今日から始まりました
日本語指導
教育委員会から上限として年間52回までされているのでだいたい週1回の授業になります
やっと指導曜日が確定して木曜日に決まりました


会ったことないし先生方から伺う情報も曖昧やからレディネス分析なんかもしようがないし初回授業どうしようかな考えてました
初回なんでテーマは''お互いを知る''
自己紹介に絞って教案考えてました
自己紹介をテーマに4技能を使わせるにはどんなタスクができるか。
生活言語は、まずできてるみたいなので読み書きに重点を置きたい。
ただ自分のことを話すだけはおもしろくないし、自ら自分のことを話すのは恥ずかしがる場合がある。と考えなんとかゲーム
っぽくしたかったんですねー。
で、最初トランプにしようかと思ったの。
質問事項(例えば:何歳ですか?とか)を書いたカードを何枚も用意して、カードをひいて相手に聞く。ってタスク。
このメリットは学習者同士のインターアクションがあること。この場合ワタシとボーイの。質問して答えるという自然な会話になる。
でもデメリット・・・っていうかルールが思いつかんかっただけやけど

勝ち負け、ルールを考えないとおもしろいタスクになれへん。
で、ババ抜きみたいにしようかなとおもったんやけど二人やったらおもんないねん
次に考えたのが、神経衰弱バージョン
質問も書いたカードを二組ずつ用意して並べて、二枚引く。
引いたカードの質問を読んで答えていく。同じ質問のカードを引いて多く取ったほうが勝ち。
これのメリット・・・ゲーム性があり勝ち負けがある。
デメリットはさっきの逆でインターアクションがない。自分で読んで自分で答えることになる。何度も相手に読ませて自分が答えるにはどうしたらいいんか考えたんやけど、いい案出てこんかったんよー
こういう時、実践演習科やったら皆の案聞けるのになぁ・・・
結局は子どもやしゲーム感覚のほうがおもしろくなるやろうと神経衰弱バージョンに決めて質問考えてカード作って学校へ向かいました
初顔合わせのワタシとボーイ

ワタシが指導教室の行くと担任の先生とボーイがいました。
印象はハーフの子ですが何ら日本人と変わらない容姿です
先生に「じゃあ先生もう行くからちゃんと勉強するんやで!始めてやからちゃんと自己紹介して、一年間お世話になるんやからな!」
と言われるボーイ。
「は、はい・・・
!」と若干そわそわしてるように見えたが先生が出て行って二人になったけどぜーんぜん人見知りする子じゃなかった


まず、「名前は?」と聞くと
「ボーイ
」と言い
「漢字で書ける?」と黒板に書かせた。
「おっきく書きやー!」と言うと
「おっきくー??」といいながらも筆順めちゃめちゃすごく元気いっぱいな字で書いてた(笑)
「先生の名前は?」と言われたのでワタシも
「この漢字わかる?」といいながらおっきくananasと書いた。
「ちょっと(漢字)多すぎるんちゃうー?何て呼んだらええん?」
と言ってたな。
それから神経衰弱ゲーム~自己紹介version~を開始
いやぁ~、楽しかった
ボーイはかなりはしゃいでたわ

わざと振り仮名ふってない漢字とかあったから途中わからへん字や言葉は説明しつつもかなり燃えてた
自分で言うのもなんですが、feelingはばっちり
やと思います
神経衰弱って相手は覚えてるけど自分はこのカードやったかあっちのカードか曖昧な場合ありますよね?そこで自分が外れたら相手にカード奪われるってやつ
そういう時は心理作戦
自分がこっちかなぁーって迷ってる時は相手の目を見る
するとボーイ、「知ってるけど知らんよー
」とはしゃぎ目を手で隠してそらす
ボーイが悩んでてワタシが知ってる場合はボーイが選ぼうとする時に、
「ほんとにそっちでいいんやね
???ファイナルアンサー
(笑)???」と煽ってみる。
ボーイも「ファ、ファ、ファイナルアンサー・・・
」と答えながらめくってる
最後でワタシの番になりあてずっぽで引いたら当たって2組ゲット
で、ワタシの勝ちになりました

(大人げない
)
最後ワタシが外れたら同点やったのよ
二人やから融通が利いて、このゲームのデメリットである何回もカードを引くから同じ質問に答えることに飽きるという点では、ワタシが引いた時は、
「ワタシの好きな食べ物覚えてる?」
等と聞き返すことができた。
でも、これ実際にクラスのタスクとして使う時にはつめが甘すぎてダメやな・・・
改善が必要です、はい

と、まぁかなり楽しくスムーズにボーイとの初授業が終わりました
しかし来週からが大変ですね・・・。きちんと学習言語を習得させるための教案考えなければ。課題は読み書きなのです
読み書きって実際難しいやん?
コミュニカティブ・アプローチを使って読み書きの習得って可能なんですかね?先生・・・
ない頭
使ってがんばろ
皆様、ワタシとボーイの活動を暖かく見守ってくださいまし