それはきっと、差別ではなく区別と言われるだろう。そして「非難されてしかるべき相手だから」と言うだろう。
言葉であっても、己が認め賛同者も得られている「石を投げられても構わない相手」に好きなだけ石を投げる、その行為を自分に許す事は、危険なことと思う。
分断を嘆いておきながら、どちらかに過剰に肩入れして片側を非難し続ける事は、分断を深化させている事に、その「善人」は気付かない。
@enigmaru01 菖蒲を見たような記憶が…すっごく昔で曖昧ですが…(なにせ地元愛に薄い)時間が合えばご一緒しましょうヽ(・∀・)ノ
操る人、というのがいる。私が昔いたバイト先は女ばかり5~6人、時には泊りがけで先生のお手伝いをするという特殊状況だったのだけど、その先生は皆に優しく接しながらも、時折それぞれの闘争心を煽るような言葉を巧みに使い分け、和を作るように見せ分断を仕掛けていた。
悪口ではないけれども、それぞれの得意分野をさりげなく比べ、それぞれがより競争心を煽られるように褒め言葉をかける。その褒め言葉は各々の「特別意識」を非常にそそるもので、先生にその言葉をかけてもらいたいと、皆水面下で競争心を激しくしていた。
その状況はやがて、同業者の間に格差を産む。先生はそれを知っていて、利用していた。格差によって軽いいじめのような状態が生まれても、基本的には放置された。それを改善するためには、自分がより先生の特別扱いを受けるしかなく、仕事に精を入れる。上司として、非常に賢いやり方かもしれない。
そしてどんな状況であっても、自分に矛先が向かわないようにする術に長けていた。恨まれるのは同業者のうちの誰かだった。常に態度が柔らかく、優しげであったから、そんな「操作」が水面下にある事など、一見には分からなかっただろう。でも、私にはそれが、とても冷酷な人に見えた。
とても冷酷だし、そして、賢い人だと思った。あんなに賢い人は、そうはいないだろう。
あの「操る人」というのは、程度の差はあれ、どのクラスタにも存在するのかもしれないと思う。
少子化も貧困もコミュニケーション不全も、すぐにどうこう出来る政策なんか無いだろうが、とりあえず我々に出来るのは「無闇に人に屈辱感を与えない」って事だよな。ネットは馬鹿をバカにし過ぎなんだよ。
いや、そりゃ加害性のある奴に「馬鹿な事言うな!」って言うのは当然だよ。でも、そこに付随して本来刺激する必要の無いそいつのプライドまで打ち砕こうとする奴いるでしょ。
カルトにハマった家族を救いたい時どうしたらいいのか。その教祖を徹底的に糾弾して馬鹿にすればいいのか。違うでしょ。そんな事したらカルトにハマったその人の自尊心も奪われてしまう。
イギリスに15年住んでる友人が昨日してた話。高校の頃、フリッパーズ等渋谷系にどっぷり浸かってたが、向こうに行って去年帰国したら渋谷系自体がどっか行っちゃってた。そしてその界隈の女性アーティストがなぜかみんなロハスな方向へ。「日本にいない間に渋谷系何があったの?」だって。