続きは定置網体験プログラムのお話です
27・28日、一泊二日で宮津市へ在住外国人37名と日本人ボランティア3名、ユースホステルの職員1名、国際センターの職員3名、計44名でバスツアーで行ってきました。
国籍は中国・台湾・タイ・ミャンマー・インドネシア・カナダ・アメリカ・イラン・ラトビア・ロシア・イギリス・スウェーデンといろいろでした。
これは国際センターが主催してるプログラムで宿泊先がユースホステルやからユース協会も協賛しててボランティアのお誘いがあったわけ。たまたま先週のユースの子ども村のイベントの時にユースの職員さんに声をかけてもらった。いやぁー、人脈というかいろんなとこに顔出してるといいですね
市内を8:30頃出発してまず、与謝野町ってところに向かいました。
ちりめん街道の町で、ここで働くJETのCIRのカナダ人Mと合流しました
MはCIRとして働いてて日本語完璧で日本語の通訳完璧でした
二日間すごくお世話になった
ここで地元ボランティアさんにちりめん街道を案内していただきました。
田舎の人、年を重ねた人というのは、何かやってあげたいという気持ちが強い人ばかりで本当に温かく迎えてくださいました
その後、橋立ユースに向かいました
天気予報通り、雨が降ってきて残念
夕食までの時間、皆で天橋立まで行こうとしたけど、雨も降ってきたし、そんなに時間もなかったから途中まであるいて散歩を楽しんで帰ってきました
夕食はBBQやったけど、雨が降ってきたのでテントを出してBBQしました
皆たくさん食べてた。
夜は自由やけど、明日夜中3:15にユースを出発するので、お風呂に入って寝る人やお喋りしたりゲームをしたりする人といろいろ。
ワタシもお風呂に入って参加者の皆や国際センターで働く、このプログラムのスタッフのCIRのイタリア人Bと話したりして11時頃に寝ました
2:30には起きるから約3時間ほどの仮眠
次の日、そんなに眠気を感じることなく起きれました
あいにくの雨
日本人と違い急ぐことをしらない外国人。途中ハプニングがあり時間をロスしたけど、定置網をする養老に着きました。
カッパ着て、エプロン着て、救命具付けて、長靴履いて、ヘルメット被って、皆消防士みたいな格好(笑)して船に乗り込みました
皆楽しそうに網を引き上げたりして魚を掴み、キャーキャー言ってました
少し大きい魚を掴んでは「Take a picture!!!」と写真を撮っての繰り返し
タコが揚がった時には皆大興奮タコの取り合いしてました
他、フグや縞模様の魚、イカが揚がった時にも大興奮
ほんま子どもみたいに楽しんでた
ある程度、魚を取り上げた後は、船の上で漁師さんが獲れた魚とイカをお刺身に下ろしてくれましたうまかった~~~~
意外だったのが、皆が結構お刺身が好きなこと。喜んで食べてた
それに中国人の子が漁師さんに教えてもらいながら上手に魚を下ろしてて感心
ワタシできませんから
お刺身食べて港に戻るまでの間、皆疲れてぐったりしてた
ワタシは何故か元気だった
雨が上がって雲の隙間から太陽の光が線になって空から水面に向かって縦に5本ぐらい差している光が見えたすっごくキレイで感動的だった
あいにく、雨降ってたし、船でカメラなくしたらあかんわと思って持ってきてなくて船の上での様子は写真撮れなかったのは残念
港に戻ってきて、焼き魚やいわしのつみれ汁とおにぎりを頂いた
やっぱり魚はうまいねぇ~
幸せだなぁ~
その後、漁業センターで定置網の説明を受ける
大体お話を聞いていたが、皆お疲れモードでしたね
その後、天橋立へLet's go
地元ボランティアさんやボランティアガイドさんと合流してグループに分かれて観光しました
ここでも、地元ボランティアさん本当にいい方々やった
日本人と違って団体行動ができないし、途中で勝手にどっか行ってしまったりしたけどボランティアさんは心優しく、うちらを案内してくれたボランティアさんのお一人がワタシと同じ大学出身で話が弾みました
見た目も考え方も若いし素敵な方でした
文殊堂を案内してもらって海岸沿いの松並木を歩いて、リフトで橋立が見える場所まで上がった上がその場所からの有名なショットです
