さるやは行く!!!  

何にでも興味があるが長続きしない。
そんなさるやが毎日を目標にアップしている、気まぐれなブログです。

 食事は のどを 通らない ・・・。

2010年07月24日 | 魅惑の山登りの話。

 太陽が きゃ= 上がってきちまいました 。:゜(;´∩`;)゜:。 。

 今思えば

 この時期には

 北アルプス  や 白馬岳 

 涼しそうなところが 5万とあるではないですか 

 何を好き好んで こんな 時に ・・・ 越後駒? 

 意味不明です。












 ねえ~ 主水さん?











               
               先を急ぎますか・・・。











     
     もしも このとき テント泊だったなら

     目的地は一緒ですから

     いつも鈍足に疲れきっている 主水さんには 先に行って頂いて

     山頂で待ち合わせってことで 考えていた さるやですが

     日帰りとなったことで

     その 計画は おじゃん  となり

     ちゃんと 主水さんにくっついて歩かねばならない羽目になり

     写真撮りたや

     










 足止められず












 何しに来たのか 分からない 

 ひとまず 撮影は 到着したら 山頂を中心にということで

 せっせ せっせと 高度を稼ぐ 

 










 今 写真を見て思い出すのは

 樹林帯の熱気だけ 

 ごらんのように 前駒までは

 木々の間を 越後駒見ながら 湿度との戦いを演じます。

 途中 立っての朝食では

 余裕の主水さんに比べ

 そこまでで いっぱい いっぱいな さるやさん。

 口におにぎり  を頬張りますが

 飲み込むことが 出来ません。

 









               
               泣きながら 吐き出しました。

               「 食べられないよ ~~ ぉ 」 と

               泣きながら ・・・ 










                    
                    気持ちの焦りと

                    暑さ のせいで

                    出発直後にも係わらず

                    すでに バテバテ な  

                    鈍足暑さチャンピオン  




                    主水さんも しきりに

                     
                    「 暑い 暑い  」 と こぼします。


                    











     
     登山道には 湿気の多さを物語る

     小さな水溜りが 多数あり

     平成22年と刻印のある 真新しい木道が
                  
     泥に嵌らないように 整備されていました。

     木道がなければ

     もっと 相当苦しい

     田植えのような 山歩きになった  ものと思われ

     実際に 数箇所は 田んぼのように

     ぐちゃ ぐちゃで

     どこを通っても ぬるぬるな

     滑って転んだら さぞかしいいネタになりそうな

     そんな 場所がありました。











                    
     
     うわ~ 今見ても 湿気 と 熱気な あっちい 登山道 

     こんだけ 湿度があれば

     せめて お花畑くらいは あってもいいはず ・・・? と 思うけど

     お花も ほとんど 咲いてません 

     ただ 小さな上り下りを繰り返しながら

     行道山を通過点に

     小倉山を目指し

     百草池を通過点に

     前駒を目指し

     そこからは 駒の小屋を基点に 山頂を目指すって 行程 










     
     たぶん ここは 小倉山への 幾つかの 小さなピークのひとつ

     行きにはさすがに 少しは 元気で

     朝食は 食べられないほど 追い詰められていましたが

     途中で アミノ酸ゼリーを流し込み

     その エネルギーだけで 山頂まで行くって手はず。











                    
                    ひたすら 主水さんを追ってます。











     
     写真が煙っているのが 分かるでしょうか?

     もわぁ~~~ って表現が ぴたりです。












 妙に色ついた 秋色の葉っぱ

 ちと 涼しげにも 見えてます。












 少しは駒ケ岳へ近づきました。

 右手前のピークは 小倉山

 そこから見た目なだらかに 登り 

 その後一気に 急登で 前駒へ

 見る限りでは ぽーんと行けそうだと思えます。
 
 また そうでも思っていないと

 気持ちが 折れてしまいそうです ・・・ 










     
     好きで行ってる山登り。

     でも 毎回登りは 辛い  です。

     それでも また 登るってのは

     一体 どうした 訳なんだろ?











                    
                    小倉山手前に咲いていた つつじ











                    
                    立派な 道標 ここは 小倉山。

                    白状すれば この道標に 腰掛けてしまいました。


                    自覚症状で言えば この時 軽い熱中症。

                    食べ物も摂れないし

                    体はあっちい

                    へとへとはもちろん

                    意識も ぼんより~~~

                    こんな道標に腰掛けちゃいけないってのは 分かるけど

                    そんなこと 考える余裕が 全く ない 

                    ごめんなさい 道標 。

                    石は少し冷たくて 

                    休んだ分 クールダウン。

                    だけど 先はまだ 遥か 

                    急げ 急げ   













                    
                                      
