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きもの綴り

麻の葉が愛する着物や日々感じたことを気ままにおしゃべり

なぜか記念に買っちゃいました

2007年03月01日 | 着物



実は少し前、子供の受験にくっついて北海道に行っておりました。

わが子が悪戦苦闘している間、お気楽な私は百貨店の呉服売り場に。
なにもこんな時にこの北の大地で、と我ながらあきれるのですが、どこに行っても暇があれば着物のことしか思い浮かびません。

ちょうどワゴンセールで博多織りの半幅が5000円で出ていて、
この子に一目ぼれ。

あまり見ない色柄で合わせにくそうだな、と思いましたが、なんせ一目ぼれしてしまったらもう制御不能。

受験記念に、と(何でやネン!!つっこんで下さい)買ってしまいました。


だけど、何とか合うかしら、と思っていた着物ともいまいちで。

次はこの半幅にあう着物をゲットしなくては。。。
なにかと物入りなのに、よなよなオークションをさまよっています。



おまけの北海道フォト

雪がたくさん積もっていました。でもおもったほど寒くはなかったです。



市場のかにやさんで憧れの海鮮丼を。満足です~!


かにさんがいっぱい。

 
昨年11月に出来た札幌JRタワーの38階の展望台から。
整然とした町並みの彼方に、雪をいただいた山々や石狩湾まで見えます。






他装のお稽古第7回 振袖3

2007年02月23日 | 着物



飾り結びその2  胡蝶結び

飾り結びは何をどうしてもかわいい~!
背中に奥行きのあるボリュームを持たせるので、背もたれにもたれかけることが出来ないのが難点ですが、
背中に厚みのある飾り結びはどの角度からみても可憐で可愛いです。


今日はモデルでした。
完成の姿を鏡に映ったわが姿を見てあまりの可愛さに(もちろん首から下)
思わず、「先生、どうしてミセスは振袖着てはいけないの~!?」と恐ろしいことを口走ってしまいました。

先生いわく「カラオケ大会ででもどうぞ」ですって。。。。
なるほど。。。




他装のお稽古第6回 振袖2

2007年02月17日 | 着物


先週と同じ飾り結びを再び。
薄色の振袖はボディちゃん。別に隠すお顔はないんですが


もう一人の生徒さんが、最後の手先の処理変え、オリジナルを考案。
大人っぽい感じでいいです。

他のお二人の生徒さんは優秀で、手早くきれいに着付けます。
私は、といえば、、、。ほんとにどんくさくってイヤになっちゃう。

裾合わせがうまくいかず何回もやり直すので、そこでとっても時間がかかります。

今日も汗かいて、ため息まじりで、大変でした。
お家でもだいぶお稽古しなくっちゃ。。。



飾り結びには実は3重ゴム紐という秘密兵器を使っています。
飾りの羽は全て背中にわたっているゴムに通して固定します。


羽のひだを作る時にはこんなゴムも。

輪ゴムだと帯を輪の中にくぐらすのが大変。
これだと1,2回巻きつけてわをボタンにひかっけるだけなので、
分厚い生地でもOKだし、端から長さのある位置にでもとめることができます。

右端のは、髪を縛る飾りゴムで、美味しそうな飴玉がついていますが、こういうコロンとした玉状のものよりボタンのような平面のもののほうがおさまりがいいです。
見えそうなところにはパールなどでできたあえて大き目の飾りボタンを使ってもいいですね。

きれいな着物や帯を見て触って囲まれていると華やかな気分になってとっても気持ちいいです。

劣等生ですが、お稽古は楽しい!!






今日のお銀ちゃん・・・振袖

2007年02月14日 | 着物
  

長女の振袖を着せてみました。

重くて裾合わせが難しいです。なかなか裾すぼまりになりません。
帯位置も高すぎ!?



メインの羽が大きすぎたかな。なんかバランスがおかしいです。


しぶ~~いでしょう。
もっと派手なのにすればよかった、とちょっぴり後悔している、3年前に長女の成人式のために買った振袖です。
(帯締め帯揚げ伊達締めはとりあえずのあり合わせ)



柄はボタン、菊、桜のお花と、疋田模様の松竹梅が市松に組み込まれていて、
古風な柄が可愛くデザインされているところが好きなんですけどねぇ。。。



 

成人式の時の写真です。
このときは私の嫁入り道具のなかの帯締め帯揚げを適当に持っていって着付けてもらいました。
なんだか演歌歌手のようです。
小物の合わせ方でもっと華やかになるのでは、と思うのですが。
どんなふうにしたら若い娘らしいコーディネートになるかしら。

伊達衿が要ることを知らなくて、美容院から伊達衿が入っていないという電話をもらったのが前日の夜。もうどうしようもなく、襟元が・・・。
伊達衿もつけて、もう一度、今度は私が着付けてやりたいと思っています。




今日の着物  白大島と赤の羽織

2007年02月13日 | 着物

白い大島にポリの半幅、赤に黒格子の羽織


着ちゃいました、先日お銀ちゃんに着せた赤いアンサンブルの羽織。



お友達には、アンサンブルでも着れるわよ、今度是非!なんて言われて、
豚もおだてりゃ木に登る・・・?ちょっと検討したりして。



この大島、結婚の時にもたせてもらったものです。
白いので春夏向きと思っていましたが、よく見てみると、椿です。

今まで気がつかなかったって、、いったい私のお目目はどうなっているのでしょう。

周りの小さい白いお花は何なのかな?
秋のお花なら、季節を問わず着ることができるのにね・・。

ところで、寒椿、というのもありますが、着物では椿柄の季節はいつなのでしょう。年が明けてから梅の前まで?


