旧 自分ブランド「COMME des KAORI」

私が他の誰でもない私になるために・・・
独立系FPを目指す私の成功ノート

「第一感」やっぱりアピアランスは大事・・・

2009年06月20日 | 読書

今年のテーマの一つは「投資」
その中でも特に外に目を向けよう、そしてパーソナル資産リッチになろうと言い聞かせて早半年。
出来る限りの勉強会に出席してきた。
そして何事も最初が肝心だ、まずは自分から積極的にコミットしていこうと腹をくくった。だって私は初心者なんだもん
格好つけてもすぐばれちゃうから、「ただの興味でCFPを取っただけで、まだ実務経験もないし本当に分からないことばかりなのでいろいろ教えてください」と謙遜でもなんでもなくありのままで接してきたが、今思えば自信がないなりの自分の中での動機付けでもあったように思う。
いずれにしても、出会った皆さんは好意的に受け入れてくれ、どこに行ってもいい人ばかりで恵まれているなぁ、こんなにスゴイ人と知り合えたなんて感激だなぁ、と回を重ねる度に楽しくなった


そんな中で感じたのは、人って意外と直感的に人を評価しているものなのかもしれないということだった。
名刺を渡すその一瞬、自己紹介に立ち礼をしたその表情、それだけで「なんとなくこういう人かも」という具合に。
でも私は特に見た目で判断されたと思うと結局それか・・・とすごくがっかりしてしまう
同時に自分は人を見た目では判断していないぞと思っていた。


しかしメラビアンの法則によれば、初対面の人を認識するとき、55%Visual (視覚情報:見た目・表情・しぐさ・視線)で判断し、次いでVocal (聴覚情報:声の質・速さ・大きさ・口調)が38%を占め、Verbal (言語情報:言葉そのものの意味)など中身に至ってはたった7%にすぎないそうだ。
つまり、
第一印象の9割は外見で決まるらしい


そこで就職面接やビジネスにおいては、イメージ、とりわけ
アピアランスappearance=外観、外見、容姿、見かけなど)に気を配ることが重視されるのだろう。
最新の「FPジャーナル」には、イメージとは最初に見て感じて最後まで残るものだから、FPも外見のイメージアップのために5つのポイントに務めるべきだとあった。
イメージ戦略5カ条
1.自分に似合う色を知る。
2.色の持つ特徴を知る。
3.色彩心理を選ぶ。
4.TPOをわきまえる。
5.ワードローブ(衣装全体)の整理


結局見た目かよ・・・でもその直感って実際当たってるのかなぁと疑問に思っていたところ、勝間和代さんのBOOK LOVERS Vol.126で紹介されたこともあり、マルコム・グラッドウェルの第1 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しいを読んでみた。


人間には理屈を超えた“何か”がある・・・
マルコム・グラッドウェルがこの本を書いたきっかけは、数年前に髪を伸ばし始めたところ、やたらにスピード違反でつかまったり、空港のボディチェックでつかまったり、レイプ犯人の容疑者と間違えられたりと誤解されることが多くなったことから、第一印象は怖いと思い、いろいろ調べていったところ「Blink」ができたそうだ。
blink
ひらめき、それを本書では第一感と訳している。心理学で注目を集める「適応性無意識」である。
理屈以前の話だから理屈ではなくひたすら事例を検討して理解を促しているのがこの本の特長であろう。
普通は「第六感」と言うと思うが、第六感が身体的な理屈で理解可能な「五感」の優越を前提としている理屈を超えた6つめの感覚を想定しているのに対し、本書では「第一感」という言葉を用いて五感に優越する理屈以前のひらめきを説明している。

1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい(Blink . The Power of Thinking Without Thinking)
第1章 「輪切り」の力?ちょっと情報で本質をつかむ
第2章 無意識の扉の奥?理由はわからない、でも「感じる」
第3章 見た目の罠?第一印象は経験と環境から生まれる
第4章 瞬時の判断力?論理的思考が洞察力を損なう
第5章 プロの勘と大衆の反応?無意識の選択は説明できない
第6章 心を読む力?無意識を訓練する

題名と目次を見るだけでもだいたい主題はつかめるだろう。
ただし、無意識や直感に頼った方がいい事例、全てを頼らないほうがいい事例の両方が出てくるので邦題の「なんとなくが正しい」だけではすっきりしないところもあるが、「直感ってやっぱり意外と当たっているのかな」と思って第一感の力を見直してみるのがいいかもしれないと思った


ということで、最近ますます自然との調和を身近に感じながら生きていきたいと考える私ですが、たまにビジネス書も読んでbeingを知った上でdoingに生きないと・・・と思い、マルコム・グラッドウェルもティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか」へと進みます。新刊の「天才! 成功する人々の法則」はまだ先です・・・

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2 コメント

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Unknown (bookworm)
2009-06-20 11:36:59
aromaさん、こんにちは!
第一印象はやはり大事なんですね~。
もちろんその印象を良い意味でも悪い意味でも覆すことは可能だと思いますが、良い方に持っていくのはなかなか難しい…。
特にビジネスシーンでは一度しかチャンスが無い場合もあるので、その点は要注意デスネ。
私も買って読んでみます♪
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>bookwormさん (aroma@進化型)
2009-06-22 10:06:42
コメントありがとうございます。
コマルコムグラッドウェルの本を初めて読みましたが、この本は全部読まなくても最初と最後と目次くらいで理解できます。他の本もそうなのかなぁ。
私はフォトリーはしていませんが、最近気になる箇所だけを拾い読みしてばかりで1冊じっくり読むということが減ってきています。時間がない中でたくさん読みたいからでもありますが、これで読んだと言っていいのかなぁ。読むにもレベルがあるんだということを今年知りました(^^ゞ
私は第一印象と実際のギャップが大きいと言われるのですが自分ではよくわかりません。でも年齢の誤解を解いていくのはどうも苦手ですね。別に若作りしているつもりはないんだけどなぁ(笑)
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