所用でまた上京しました・・・用事は目黒区だったのですが、その前日に展覧会を観て回り・・・
まずは玉川高島屋S・Cルーフギャラリーで高須英輔・ウォン・ウィン・ツァン二人展・・・24日は最終日だったので滑り込みセーフです
高須さんの流木を使った立体作品は、まわりは朽ち果てたように見えても切り口は鮮やかな木目をきれいに見せて凛々しい仕上げです
次は二子玉川から一気に銀座へ・・・まずは二丁目のブルガリタワー・・・こんなブランドビルには行ったことがなく現代アートの展示がなければ全くご縁のないところですが・・・団・dansの「ラウンジ展」です
2005年から始まって毎回違う場所で若手作家のグループ展示・・・六本木の住宅展示場、シャネルのホールや昨年はこのブログでも紹介した旧フランス大使館などユニークな展覧会なのでいつも観てきました今年も8階にあるバーラウンジを利用してまとまった面白い展示でした。
さて、昨年ギャラリー舫閉廊の直前、最初で最後の個展をしていただいた柴山明子さんが磁器の出口ふゆひさんと「春待つ二人展」を開催・・・24日は初日でした
現在工事中の歌舞伎座のすぐわきにある煉瓦画廊さんです画材は日本画中心で墨も使っていますが現代的な表現でおしゃれ
これは渾身の赤城山・・・ご本人の自信作
私はこの作品が好きです・・・太い筆で墨を使い「書」のような造形に具象的な木などを描き込んで立体的な画面になっています
出口さんは青磁、白磁のすっきりした器・・・初めて拝見しましたがさわやかです
染付もさっぱりして料理が引き立つお皿ですが、これだけみていても楽しくなる形
茶道で使われるセットも素敵でした・・・私は知らなかったのですが茶せんを入れる器・・・普通は漆などで出来ているものが多いそうですがそれを白磁で作っておられます(ちょっと見にくいかもしれませんが木箱の手前左側)
煉瓦画廊のサイトは↓
http://www.gallerys.jp/town/tokyo/rengagarou/now.html
この他、高島進さんが出品中のコンクール形式「ドローイングとは何か?」ギャラリー志門、十一月画廊、ギャラリーSOLなどまわっているうちにもう足がすすまなくなり・・・・普段何処へ行くにも車の生活で歩かないので、東京に出てアスファルトの道を歩くとすぐだめになる・・・後はまた次回ということで、ビールにむかうときはさっさととんでいきました