                    小倉山の山頂の 低木下

                    イワカガミが すこ~~し 咲いているのを 見つけ 

                    ふらふら 写真に収めます。

                    道標からは 転がりながら 降りました。

                    その目の前に 花を見つけた さるや。

                    灼熱の登山道で

                    唐突にという感じで イワカガミ。

                    群生でもなく

                    ほとんど何も咲いていない 熱中登山道。

                    目からの ピンクの刺激は 

                    脳に 元気をくれました。












 三連休の予定では

 前日土曜に登るはずだった 越後駒。

 一日ずらして 超晴天 

 天気のいいのはいいけれど

 暑さは 半端のない レベル 

 










 ふらふらしていた さるやでは 気がつかない 小さな花を

 またまた 主水さんが 知らせてくれ 

 よろよろ 近づき 一枚 ぱちり












 うわ!! まずい!!!

 午前7時

 気温の上昇に伴い

 山頂付近に  湧き上がる 雲  











 主水さんは 展望フェチ?

 山頂ハンターでもあります。

 このまま 雲が湧き

 展望が台無しになったら

 来た意味がない ・・・ 

 出発から 2時間あまり


 CTによれば 後 5時間


 少なく見積もっても 後 3時間。












 周りの山も 霞かけ 。:゜(;´∩`;)゜:。

 焦るれば 焦るほど

 進まない 足。

 かかる 軽度の熱中症。











                    
                    それでも 決めたから

                    何が何でも 登るのが

                    危険な さるや流。











     
     灼熱の行進は つづきます。












 朦朧とするさるやが 「 あっ! 主水さん休んでる! 」 と思って撮った この一枚 。

 「 あ~~~ さるやも休みたい ・・・ 」


 でも いつも どんどん歩く主水さんは休めるけど 

 さるやは 休むことが出来ません ・・・







 という 記事のために撮ったはずのこの写真    













 実は 主水さんでは ありませんでした ・・・ って ヲイヲイ 

 ほら どんどん 雲に覆われる 山頂。

 もう 焦りは 最高潮。











        

 夫を間違えるほどの 熱中症・・・・  の中

 さるやは 先を急ぎました。











                      だらだら つづく ・・・・・・・・・・

 

            
                    

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5 コメント

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おはようございます。 (山の幸)
2010-07-25 10:12:28
灼熱地獄。 本当にそうであります。

てか 登りはそれ程でも無かったのですがやはり汗はかきました。 
金曜日の夜、11時20分に枝折峠を出て夜行登山と洒落込みました。(バカでしょう??)
日の出を見ようとしたのですがその時間、ガス!!
代わりに満月に近いお月様と星空でした。

水を差すようで申し訳ありませんですが、山頂の石は救出してきました。

太陽に向かっての下山でも暑いのに登りの人はもっと大変、大汗を掻いていました。
   お疲れ様です。
返信する
>軽い熱中症。 (河童@一泊目横尾)
2010-07-26 03:28:22

 甘く見てはいけません。
返信する
↑ m(__)m (河童)
2010-07-26 03:29:26
>一泊目横尾

 前の履歴が残ってしまいますたw
返信する
サー山の幸殿下さま、コメントありがとうございます。 (さるや)
2010-07-26 06:13:10
恐れ入りました(  ゜ ▽ ゜ ;)エッ!!
夜行登山とは・・・。
さるや隊には、とても恐くて出来ない代物です。
それでも、その方が賢いような気もしますね。
さすがに、夜間ならば、あの熱波をもろに受けてのほかほか登山にはならないでしょうからねぇ~。
しかし!驚きました!!
石のありかは、7箇所ほど候補のありそうな山中。
よく、分かりましたね。
公開以前のどきどき感もまた一興なのかな?
さるやも日の出、日の入りを山頂で見てみたいと思いましたが、星空だったのに、ガスってことは、結構そういう時が多いのでしょうかね?
さるやは初めて登った越後駒。
山の幸殿下は何度目だったのかなぁ~?
地元の方々は、長靴登山でしたが、殿下もやはりいつもの・・・ですか?
登山靴っていかにもって感じで、ある意味、あそこではかっこ悪い感じでした。
おのぼりさん風っていうか・・・。

知恵と勇気の夜行登山。
う~~ん さすが!です。
返信する
河童さま、コメントありがとうございます。 (さるや)
2010-07-26 06:19:11
飯豊で経験済の熱中症。
初めには、首が凝ったようになり、気分が悪くなり、皮膚がざわざわし、意識が朦朧。
気分も悪く、食欲もない。
立てなくなり、痙攣し・・・。
と、ここまでは経験済。
対策はしっかりしていきましたが、体が記憶しているようで、少し暑いとすぐに反応してしまいます。
氷を持ち、空調し、帽子を被り、水分も充分。
梅干を食べながら・・と、やっかいな山登りをしています。
・・・それでも・・・行きたい・・・山登り。
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