先日のポリの半幅帯の裏側で。
時間がなくてまた半幅にはしってシマッタ・・。
半襟は帯に合わせてベージュで。・・・って、
先週着たときのまま半襟変えるのが面倒だったので、半襟にあわせて着物を選んだんです、実は。。。
なんとなく春っぽいですが、今日は暖かかったからちょうど良し。







着付けのお稽古第5回  振袖1

2007年02月09日 | 着物
  

きょうからいよいよ振袖です。
まず先生が説明をしながらボディちゃんに着せて、
その後、生徒3人がかりででああでもない、こうでもないと、ボディちゃんに着せました。

着物は生徒さんの一人がお稽古用に百貨店の古着市で買ったもの。
素敵でしょう。
貸衣装の払い下げで、汚れもなく、柄も素晴らしいし、ずしりと重い生地がいかにもモノがよさそうで。
振袖と襦袢の2点セットで26000円。
実はこれを買う時ご一緒していて、もし彼女が買わなければ私がほしいな、と思ったくらい。
お稽古ように、なんてもったいない!、充分に着れます。
お稽古用に26000円の投資って、、なんて太っ腹なカノジョ・・。

でも、オークションでも振袖みていますが、振袖っていうだけで高いですね~。。。


  


  

それぞれ左が先生が着せたお手本。
右が生徒3にんで着せたもの。
似ているようで実は全然違う。

帯揚げ帯締めは先生が持ってきてくださいました。
帯揚げは真ん中から半分が赤、半分が緑の総絞り。とってもカワイイ!
帯締めは今はほとんど丸組で、この写真のように正面に飾りがついているものも多いそうです。
帯の前の柄の出方で帯締めの飾り結びの位置も変えるそうですが、写真を撮る時は左から撮るので普通は左に飾りをもってくるのだそうです。

ふむふむ、さすがプロ、美しく見えるようにそんなことまで計算しているのですね~。



ヤッパリ振袖っていいですね~。
飾り結びも豪華でかわいいし~。。。
汗かいて必死にやって、仕上がりも下手くそだけど、着せているだけで気持ちが華やいで楽しいです。

それにしても日本文化はスゴイのです!
折り紙もそうですが、ただの長方形の平面でこんな複雑な形がつくれるなんて、着物文化は世界に誇れるのだ!!・・と感動のお稽古デシタ。


バーチャル振袖コレクター??

2007年02月07日 | 着物
 
素敵ですね~~!(私のものではありません)


他装のお稽古を始めてから、お稽古用の安い留袖、袋帯をネットで探してるうちにオークションにとりつかれてしまいました。
きれいな着物や帯を、好きな時に誰に気を使うこともなくただで見ることができるからです。
留袖の次は振袖と飾り結びに入るので、なんとなく振袖を見ているうちに、今度は振袖のとりこに・・。

振袖ってなんて豪華でうつくしいんでしょうか・・。

自分が着るのはシンプルなものに憧れますが、振袖は華やかなものがいいな、と思います。
現代のものにも素敵なものもありますが、特にアンティークの振袖にはため息がでます。
紅型のもいいですね。


3年前長女の成人式に揃えた時は、まだ着物を習う前で着物のことは何も知りませんでした。
意識的に振袖を見て目を慣らしていたわけでもありませんでした。
それなのに、店先に飾られているのを一目ぼれして買ってしまったのです。
私にとっては究極の衝動買いです。

30年近く前に私が着た振袖もなかなか素敵なんですが、
白地だし、妹との共有物でもあり、姪っ子も着る予定だし、
そそっかしいうちの長女に着せるのに不安を感じていた矢先、
出会ってしまったのです、渋い紺地に市松とお花が控えめに散らされたしぶ~~い振袖に・・。
ピンクや赤は絶対イヤ!といっていた長女も気に入ってはくれたのですが、
今見ると、ちょっと華やかさに欠けているように思います。
振袖らしい豪華さや重みもなく、写真を見るとなんだか演歌歌手のようで。
若い娘らしい、派手やかな色柄のほうがよかったかな・・と。

その反省、というか反動というか、とにかく今は華やかではっきりした色柄の振袖にとっても惹かれます。

もう振袖を買うことはないのですが、オークションの振袖のページを見ては、気に入ったものをお気に入りにブックマークして、眺めては嬉しがっています。
バーチャル振袖コレクターとでもいいましょうか。。
お金も使わず、場所もとらない、私にはぴったりのコレクションです。

   
     
トップの青地とこの3点は古いもの。紅絹の胴裏がついています。
昔の振袖には紋がはいっていたのですね。

      


