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きもの綴り

麻の葉が愛する着物や日々感じたことを気ままにおしゃべり

キムチを買いに

2006年12月07日 | Weblog
大阪の鶴橋にキムチを買いにいきました。

鶴橋の改札をでると、すぐ市場に続いていて、小さなお店がぎっしり。

さて、まずは腹ごしらえ。
チジミと韓国のり巻きを買って、歩きながらお昼ご飯。
こういうの、ホントにおいしい~!!

キムチはいろんなのがあるのです。

水菜やおくら、キャベツ、ごまの葉、たんぽぽ・・スーパーなどではなかなお目にかかれません。
試食できるのですが、白いご飯もってくればよかった~、なんて・・。

変り種もおいしいのだけど、家族が食べないと困るので、オーソドックスな3種を買いました。


水菜、白菜、きゅうり。
水菜はしゃきしゃきしていて、とってもおいしい!

私のもう一つのお目当ては、ゆず茶。
ゆず茶というと、おちゃっぱを想像するかたもいらっしゃるかも知れませんが、
ゆずのジャム、マーマレードのようなものです。
スーパーで普通に買うと結構高いのです。


500gで500円。

寒い朝、目覚めに一杯、お湯でわったら体も温まっておいしいし、
トーストに塗ってもいいし、
ゆずのパウンドケーキにも挑戦してみたい。


2年前にもお友達に誘われて、鶴橋に。
その時は午後から出かけ、
夕食も食べてくる予定だったのでたので、夕食のおでんを作ってでましたら、
6時ごろ、帰宅した息子から電話。家が火事だ!!と。

目の前の焼肉とビールを放り投げて、腰砕け状態で帰ってきました。
おでんのおなべ、消したつもりの火がとろ火のままつきっぱなしでした。
大なべで、お汁もいっぱいで煮ていたので、出火はしていなかったのですが、
おでんは、おなべもろとも炭と化し、家の中は煙だらけで何にも見えない状態。

12時頃から8時間、よくぞ出火しなかった、と今思い出しても冷や汗ものの思い出つきです。
その後私は非常に落ち込んで、うつ病のようになりまして・・。毎日毎日2時間も3時間もすすだらけのピアノを磨いて暮らしておりました。
・・・皆様も火の元には充分にご注意下さいませ。

まあ、脱線・・。


で、今日は何にも作らず、鶴橋で買ったキムチ各種と炊きたてご飯、お味噌汁で夕食に。
あ、それと、牛乳。
にんにく臭を消してくれるんですって。


こんな夕食でも誰も文句は言いません。

日ごろの私の教育が効いておりますの。




クリスマスツリー

2006年12月06日 | Weblog
   

やっとだしました。


下の娘が小学校1年くらいだったでしょうか、東京に住んでいた時に、
もう、どこもここもとっくにクリスマスツリーが溢れているような、クリスマスはすぐ、と言うような寒い日の夕方、
このツリーを二人でユザワヤに買いに行きました。

寒くて暗くて、箱は重かったけど、早く飾りたくて、私も子供みたいにはしゃいで駅からの道を二人で歩きました。
娘は何にも覚えていなくて、私だけの懐かしい思い出です。

売り場にはオーナメントがいっぱいあって、娘があれもこれもと欲しがって、結局、お菓子に絞って買いました。

今年のテーマはお菓子にしよう、来年はリボン、その次は靴下ね、、とかなんとか、娘に言って聞かせましたが、
次の年も、次の次の年も、そのまた次の次の次の年も・・・と、
ずーっと、「今年のテーマはお菓子」のまま。

娘もこれまた何にも覚えていないようで、責められることもなく、10年。
歳月矢の如し、私も年をとるはず・・。


美味しそうでしょう。
主人も本物と間違えたくらいです。

 玄関周り

 
おじいちゃんが3年位前に送ってくれた、光るポインセチア。
幻想的で下の娘はお気に入り。
トイレのドア横に飾ったら、きれい~・・と、トイレの前でたたずんでおりました。

意味もなく、ツリーを飾って、ケーキを食べて、プレゼントするだけだけど、
子供達の思い出になればそれで充分。




2006年11月20日 | Weblog


京都に住むお友達にいただきました。
干支のハンカチ。




一つ一つの地紙がカレンダーになっています。



 

これは少し前にいただいた巾着。反対側は大好きな麻の葉もよう。
そのとおりの色がでています。何ともいい色でしょう。





東京から神戸に引っ越して来た時、最初にびっくりしたのが、ごみ置き場のはりがみ。
「いのししがごみを荒らすのでごみは当日に」
い、い、いのししって!!
東京ではごみを荒らすのはカラスに決まっていました。
しかもここは駅から5分の街中、なんでいのしし!?

