぞむ。
ネタバレはしないが、 試合では実況解説者が叫ぶように 〝 こんなシーンは初めて
だ 〟 という感動があった。
こんな感動のさせかたもあったか、 というアイデアの勝利。
これは面白かった。
ラストの試合のシーンは、 くり返し何度も観てしまいました。
ただ、 BGMが軽いロックなので、 オーケストラの曲にしたほうが、 より感動
できたかも。
閑話休題。
先月、 プロレスラー天龍源一郎の引退興行で、 グレートカブキ(67歳)と
グレート小鹿(73歳)がタッグマッチで戦ったことが話題になった。
ふたりの年齢を合わせると、 140歳だ。
スタローンも、 70代、 80代のロッキーの生きざまを見せてほしい。
おすすめです。
↓をクリックすると、 映画の予告編が見られます。
『 リベンジ・マッチ 』予告編
二週間ほど前、 テレビをつけるとサンプラザ中野くんが出ていた。
( 本来なら 「 サンプラザ中野さん 」 と敬称で書くべきですが、 「 サンプラザ
中野くん 」 が芸名なので、 ここはそのまま 「 くん 」 で書きます )
中野くんは肉、 魚などを摂らず、 菜食主義を貫いていた。
骨年齢を計ると、 70才であることが明らかになった。
肉、 魚、 卵、 牛乳などを摂らないことが変調を来たす一因となっていたのだ。
このパートを見て、 とても腑に落ちた。
じつをいうと、 ぼくもこの四か月間、 節制していた。
一年前、 健康診断で体重を計ったら、 この十年で体重が十キロ増えていた
からだ。
もともと酒は飲まないが、 大好きなコーヒーも摂らず、 小腹がすけば、
日曜の特売デーにスーパーで箱買いしていた野菜ジュースをがぶ飲みして
いた。
肉も極力控え、 アメやチョコレートといった糖分も摂らなかった。
親が和菓子を買ってきても、 まったく手をつけなかった。
どうしても甘味が食べたいときは、 セブンイレブンで百円で売られている
カロリーゼロの寒天ゼリーで腹を満たしていた。
おかげで、 先週、 健康診断を受けたら、 体重が去年よりも七キロ減って
いた。
たぬきのように出てきたおなかを凹ませることにも成功したわけだが、 わが身を
省みるに、 独自のベジタリアン生活が、 心の健康や思考力を奪い、 ぼくを
うつ気味にしていたような気がする。
ちなみに二週間前から、 大好きなインスタントコーヒー ( 砂糖抜き ) も
一日に四杯飲み、 チョコレートも一日に一粒。 肉もそれなりに食べる生活に
もどしている。
節制も、 ほどほどが良いですね。
写真は、 北海道でチョコレートを製造・販売しているロイズのアドベント
カレンダー。
ぼくの本を点訳してくださったかたから贈られてきた。
エミタさん、 どうもありがとうございますm(_ _)m
12月1日からクリスマスイヴまでの毎日、 その日の日付の扉をあけて、 中に
入っているチョコレートが食べられるようになっている。
毎日、 一粒ずつチョコレートを味わうことで充実感を得ている。
ところが、 先日食べようとしたら、 その日の扉があけられ、 中に入って
いるチョコレートがすでになくなっていた。
老母が、 あたしが食べたよ イヒヒ、 とのこと。
くうぅ~、 やられた~ (> <)
Wikipediaの解説によると、 アドベントとは、(11月30日の「聖アンデレの日」
に最も近い日曜日からクリスマスイヴまでの四週間)のことだそうです。
先日、 丹下京子さんと小田佑二さんの共同個展 「 わたしの街の物語
名古屋と光が丘 」 を観にいった。
場所は、 東京の人形町ヴィジョンズ。
丹下京子さんは 「 29歳まで住んでいた名古屋のこと 」 を、 小田佑二さんは
「 僕の光が丘 」 をそれぞれテーマに描かれているが、 今回は丹下さんに
ズームイン(笑)
……このブログの読者で 「 ズームイン朝 」 を知っている人はどれぐらいるだろう
か(汗)
写真は撮れないので、 メモをとりながら絵を観ていった。
ピンクレディーの真似をして、 家族の前で熱唱する丹下さん。
授業中、 こっそりエロマンガを読んでいた学校の先生。
忘れられない朝の光景。
一日5千円でバイトをしていたときの光景。
美大の教室でデッサンに励む様子。
CMプランナーとして現場で仕事をしていたときの情景etc.etc.
