山とアート

2008年から八ヶ岳南麓に移り住み、庭に小さな菜園を作りながら、知り合いのギャラリーや工芸作家のお手伝いをしている日々。

外泊なし

2012年08月29日 15時24分40秒 | 日記

退院後1週間が経ちましたが、相変わらず不安定な体調が続いています・・・朝は比較的元気なのですが夕方になると疲れが出てきたり、食後はどうも不調

昨日は太るために間食しようと、午前と午後におやつを食べたら・・・食べ過ぎたせいか今朝は気持ち悪くて寝坊

それでも病院食から解放されて、庭で採れるトマトや胡瓜をはじめ白州のおいしいお米と新鮮な地元の野菜は食欲をかきたてられ、よく食べています

さて、21日に外泊許可をいただいて帰宅してから、翌週も帰宅を希望していたのですが白血球が増えておらず(普通は4000~8000なのに2000しかない)あきらめました

その週の終わりには「白血球を増やす薬」の皮下注射を受け、副作用らしき不調もありながら効果てき面で翌月曜日には4700と一気に倍増・・・次の週末も薬を使い月曜には4700・・・これなら帰れると大喜び

八ヶ岳の別荘へ向かうTさんの車に乗せていただく手配もしてすっかり帰宅するつもりでいたら・・・当日8月3日金曜日の検査で1700まで落ちていてまたまた許可取り消し

結局その後はお盆の時期と重なり渋滞でとても移動できず、最後の週は退院真近になるので帰宅はしませんでした。

3日の結果でもう帰れないとわかってからは、気持ちを切り替えていかに入院ライフを楽しむか・・・病院内を詳しく探索することに

テレビは各部屋1台あってイヤホーンも視聴も有料、小さな冷蔵庫もありますが24時間200円・・・この他コインランドリーにも使える病院専用のプリペイドカードで賄います・・・お見舞いにいただいてとても助かりました

ベッド目線から見える窓の外

お向かいの団地の駐車場がすぐ下に見えて、暇さえあれば車の出入りを眺めていると・・・色々なことがわかりました

例えば、ある軽自動車が朝早く出て行き、昼前にその場所にタクシーが入ってきて駐車・・・どうやら運転手さんはお昼を自分の家で食べるために戻ってきたようです・・・

車椅子を載せる専用の車があって定期的に出かけているとか、団地からは車椅子で外出する人が他にもたくさん・・・中にはそのまま道をたどってこの病院に入っていく人も・・・

寒がりの私は外の温度が高くなると強くなるエアコンの風が苦手で、なにかといえば廊下を歩きまわったりデイルームに避難したりしていましたが、ある時看護師さんから「今の状態ならマスクをしてちょっと外の空気を吸ってきてもいいですよ」といわれ・・・病院敷地内に良い場所を発見

このような休憩所です

ここに座ってながめる病院のレストラン

狭いスペースながら緑に囲まれて自然の風

夕方少し涼しくなった頃ここに出てぼ~っとしているのも楽しみでした

 

 また3階のルーフバルコニーにもウッドデッキがあり

4階から出ることができました・・・患者と付き添いの家族のみで平日の午後1時から3時までという条件でガードマンさんがドアのカギをあけてくれます・・・ここもなかなか良い休憩スポットでした

廊下の端のデイルームからは中央道がみえて

夕暮れ時など風情がありました

患者さんたちは手術直後から足を鍛え消化器の動きを活性化するために「必ず歩いてください」といわれて、点滴棒をひっぱりながら廊下を歩きまわります

私も午前中に放射線治療が終わってからと昼食後安静にした後は、暇になるし本を読んだりCDプレーヤーで音楽を聴いたりしてもまだ時間があるわけで・・・・さかんに病棟内を徘徊しておりました

そんなわけで外泊出来なくてもそれなりに気分転換しながら「暇人生活」を満喫していたというわけです

 

 

 

 

 

 



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