山とアート

2008年から八ヶ岳南麓に移り住み、庭に小さな菜園を作りながら、知り合いのギャラリーや工芸作家のお手伝いをしている日々。

いろいろ展覧会まわり

2011年01月26日 16時07分44秒 | ギャラリー

所用でまた上京しました・・・用事は目黒区だったのですが、その前日に展覧会を観て回り・・・

まずは玉川高島屋S・Cルーフギャラリーで高須英輔・ウォン・ウィン・ツァン二人展・・・24日は最終日だったので滑り込みセーフです

 

高須さんの流木を使った立体作品は、まわりは朽ち果てたように見えても切り口は鮮やかな木目をきれいに見せて凛々しい仕上げです

 

次は二子玉川から一気に銀座へ・・・まずは二丁目のブルガリタワー・・・こんなブランドビルには行ったことがなく現代アートの展示がなければ全くご縁のないところですが・・・団・dansの「ラウンジ展」です

 

http://dandans.jp/

2005年から始まって毎回違う場所で若手作家のグループ展示・・・六本木の住宅展示場、シャネルのホールや昨年はこのブログでも紹介した旧フランス大使館などユニークな展覧会なのでいつも観てきました今年も8階にあるバーラウンジを利用してまとまった面白い展示でした。

 

さて、昨年ギャラリー舫閉廊の直前、最初で最後の個展をしていただいた柴山明子さんが磁器の出口ふゆひさんと「春待つ二人展」を開催・・・24日は初日でした

 

 

現在工事中の歌舞伎座のすぐわきにある煉瓦画廊さんです画材は日本画中心で墨も使っていますが現代的な表現でおしゃれ

 

これは渾身の赤城山・・・ご本人の自信作

私はこの作品が好きです・・・太い筆で墨を使い「書」のような造形に具象的な木などを描き込んで立体的な画面になっています

出口さんは青磁、白磁のすっきりした器・・・初めて拝見しましたがさわやかです

染付もさっぱりして料理が引き立つお皿ですが、これだけみていても楽しくなる形

茶道で使われるセットも素敵でした・・・私は知らなかったのですが茶せんを入れる器・・・普通は漆などで出来ているものが多いそうですがそれを白磁で作っておられます(ちょっと見にくいかもしれませんが木箱の手前左側)

 

 煉瓦画廊のサイトは↓

http://www.gallerys.jp/town/tokyo/rengagarou/now.html

 

この他、高島進さんが出品中のコンクール形式「ドローイングとは何か?」ギャラリー志門、十一月画廊、ギャラリーSOLなどまわっているうちにもう足がすすまなくなり・・・・普段何処へ行くにも車の生活で歩かないので、東京に出てアスファルトの道を歩くとすぐだめになる・・・後はまた次回ということで、ビールにむかうときはさっさととんでいきました


福羽苺

2011年01月20日 20時35分44秒 | 日記

新宿御苑のHさんから御苑と曾祖父・福羽逸人の紹介があるとのことで、テレビ番組の情報を送っていただきました

・・・が、ここは4局しか映らない僻地・・・観ることができるのはNHK総合、教育、YBS(日テレ系)、UTY(TBS系)のみ

私は観れませんが、お時間ありましたら観てやってください<m(__)m>・・・(今朝はテレビ東京でやっていたらしいがもう遅い)

☆テレビ朝日「食物大図鑑」   放映日 1月23日(日)15:30-17:25 国産イチゴ第一号のフクバイチゴの解説において、福羽逸人や新宿御苑の歴史資料を紹介します。

☆NHK BS-hi 「いのちドラマチック」 2月2日(水)21:30-21:59 日本におけるイチゴの品種改良の歴史紹介において、福羽逸人や「福羽苺」を紹介します。(再放送 BS-2 2月3日(木)20:30-20:59

と、書いておきながら本人が観るのを忘れそうですが・・・最近特にテレビ観てない・・・

 

 


バルコニーの工事

2011年01月19日 21時10分48秒 | 日記

思い起こせば昨年のお正月に、・・・・手に入れるのが難しい国立劇場の初春歌舞伎公演の初日の席を中村芝喜松さんに取ってもらいながら、小淵沢の友人Sさんと二人揃って年末から風邪をひき泣く泣く東京のT子さん、M子さん、Yさんに譲る羽目になったのでした