でもそれから何ヶ月か後、うちのマンションのごみ置き場の横のちっちゃな植え込みで、横になっているいのちゃんと初遭遇。
いのししってね、思ったよりも顔が長くて目が小さくて可愛かったの。
ワンコに餌をあげるように、思わず手をさしのべたくなったくらい。
けれども、やはり野生の生き物。その後、何度か遭遇したいのしし達はやはり怖かった。
バイクほど大きいのもいたし、
瓜坊達を引き連れて、45Lのゴミ袋を引きずり回しながらかけていくお母さんいのししもいたし、
人が襲われて怪我をしたというニュースも聞きました。
野生は野生、人間の勝手な思い込みでいらぬ接触をもってはいけません。
それが人と自然が共存する一つの条件。


ところで、猪突猛進といいますが、いのししがまっすぐにしか走れないというのはウソなのです。
私の目の前を、結構なスピードでかけてきて、曲がり角を減速もせずきれいに直角に方向転換をし疾走していきました。
迫力満点の美しい走りに思わずうなりましたが、追いかけられたら逃げようがないです、ホント。


さて、来年は年女、このハンカチ、額に入れて玄関にでも飾ろうかな。
そうすれば落とす心配もないし。






よまわり先生を見て

2006年11月04日 | Weblog





昨夜(正確には今日)夜回り先生こと水谷先生の番組をやっていました。
浪人生の息子と夜中3時までなきながらみました。
重い番組でした。
おかげで今日も一日顔がはれてしまってます。
着物に関係ありませんが、ちょっとだけ、読んでください。




虐待やいじめ、貧困から、シンナーやドラッグにはしり、リストカットをくりかえす子供たち。そんな苦しみにもがいている子供がこの世には何とたくさんいるのでしょう。

水谷先生が、そういう子供たちによく言うことは、人に優しさを配りなさい、と言う言葉。
自分が愛に飢えて苦しみもがいている子供には、一見酷な助言のようにも思える。けれども、人に喜ばれる、人にありがとうと言われる、それが、人の生きている意味であり、生きる元気のもとだ、と先生は言われます。
先生自身も、子供が立ち直って、先生ありがとう、と元気な声を聞かせてくれるから自分の病気に負けずに生きていられると。
今は恵まれた時代。戦争で命を脅かされることも無く、情報も物もあふれ、人生の選択肢も多い。言ってみれば自分のために好きなように生きることができる時代。けれども本当の生きる喜びはそこには無いのかもしれません。
自分のことで悩んだりゆきずまったりしたとき、誰かのために、誰かに喜んでもらえたら、状況は何も変わっていないのに、すっと気持ちが晴れ、前向きになれた、という経験はきっと誰でも経験しているのではないでしょうか。苦しいときにこそ人に優しく、つらくてもそれをやってみる、それが生きることの根っこのような気がします。

また、水谷先生は、自分は22人の子供を殺した、といいます。
自分のところに助けを求めにきたのに、ずっとフォローしてきたのに、立ち直らせることが出来ずに、最終的には自ら命を絶ってしまった子が22人もいると。
インタビュアーが、それは先生の責任ではない、と、ジャーナリストらしからぬ単純な発想で返していましたが、先生は、自分が殺した、というその言葉の重みを、私達大人全員にしっかり受け止めるように訴えてられるように思います。
自分が、学校の先生が、親が、あなたが、この番組を見ているみんなが、子供を殺しているのだと言われているように思えてなりません。


せめて出来る範囲で、せめて自分の子供には、あなたのことを大好きな、あなたに生きていてほしいと願う父や母がいることを、伝えていよう。そして、自分のことも、人のことも決して傷つけてはいけない、ということも。




贅沢な一日

2006年11月01日 | Weblog
     
ベランダのお花。名前はなんだったっけ。ぼんぼりみたいで可愛いです。



久々に何の予定もなく、家族が出払った後、ベッドに直行、さっきまでぬくぬくしていました。
基本的に怠け者、何にもしないで過ごす時間は大好き。
ある小説で、「怠惰は最高の贅沢」と言う言葉を見てから、こんな風に過ごした後に後悔することをやめました。

CDかけて、コーヒー入れて、今日はのんびりしよう。



けれど現実はキビシイ。

小さい子供がいるわけでもないのに、起きっぱなしの部屋はなぜこんなに汚い。
乱れた朝刊、毎朝ファッションショーをする子供がぬぎちらかした服の数々、背もたれにかかったままのバスタオル、一杯になったくずかご、流しにほったままの朝の食器、洗濯物・・。

さわやかな秋晴れの昼下がり、正直言ってこんなスタートは贅沢感とは程遠い。
散らかり放題のリビングで、しないと決めたはずの後悔を1パーセントだけして、
やっぱり時々、誰にも秘密でこんな一日過ごしています。