【ツヴェートの机上講習】ホワイトアウトナビゲーション講習

　モンベルの渋谷店(5階のギャラリー)で行われている、ツヴェートさんの机上講習会に参加してみた。参加者は20人くらい。２時間くらいの講習だったが、仕事で1時間遅れ。定規とコンパスが必要。

　ホワイトアウトナビゲーションは、事前にルートとポイントの「場所名(ポイント名)」、「標高」、「高低差」、「ベアリング(次のポイントへの方位角)」、「距離」、「時間」などのシートを作成しておく。現地では、そのシートをもとにコンパス、高度計を使って進む。時間は現地で入力すると、距離感の目安になる。

　ホワイトアウトにおいて、現地で重要なのは、コンパス、高度計、マップ(1/25000)を頼って進むこと。目で見える情報は、固定観念を生みやすく、間違った判断のもとになる。木や岩などの目印は、見る角度によってまったく違って見え、おおきな目標物さえ見失うことがある、とのこと。

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●ホワイトアウトナビゲーション講習

冬山は夏山と違い登山道が明確ではありません。
GPSも有力ですが、GPSに頼るだけではなく地図を読んで地形を読むことが基本になります。山行前の地図の作製やガスが掛かってしまった時の現在地の確定や進路の見つけ方などを勉強します。

日程：２月２６日（月）１９：００～２０：５０
場所：モンベルクラブ渋谷店5Fサロン１
参加費：1,000円
定員：20名
参加申込み：
C&C.JAPANへご予約ください。
info@candcjp.com　
TEL:03-3916-6801（担当中嶋）


■講師：ツヴェート・ポドロガル
（日本山岳ガイド協会：上級登攀ガイド）
小国のスポーツ大国スロベニアに生まれ、３歳の時からアルペンスキーやバックカントリースキーに親しみ、ナショナルチームのクロスカントリースキーメンバーとして、ワールドカップやインターナショナルチャンピオンシップで、数々の成績を残す。（国内大会においては７回の優勝）
１９７９年～１９８９年まではオリンピックチームメンバーとなり、レイクプラシド（USA）、サラエボオリンピック大会（旧ユーゴスラビア）出場。
登山も小さいときから親しみ、旧ユーゴ時代には調査隊のメンバーとして、ダウラギリにも参加した。
　１９９２年より日本に移り住み、スキー全般はもとより、登山、クライミング、カヤック、パラグライダーなど多くのスポーツのエクスパートである。 現在は年間を通して日本の山を舞台にアルパインガイドとして活躍している。
もちろん日本語はOK！
２００１年初の日本在住初の外国人アルパインガイドとして日本山岳ガイド協会のメンバーとなる。
＜取得技術、資格＞
（社）日本山岳ガイド協会上級登攀ガイド
（社）日本山岳ガイド協会上級登攀ガイド検定委員
日本アルパインガイド組合(JAGU）所属
文部省指定日本体育山岳準指導員資格　
ハングライダー指導員資格 （スロヴェニア認定）
ロッククライミング指導員資格（スロヴェニア認定）

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