
次女好みの帯結び。モデルは百貨店のレジのお姉さん。
用があって百貨店の催事場によったら、浴衣関係のセールをやっていました。
呉服売り場をのぞく気になったのも何ヶ月ぶり。
先日のお祭りで次女の下駄の鼻緒が粉砕(?一体どこをどんな歩き方したの!?)、裏にゴムをはっているので鼻緒の交換もできません。
目にとまったのがワゴンセールの下駄。3000円にしてはなかなかいい感じ。
早速レジに直行したところ、レジのお姉さんの帯結びがとても華やかでかわいく、(皆さん浴衣姿なの)
ずうずうしくも結び方を聞き出し、おまけに写真まで撮らせてもらっちゃいました。
リボン返しを2回くり返すとわになった羽が4枚と、たれの羽が2枚。
飾り帯もまったく同様に結び、計8枚の羽をつくり、一つ一つを開く。
意外と簡単そう。
さっそく今度のお祭りに結んであげましょう。
先日の帯結び、なぜか娘は喜んでくれたけど、後ろから見たら全然ぱっとしなかったのです。
さてさて、買った下駄はこちら。

ちょっと大人っぽいこの下駄の可愛さ、娘はわかるだろうか。
気にいらなければ私のもの、む、ふ、ふ、と半分期待している私。

30年前私が着た振袖
しみやらほつれやら。。。。
そろそろ娘の成人式の準備もあり、私の振袖をだしてみたら、
あらら。。
一番いいところの上前の正面に汚れと、銀糸の刺繍がほつれている。
クリーニングのタグはついているからお手入れはしてるようだけど、取れきれてなかったよう。
久々に花うさぎの先生に見てもらいに行きました。
ちょっと変わった、でも上品な柄。
なんでもイマドキの次女にはこの振袖、あまり似合ってません。
2年ほど前に、次女のイメージにぴったり!とネットで衝動買いした安物(ホントに死ぬほど安いっ!!本人には絶対値段いえません。一応正絹)のほうがはるかに良く似合っているのだけど、
おじいちゃんは(←私の父)、娘(←私)に作った振袖を孫(←次女)にもきてもらいたかろう、と、次女もその気持ちをくんだ様子。もっともモノはずっとよいのだから。
さて、きれいになるかな。

着物の時間 vol・1
クロワッサンに連載されている「着物の時間」というコーナーだけを編集した特集本、vol・2が5年ぶりにでました。
クロワッサンは好きな雑誌ではあるけど、興味のある記事の時にたまに買うくらい。
なのでこの日をずーーっと待ち続けていたのですが、
やっと昨日買いました。
長らく着ていない私はすっかり着物が恋しくなりました。
さて、上は2003年に発行されたvol・1。
ここに納められている81人の着物姿のなかでも、故高田喜佐さんはもっとも鮮明に記憶に残る人。
その頃は何をされている方かということも知らなかったけど、
お母様から譲り受けたという、はっとするような紫の紬に、キュートな笑顔は強烈に印象に残っている。
そして、着物のときはおさげ髪に下駄、と決めている、というコメントも忘れられない。
2,3年前に訃報で名前を聞いた時、
すぐに、あ、着物の時間の紫の紬の人だ、と分かるほど、その名前もしっかり記憶に残っていました。
輝く着物姿からは信じられない訃報でした。

vol・1の高田喜佐さん
ほかにも、本田美奈子さんや岸田今日子さんなど、故人となられた方の着物姿はいろんなことを思わせます。
vol・1を目にしたときは、まだ着物に目覚める前だったのになぜか買っています。
やっぱりいつか着物にはまる運命だったのでしょうね~。

扇子の江戸小紋と、塩瀬の万寿菊の帯。
気がつけば11月、そろそろ肌寒いこの頃なのに、冬支度ができていません。
羽織は、夏の衣替えの時に実家の和ダンスに片付けたまま、まだ入れ替えをしていないのです。
さすがに帯付けではいかんでしょ、と、パシュミナを羽織ってでかけました。
帯はこのところ出ずっぱりの塩瀬の銀の刺繍帯。
菊なので今のうちに。
今日は帯揚げ帯締めを、着物の八掛に合わせてみました。
それなりに秋らしく。のつもりです。

リサイクルで買ったウールの紅型風。
裾にポリとおぼしき八掛と袖口にも同じ裏が。
裾裁きもよく、袖口もちくちくしません。
ウールらしくない柄なので、一見普通の袷の小紋にみえるでしょうか。
先日の黒い刺繍半襟を付け替えるのが面倒で、こんなふうに。
ちょっとガラガラしすぎ。色も赤やら青やら黒やら黄色やら・・・。
くどすぎました。
帯留めは、あいもかわらず昔のイヤリング。
いいかげんにせい、ですが、帯の柄にあまりにぴったりで。

初めて着物を習った時の先生が、
ウールは外出着ではありません、出かけてもコンビにまで、とおっしゃいまして、
素直に信じていました。
でも、ウールが好きです。
気軽に着れる、普通な気分で着れるところが気負わなくていいな、と思います。
改まった場所には着ませんが、ときどき、わざわざウールで出かけたい気分になります。
と、思ってはいるのですが・・・
今日ご一緒だったお二人は、
一人は大島紬、もう一人は光沢のある無地っぽい渋い紬。
お二人ともきちんとした着物。
ご一緒のかたとのバランスも大事、と、
ちょっと遊びすぎた感ありの本日でした。

先々週着そびれた母の白大島。
やっぱりどうしても袖をとおしたくて。
本日きました。
しゃきしゃきした感触が気持ちいい。。。。
体型が同じというわけではないのに、なんだか着易いわぁ。
帯はリサイクルで買ったもの。
塩瀬にしては珍しい刺繍です。
胴の柄が片方にしかありません。
いつもと反対巻きにしないと出ないので、ちょっと苦労しました。