ケータイやし写り悪いけど、実際にこの目で見た感想は本当にキレイやったぁー股のぞきもしたし
やっぱり、我は海の子
海を見ると安らぎます
帰りのリフトは橋立を見ながら降りられてすごくキレイでした
ワタシとBは同じグループだったので、ずっと「ソフトクリーム食べたいねぇー。」と言ってて、帰り道にやっと食べることができました黒豆ソフトを食べました
つられて皆も買ってた
ワタシが友達になる人はアイス好きが多いです
Bもアイス好きやったわ~い
でもジェラートの国出身やから当たり前かな
Bくん、昨日も抹茶ソフト食べてたしそれに他のグループの皆と合流した時に皆がソフトクリーム食べてるの見て「皆食べてるからまた食べたくなってきたぁ
」って言ってたし。
地元ボランティアさんとさようならをして、バスに乗り込みました
そして帰路へ
帰りのバスはスタッフも含め、皆爆酔ですわ
あっという間に市内へ帰ってきました
参加者の皆と名残惜しくもさようならをしました
皆楽しめたようで良かった
その後、職員さん達と軽くお茶をしに行きました
国際センターはよく行ってたし、HPもチェックしてたから職員さんと知り合えてよかったですまた人の輪が広がった
ワタシはCIRのBと一緒にいる時間が多かった。
彼は大学で日本語や日本文学を勉強して去年の夏からCIRとして働いているらしいです。CIRという仕事は大変だけど本当にやりがいのある仕事やと思いました。
自分がやりたいと思えば何でもできる。でもその分時間も苦労も気持ちも日本語も英語も必要。彼はもうすぐ一年経つらしいけどまだまだわからないことばかりですごく苦労してるようでした。課長さんからもたくさん厳しいお言葉を頂いていた。
でも、それは課長さんからの愛情だと思いました。課長さんは本当にBのことが好きでBに成長してほしくてBに期待しているって気持ちがこちらにも伝わってきて、それが厳しい言葉に表れてました。本当にいい職場だと思いました。Bはわかっていながらも自信がなくて不安そうだったけど。
課長さん、トークもおもしろい方なんですよ
Bはワタシが思ってたイタリア人とは全然違いました。
「ほんまにイタリア人か」って思ったぐらい(笑)
パスタだって週に1回ぐらいしか作らないって言ってたし
外見もラテン系ぽくなくて「何人だと思った?」って聞かれたから「うーん、わからんけどカナダ人とかかな?」と答えました色白やし。
「ちょいワル」なんて言葉、全然似合いません
「ちょういい人」のほうでしょうねぇ。
何か日本人みたいでした。人前で話すの苦手やし、自己主張もするほうじゃないし、自分のことより他人のことって考えてるようなとこあるし。
Bくんはデジカメ持ってて、いろんな写真パシャパシャ撮ってるから、てっきり国際センターのカメラやと思って見せてもらってたら彼の私物やと言うから驚き
彼、自分のカメラで自分のことほとんど撮ってません
皆が入ってワタシがカメラマンしてても、Bもカメラ持ってるのに渡してこないからワタシが「Bのカメラでも撮るから入り。貸して。」って言うても、他の皆の分をワタシがカメラマンしてたからBのカメラの時はいいからワタシに皆と入りって背中を押すんですよ。自分のカメラやのに皆を撮って。
こんな会話が何回もありました
「B、あんまり自分のカメラに入ってないやろ?」って聞いても、
「ううん、大丈夫。入ってる入ってる。」って言うんです。
何か国民性って外国人ってくくりってあてにならんなぁーって思いました。
その人によっていろいろ。
この旅行でいろんな国の人と行動を共にしていろんなことを発見できておもしろかったです。日本人と違ってこういう風に行動するんやぁなんて思って。
日本人と比較して改めて日本人について考えたり。勉強になりました。
何枚か写真も撮ってきたので、見たい人や話聞きたい人はワタシと遊んでください
あぁ~、濃いbusy days でした
でも本当にいい勉強になったし、またまた視野が広がり次につながりそうです
今日は一日ゴロゴロして明日からまた頑張ります