共感でき、 親しみやすいモチーフを絵の題材に選ばれている。
まるで丹下さんのアルバムを見ているかのような心地だった。
一枚一枚の絵にドラマ性があるのは、 丹下さんのイラストがアナログテイスト
であるからかもしれない。
幼少の丹下さんが歌っている絵もあったが、 ギャラリーで200円で購入した
小冊子の解説によると、 これは丹下さんが幼稚園のときに、 地元テレビの
歌番組に出演されたときの光景だ。
アグネス・チャンの 「 草原の輝き 」 を歌いあげて、 みごと特別賞を受賞されて
いる。
個人的にもっとも気に入ったのは、 「 夜のかえり道 」 という絵。
だれもいない暗い夜道をひとりで帰る丹下さんが、 自分の心象風景と重なり、
とても共感できた。
時に温かみがあり、 時にシュールな題材の選びかたも、 丹下さんの人柄が
滲みでているようだった。
残念なことに今回は丹下さんにお会いできなかったが、 展示された絵は、
近日中に丹下さんのフェイスブックにもアップされる予定とのメールを
いただいた。
ぼくが失いかけている情熱を、 丹下さんはしっかりキープしていました。
ぼくも、 もう一度、 丹下さん側の人間にもどりたい。
観に行ってよかった。
↓をクリックすると、 丹下さんのHPが見られます。
Kyoko Tange illustration
このところ、ずっと具合がよくない。
思考力がない。
交通事故後もIQは保たれているので考えることはできたが、思考が停止したまま
でいる。
最低限のタスクだけはこなそうとするも、なかなかうまく行かない。
無気力
無感動
無表情
何に対しても興味が湧かない。
何をしていても楽しくない。
ていうか、何をする気も起きず、体がついていかない。
ただ、自分のこれまでの人生を省みるに、 もっともっと苦しんでいた時期はあった
はずだ。
こんなときは一歩引いて、時が過ぎるのを待つしかない。
ちなみにこの記事も、毎日二行ぐらいずつ、一週間以上かけて書きました。
記事のストックは30本ぐらいあるので、当面はそれらでつないでいくかも。
そうそう。
このブログのコメント欄にコメントをしようとしたけれど、書き込めなかった
というお手紙を二通いただきました。
原因はわからないのですが、自分ではコメントの拒否設定はしていないので、
書き込みできなかったとしても、どうかお気になさらないでください。
本日は『 アミューズメント・ホスピタル 』の第二話。 リハビリテーション科
(PT)について。
PTとは〝 フィジカル・セラピスト 〟の略。 一般に理学療法士と呼ばれて
います。
ベッド上で寝たきりの患者さんの体を動かし、 廃用症候群を防いだり、
リハビリ室で患者さんが平行棒内やさまざまな杖を使って歩行介助をしたり
します。
このエピソードは、 すべてのエピソードのなかで一番最初に思いついたもの
でした。
『 オレンジ病棟 』 の打ち合わせのなかで、 担当編集者さんにストーリーを
熱く語っている様子が、 いまも録音テープに残されています。
『 アミューズメント・ホスピタル 』 は 〈 長編としても読める短編集 〉 ですが、
短編集にはお決まりのお約束ごとがあると何かで読んだことがあります。
それは 〈 いちばん自信のある話を第二話に持ってくること 〉 です。
ぼく自身が元理学療法士でしたので、 この話を第二話に持ってきました。
( お気に入りのエピソードは 「 放射線科 」 と 「 歯科 」 ですが )
ストーリーは、 ひょろひょろで気の弱い入院患者のおじいちゃんが、 リハビリ室
で筋トレの特訓を行ない、 筋肉ムキムキの怪物になっていくというもの。
某読書サイトで 「 非科学的だ 」と批判されていましたが、 そもそも奇譚とは、
非科学的なものなので、 そこを批判するのはナンセンスだと個人的にはおもって
おります。
書いているときは、 実際に筋トレをしながら書きました。
この話は一年以上、 DL-Market様で無料で閲覧できるようにしてあったので、
1800人以上の人に読まれたのであすが、 そのあと筋トレとミステリーをかけ
あわせた本や、 類似のトピックを扱った本が何冊も出版され、 本が発売された
去年から、 テレビの企画で筋肉ムキムキのおじいちゃんがやたらと取り上げられ、
本を読んだ関係者がインスパイアされたのかなとおもいました。
お前の本なんて、 だれが読むかい!
そう突っこまれるかたもおられるでしょうが、 本というものは誰の手に渡るか分から
ないもので、 実際に出版してみると、 そのことを身を持って体験することになり
ます。
本を読まれた劇場関係者から、 八千円ぐらいする紀伊国屋ホールでの舞台公演の
チケットが送られてきたこともありますし、 ラジオ番組の司会をされているかたから、
「 がんばってね 」 というお手紙を人づてにいただいたこともありました。
ところで今年の三月、 佐賀県立図書館のHPの 「 高校生におすすめの本を紹介
します! 」 というコーナーで 『 アミューズメント・ホスピタル 』 が表紙のイラストと
共に紹介されていました。
以下、 佐賀県立図書館のHPの紹介文より。
深夜の音原大学附属病院では何かが起きる…
マッチョな老人患者、レントゲン写真に写りこむ神様、 お母さんのおなかの
中に20年間も引きこもる赤ちゃん など…
思わず手にとってしまう、かわいい表紙です。リズミカルなストーリーで、
さくっと読めます!
『 アミューズメント・ホスピタル 』 の購入はこちらから