健康ダイエット食生活-二つの食物繊維「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」
食物繊維は水溶性(水に溶け易い)と不溶性(水に溶け難い)の2つに分けられます。
「水溶性食物繊維」は海藻や大麦などに多く、不溶性食物繊維は野菜、豆、干しいたけ等に多く含まれています。
おおまかに分けると「水溶性」は小腸で消化(他の栄養素の消化)や吸収(分解された栄養素の吸収)を抑えたりするので、コレステロールや血糖値の改善に効果があると考えられています。
一方「不溶性食物繊維」は膨張して便量を増やし、便を柔らかくして便秘の解消に効果が大きいと考えられています。
実際には色々な食物繊維があり作用も複雑となっています。 私たちの食事では、一般的には、【水溶性1:不溶性4】の割合で、「不溶性」食物繊維の方を多く摂っています。
食物繊維自体は消化されないので エネルギーにはなりませんが 体の中を通過するとき体に良い影響を与えます。
例えば、胃の中では水分を吸収して約10倍に膨らみ便のカサを増やし排便を促します。
それによって便秘の予防や体内の老廃物の排泄に役だっています。
水溶性の食物繊維は大腸の粘膜の保護をします。
不溶性食物繊維は便量を増し便の硬さを適度にしながら移動し腸内にビフィズス菌などの良い菌を増やす働きがあり便秘の予防と同時にどちらも大腸ガン、直腸ガンの予防には効果的に働きます。
さらに糖尿病・高脂血症・高血圧・肥満などの生活習慣病の予防にも効果を発揮しているのです。
食物繊維は昔から穀類や芋・野菜・海藻などを多く摂る日本人の食卓には欠かせないものでしたが最近では食生活の内容の変化などにより摂取量が1/20にまで減ってきています。
食物繊維は毎食の食事に欠かさず摂りたい物のひとつです。
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