残念ながらリンパ節転移がみつかりました。
八王子までは片道2時間弱の道のりなので、薬の処方と身体の相談のため家の近くにある甲陽病院にお願いすることになり4月の検査の後はそこに行っていますが(院長先生が食道癌専門医ということもあって)、首の付け根に出来たコブのような小さな突起についてお聞きしたところ・・・
「リンパ節かもしれないから検査した方が良いです。出来るだけ早く主治医のところに行ってください」と言われてあわてて翌週八王子まで飛んでいき・・・
再度CT、エコーの検査をしたところ、あきらかに転移が二つありました
そこで再び「癌治療」を考えなくてはいけないわけですが・・・
他にも転移しているかもしれないのでまずは全身を調べるためにPET-CTという検査を受け、1週間後に結果が出るのでそれから主治医と相談して決めることになりました。
先週から毎日パソコンにはりついてネット検索・・・そして他の癌患者の体験談などを参考にして考えているところです。
外科の先生からは手術を勧められますが、まだ体力が完全でないので出来れば身体の負担の少ない放射線治療でまず取って体力を温存したいです。それも1カ月半くらい毎日通う必要があるので甲府の病院で代行してもらい、入院を避けて自宅で療養出来れば。
もう癌細胞を体内に飼っているようなものなので、どうせ切ってもまた出てくるでしょう・・・放射線治療は同じ場所には1回しかできないといいますので次回は手術せざるをえないかもしれませんが、少しでも体力をつけておいてから先延ばしたいと思っています。
またまたお騒がせで申し訳ありませんが、時々ブログで経過ご報告いたします。
そんななか昨日は塩尻まで能を観に行ってきました
以前にも書いていますが鵜沢久さんの舞台は2年ぶりです・・・今回は近所のお友達3人と一緒にドライブがてらでした
今回は「猩々乱ー双之舞」お嬢様の鵜沢光さんと親子で踊る特別な演出・・・これは昔お父様がいらした頃に親子でなさった演目だそうです。華やかな衣装もあいまって素晴らしい舞でした。
鵜沢先生の受け売りですが「歌舞伎はハリウッド映画、能はヨーロッパ映画」という表現は言いえて妙で、私はあきらかに「ヨーロッパ映画」の方が好きです 勿論歌舞伎も好きでしたが、能の方が深く心に入り込んでくるものがあります。
不思議なことに一昨日までは結構「再発」に驚いて元気がなかったのですが、昨日の能観劇だけで今日はかなり朝から調子が良いもので・・・根っから「遊び好き」なのでしょうね