観てきました~。「レ・ミゼラブル」。
私、ミュージカルがちょっと苦手。今まで観たのはキャッツ、ミスサイゴン、ドン・キホーテの3つ。
観れば、あーよかった!となるけれど、また行きたい♪という欲求にまでいたらない・・・。
そもそもなぜ好きじゃないのか・・というと、セリフをなんでわざわざ歌わないといけないの?という単純なもの。
そうしたら前にタモリがテレビで同じことを言っていて、こういう風に思う人案外いるんだなーとホッとしたっけ。
映画のミュージカル系もそれほど好きな分野ではないけれど、シカゴ、ドリームガールズは観た。
今回のレミゼは「007」を観に行ったときの予告で、惹きつけられてしまった。
とっても有名なミュージカル作品だけど、ストーリーも全く知らない私。だから役に対するイメージもなく、
スーッとはいれた。
感想の前にちょっと失敗談。 朝ネットで席指定をしたり、今年の目標を達成するためにも、シネマイレージに登録したり、と
バタバタの朝。
シネマイレージを先に登録していたら、その日は会員デーで、1300円で観れたのに、先に席指定したので1800円の支払い・・。
まっ、仕方ないと思いつつ慌てて出発。
ギリギリに到着し、チケットを発券して、駐車場サービスを受けようとチケットをスタッフに出すと、当日鑑賞分のチケットでしか割引できない!と
意味のわからないことを言っている・・・。なんと、翌日の席指定をしていた私!!
スタッフの方が手際よく変更してくれました~。そうしたら翌日分を一度キャンセルしたので、お会計が1300円になっちゃった。
運が悪いようで、ラッキー。
そしてそして映画は本当に素晴らしかった。ハンカチを忘れて出たので、涙を拭うのが大変だったわ。
色々考えさせられる内容だった。一日をどう生き抜くか・・・、私はなんて恵まれているんだろう!と心から思ったし、
ジャンバルジャンが自分がどうすべきか決断するとき・・・、私は果たしてできるだろうか・・とか。
ジャベールの生き方、信念・・・、それを見失ったときの彼の結末・・・。希望と絶望、哀しみと愛に溢れた映画でした。
いくつか心に残ったセリフがあったな。「死なないと平等になれない」、「君は職務を全うしただけだ」というような内容。
生きる・・・、生き抜くって困難だけど素晴らしい。
歌うからこそ、このストーリーが活きてくるんだなって、初めて歌うセリフを素晴らしいと思えた。
成長したコゼット役がコゼットにぴったりで、清純さに溢れていてとっても素敵だった。エポニーヌ役の女優さんのウエストの
細さにビックリだった。風とともに去りぬのビビアンリーに勝るとも劣らない細さ。
久しぶりにもう一度観てもいい!と思えた映画でした。