娘と 京浜東北線に 乗っていた。
赤羽駅で 突然
「 急ブレーキを掛けます 」
と 車内アナウンス。
人が転ぶほどではない 急ブレーキの後
乗っていた車両は ホームで 叫ぶ 女性の
指し示す場所に
ぴたりと 停まった。
ホームにいた 他の乗客も
さるやの乗っている車両を 覗き込んだり
指差したりしている。
再びのアナウンスは
「 この電車で 人身事故が発生しました
扉は開きませんので もうしばらく お待ち下さい 」
と 事故発生を告げる。
どうやら 真下に いるらしい ・・・。
足元が 冷たくなった。
乗っていた車両以外の ドアーが開き
乗客が下ろされた後
駅員さんと 消防署員さんと 警察官さんが
素早く 現場に集まる。
覗き込む先には
・・・
今や ニュースにもならない
都会の日常。
乗客の関心事は
運転再開。
母に病気が見つかった時
それが 致命的な病気だと分かったとき
自殺する人の 命 が 心底欲しいと思った。
当該 車両に乗ったのは 3度目。
瞬間を見たのは 1度。
これが 都会の 日常。
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