その日に 硫黄まで・・・。 （硫黄岳）

　足元の凍結は　サックサック　と　音を立てていた。

　主水さんの足音が　心地よかった。　ヾ(´▽｀)

　見上げれば　期待できる　青空が　広がっていた。

　青空の約束された日に　硫黄岳に登らないのは　少しだけ勿体無いって　思った。

　明日も　晴れて欲しいと　思った。

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　行者小屋へ向う　南沢に比べて

　　　　　　　　　　　　　　　北沢は　とっても　歩きやすい林道が　長く続き

　　　　　　　　　　　　　　　この橋を渡って　いよいよな　登山道に突入しても

　　　　　　　　　　　　　　　それはそれは　歩きやすい道が　続いていた。

　　　　　　　　　　　　　　　そして　赤岳鉱泉は　素晴らしいお宿だった。

 

 

 

 

 

　沢の水が増水している時には　山へ上がる道があるけど

　今日は　沢は　大人しい。

　沢に沿って　歩いた。

 

 

 

 

　　　　 　　　　 　　　　　　　 

 

 

　

 アイゼンは　相変わらず　着けたり　外したり　・・・　(；´Д｀)ハァハァ

　面倒だった。

　でも　無いと困るところが　あった。

 

 

 

 

　　　　　

　　　　　どこ見ても　美しいもの　ばかりだった。

 

 

 

 

　　　　　

　　　　　駐車場から　２時間も歩けば　赤岳鉱泉へ　着く　ＣＴ　だけど

　　　　　今日は　硫黄には登らないから　とっても　のんびり歩いて

　　　　　２時間ちょい経ったころ

　　　　　以前　目にすることの出来なかった　大仏のような　岩を

　　　　　木の間から　拝むことが　できた。

　　　　　大同心　小同心　が　見えたと　教えてくれたのは

　　　　　主水さんだった。

　　　　　さるやはいつも　足元ばっかり見ているから

　　　　　主だった景色は　皆　主水さんが　教えてくれる。

 

 

 

　　　　　

　　　　　初めて見る　岩稜。

　　　　　以前は　拝めなかった　景色。

　　　　　お天気も　上々。

 

 

 

 

 

　やっと　八ヶ岳へ来たんだなぁ～　と　実感が　湧いた。

　

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　きょろきょろしてみたけど

　硫黄岳は　どこだか　分からなかった。

　多分　見えないところに　あるんだと　思う。

　誠に　北沢の登山道は

　素晴らしい。

 

 

 

 

 

 

 すでに　終わっていたけれど

　アイスクライミング用の　氷柱も　見ることができた。

　山小屋に泊まるのは　何度目だろうか？

　燕　や　本沢には　正直あまり　いい印象が持てなかった。

　山小屋で　贅沢を言ったらいけないのかもしれないけれど

　せめて　温かい対応くらいは　いいんじゃないかとは　思う。

　お外は冷たいのだから　せめて　心和む対応くらいは　ただだし　ＷＡＴＥＤ！

 

 

 

 

 

 

 

　その点　赤岳鉱泉は　天国のようだった。　

　清潔で　温かいお布団。

　ガスの暖房機もあった。　消灯の午後９時までと　早朝５時頃からは　使えた。

　個室は　広く　ログハウスのようで　自分家よりも　快適。

　食事は　成型肉だけれども　ステーキ。

　ご主人も　恐くない　ヾ(´▽｀)

　ワインや　日本酒　ビールは選ぶのに困るほど銘柄が揃っていた。

　鉱泉はまだ使える時期ではなかったけれど　大満足　ヾ(´▽｀)　ヾ(´▽｀)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　着いてみたら　まだ　９時半。

　さるや隊は　このまま　硫黄岳へ登ることに　決した。