しかし、ちゃんと運はめぐってきて、今年の初春歌舞伎公演「四天王御江戸鏑」は初日ではないけれど、17日に何よりうれしい招待券が・・・ラッキー

今まではなんとなく歌舞伎座で成駒屋さん系が多かったので、今回初めて尾上菊五郎劇団を観てきましたこの劇団の役者さんの中では中村時蔵さんが上手で好み・・・

1月公演では最後の方で客席に手ぬぐいの玉が飛んできますが、2階席の一番前だったので尾上松緑さんの投げた玉をキャッチ

今年しゃ~春から縁起がいいわい

・・・で、それはさておき、我が家のバルコニーなんですが・・・

雨にうたれっぱなしで約20年・・・ここ数年は歩くとギシギシ、ところどころ陥没、裏側の板の一部が腐って落下・・・と大変危険な状態でした 

そこでついに田んぼの師匠であり大工さんでもあるFさんが修理してくれることに決まり、先週は解体工事がありました

  すっかり取り払われた景色は家が建ったばかりの頃を思い出します。意外に高い我が家の床

壊した板は薪ストーブに使えるように適当な長さに切ってくれて見事に積み上がり

来週から組み立て工事をしてもらいます・・・予算の都合もあって今までの広さの40%くらいに縮小しますが、Fさんは元デザイナーでもあるので家の色合いに合わせて考えてくれるので、楽しみです


今日は木こり

2011年01月08日 16時44分36秒 | 日記
冬の庭仕事といえば・・・枝の剪定
お天気の良い日は出来るだけ枝切りをします・・・これが結構好きで
のこぎりを挽く時が快感・・・ちょっとあぶないかも


この水桜が伸びすぎて上をとおっている電線にかかってしまっているのが気になっていました。


結構下の方をばっさり・・・


しかし、結構太くて長いので倒す時が大変です・・・このようにひっかけながら少しづつ切ってこまかくしていきます。


バルコニーの端っこでせっせと裁断

なかなかきれいに切れました


細かい枝はいつも袋に入れ1年乾かして翌年の薪ストーブに使っています・・・水桜とかけやきの枝はよく燃えます


作業中猫村さんがそばにきて「お邪魔かしら・・・」つい手を出して一休み

一度にやると後が大変なので少しづつです・・・今日はまだ半分残したまま、明日も晴れたら続きをやりまーす

母の蘭

2011年01月06日 21時29分57秒 | 日記
母はどうやら家事はあまり好きではなく、特に掃除や料理には意欲的ではありません・・・なんてことを書いたのがばれたら大変ですが
ところが、園芸関係では祖父(私のとっては曾祖父)福羽逸人の遺伝子を受け継いだらしくて、才能をフルに発揮しています
というのも・・・福羽逸人が開発した苺を1鉢だけいただいてきたのをどんどん増やし(こんな寒冷地で)今や10個くらいの鉢になっているし(伯母の家では枯れてしまったというのに)・・・逸人がヨーロッパから持ってきて日本に紹介したといわれる蘭の栽培でも、祖父直伝の方法があるらしく東京に住んでいた頃からずっと育てていた鉢をどんどん増やしています




しかし、冬の間はどうしても氷点下の外に出すわけにはいかずこのように家の中にいっぱいこの鉢はみんな夏の間外に出してあったのですが



ひとつだけ夏中家の中に置いてあったのがもう花を咲かせました


母に言わせれば「ちょっと花が小さい」らしいですが、部屋の中にこういう花があるとゴージャス

私はどうも父から遺伝子を多く受け継いでいるらしく、花の名前を何回きいても覚えられない・・・蘭の種類なんて覚えられるはずもなくこの花の名前はわかりませんが

ただ、眺めているととてもうれしい気分になります


ギャラリー舫のホームページ

2011年01月04日 17時08分32秒 | ギャラリー
あけましておめでとうございます
いつも拙い文章をお読みいただきまして有難うございます
今年も山の生活やアート関連の日記を書いてまいります

日本海側や東北では荒れ模様のお天気でしたが、こちら八ヶ岳南麓は若干風が強い日があったくらいでおだやかな晴れが続き、のんびりしたお正月でした
元旦は毎年楽しみなウイーンフィルのニューイヤーコンサート、12月にテレビを新しくしたのでとてもきれいな画面で楽しみました。2日は朝から箱根駅伝にはりつき夜はマイケル・サンデル教授の「白熱教室」・・・と珍しくテレビ三昧

昨夜になってやっと仕事に目覚めそういえばギャラリー舫のホームページを更新しなければと作業始めたものの、アップしたら思い通りにならない・・・のですが、とりあえず今年から月ごとに違う作家を紹介していく方針です
まずは今までほとんど表に出ることの少なかったイラストレーター深井国さんのオリジナル作品を少しだけ↓

http://www.g-beaux.jp/pages/exhibition_j.html

本当は昨年11月に4年ぶりの個展をお願いしていたのですが、あいにく銀座を閉める事態となり中止となりました
新作はどこかの場所で御見せ出来ることも考えてはいるのですが、まずは以前の作品の一部を公開します

・・・と1月は一応計画を立てておりますが、いつまで続きますやら・・・
怠けているのに気付いたら叱咤してくださいませ。

今年もよろしくお願いいたします。