勝手に写真のせてよかったのかな、ダメ出しあればいつでも削除します。
今のうちにお楽しみ下さい。


今日の着物・・ポリの辻が花調にポリのベージュ半幅

2007年02月06日 | 着物
  

辻が花調ポリにポリの半幅

この着物、どうも右の脇の前身ごろの収まりが悪く、振りもいっぱい出てきてしまい、
着方がおかしいのか、体がゆがんでいるのか、と思っていたら、
右前の袖付けが左の袖付けと比べると5センチも短くなっていました。
以前着たとき背中のしわをとろうと引っ張ったら、引っ張る場所を間違えてビリリとやってしまい(ミシン縫いというのになんというばか力!!)、
自分で適当にかがったのが、本来の袖付けに5センチも足りないところまでしかかがっていなかったのです。



かがるのは大変で、たった2,3センチをかがるのに、すごい時間をかけて、丁寧に丁寧に補修したはずだったのに、なんでこんなことに・・!!
ワカランチンな性格丸出しです。
またまたやり直さねば・・。



羽が大きすぎたかな・・。

半幅は大好きですが、文庫は子供っぽいように思いあまりしていなかったのですが、最近ちょっと見直しました。
和裁教室に着物でこられるかなり年配のかたが、先日文庫結びでいらしてまして、とっても素敵だったんです。
で、真似して今日は久しぶりに文庫で。
ちゃっちゃと結べるし、羽織きたら程よく膨らんで、なかなかよいです。
ポリの半幅は緩みやすいけど、柔らかくて結びやすいし、汚しても平気なのでとっても重宝です。
それにお安いし・・・。←これが一番!!



今日のお銀ちゃん

2007年02月01日 | 着物

嫁入り道具まっかっかシリーズ。極めつけの赤のアンサンブルです。


相変わらずへたくそな着付けでごめんね~。
お銀ちゃん本当にウェスト細いんだわねぇ。自分が補正いらずなもので、ついつい控えめな補正になってしまいます。

色は激しくまっかっかに見えますが、本当はもう少し渋めの色です。



赤地に黒の細かい格子。
ピンボケでわかりにくいですが、光沢があって、さらっとしていて、大島のように思えるのですが、大島にはこういう色はないですよね。

帯はつぎはぎの八寸帯。



このアンサンブル、実物はもうちょっと落ち着いた渋めの色なんです。
お対子ではさすがにちょっと・・ですが、羽織だけでも着てみようかな、とひそかに画策中。

ぎょえ~っって!!??

でもね、本とに実物はもう少し渋いんです。まあ、ほんのちょっとだけですけど・・。



着付けのお稽古 第3回 留袖1

2007年01月27日 | 着物


他装のお稽古。
1回目2回目は小紋をして、3回目の今日から留袖です。
生徒は3人なので、二人は相モデル、一人はボディ相手に着せます。
今日はモデルをしてから着せました。
紐の締め具合とか、着せる人の位置や動き方など、モデルをしてみて気づくことも結構あり、モデルをするのもなかなか勉強になります。
それに、ただ立っているだけで着せてもらうのってなんか気持ちいいのです。
他装を習いに行ってるのにモデルするのが好きって、どうなのよ?って。

家でお銀ちゃんに着せてみました。
帯締め帯揚げはありあわせ、帯板入れるの忘れました。
まだウエストの補正が足りないようです。
今度の先生はすごく帯位置が高いです。
上前もかなり上げて裾すぼまりにする着せ方です。
振袖だとかわいいな、と思いますが、それ以外では私はあまり好きではないので、普段どおりにきせてみました。今の先生だと絶対NGですね。
でもホテルの結婚式に出たとき、ホテルで着付けてもらった人達は、やはり帯位置が高く上前をぐっとあげる着付けでした。
そういうもんなのでしょうか。





お稽古用にオークションで留袖と袋帯を買いました。
留袖は2500円、きっと汚れてはいるのでしょうけど、黒いのでまったく分かりません。
安い割には着ると意外と着映えして、今日も着せてもらったら、なんかこのまま結婚式にでれそう、と思うくらい。
ただ比翼がポリのようで、かる~~いんです。嫁入りのときにもたせてもらったのと比べると、本当に軽い!だからあまり練習にはならないかもしれません。
それでも、下前はあげてもあげても落ちてくるし、下前のおはしょりもおりあげても落ちてきて、おはしょりがぼこぼこになってます。

帯は1000円。振袖用かな。
写真より使用感がありちょっと臭いけど練習には充分です。


先生は結婚式場で着付けのお仕事もされているそうで、
体型のさまざま、持ってくる着物のサイズや生地もさまざま、
その上に、比翼の着いていない留袖を持ってくる人、
別仕立ての比翼を長襦袢と間違えて、長襦袢を持ってこない人、など、限られた時間の中で、臨機応変に対応しなければならないことがたくさんあるそうです。
そとめには式場で着付け、なんて優雅なお仕事のように思えますが、聞いているだけで疲れました。
私はせめて娘に振袖を着せられるようになりたい、と思っています。