楽して痩せる、といえば、やっぱりダイエット食品ですかね。
要するに、消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなってしまえば、余分なカロリーが体の中に蓄積してしまうわけですから、同じ量、もしくは満腹感はあるがカロリーの低いダイエット食品を食べていれば痩せていく理屈です。
(……運動をするということは最初から頭にない。なんちゅ~不健康なダイエット作戦でしょうか)
さて、ダイエット食品にはどんなものがあるのか、効果があり、おいしそうで、ついでに安くて……ざっと検索して目に付いたのが写真付きの広告でした。
使用前使用後の二枚の写真では、三十台と思(おぼ)しき男性モデルのぷっくりお腹が一ヶ月で見事にへこんでいます。
(説明が遅れましたが、中年になってから太ると、それは最初に腹にくるのです。10キロ太るということは腹に10キロのハムを巻きつけるのも同じことなのですよ。どうせなら胸板とかが厚くなればいいと思うんですけどね)
へえ、一ヶ月でこんなにへこむんだと、いたく興味をひかれたのですが、でも何か変!
その二枚の写真から何か異和感が感じられるのです。
それが何かはわからないのですが、でも何か変!
同一人物であることには間違いありません。
双子という可能性もありますが、でも管理人のもった異和感はそういったものではありません。
CG加工? 使用前使用後の写真の入れ替えで、これは「痩せた」証拠写真ではなく「太った」写真? いろいろ考えられるのですが、でもそのどれでもない、何だろう? この異和感は──
二枚の写真を眺めながら、つらつらと考えていて、30分後、やっとその異和感の正体が解りました。
爽やかなんですよね。そのお腹ぷっくりの写真が。
実に爽やかな笑顔のカメラ目線なんです。
自堕落で、不健康な印象がどこにもないんです。
こんなに不自然なことはありません。
これは毎日トレーニングしている人の爽やかな笑顔ですね。
お腹ぷっくりの写真を撮るために、プロのモデルが計画的な暴飲暴食をして成功した時の笑顔です。
間違いなく──
危ない、危ない、騙されるところであった。
にほんブログ村
↑
応援のクリックをいただけたら嬉しいです。
いやあ、びっくりしました。
今朝、体重計に乗ってみたら、なんと退院してから10キロも太っていました。およそ一ヶ月で3キロ+の計算ですね。
最近ズボンがきついなあと思ってはいたんですが、まさかここまでとは……。
管理人の身長は178センチ。
事故る前の体重は73キロ前後。
で、退院するときは68キロ。
退院してから3ヶ月で5キロ体重が戻り、そこから5キロ太っちゃったということですかね。
とにかく、このままじゃ、はけるズボンが無くなってしまうので、ダイエットしなければなりませぬ。
いかにして楽して痩せるかです。
入院してから一ヶ月過ぎたあたりから70キロ以下をキープしていたのですから、ろくに運動をしなくてもバランスのいい食事を規則正しく摂っていれば、きっとそのくらいには戻るでしょう。
しかしそれは管理人には無理なことです。
基本が自堕落の宵っぱりですから……。
一念発起したところで、一週間も続かないことでしょう。
しばしばテレビに「規則正しい運動と食事療法で30キロ痩せました」なんて女の子が登場しますが、それはたいてい「綺麗になって告白したい」という青春の一大イベントと呼ぶべきものに支えられているからできるのです。
「はけるズボンが無くなってしまう」なんて脆弱な理由で、自堕落な中年男をそうは支えられるものではありません。
それはもう考えるまでもないこと。
──というわけですので、管理人のダイエットが成功するかどうか、それは『楽して痩せる』方法が見つかるかどうかにかかっているのです。
次回に続きます。
にほんブログ村
↑
応援のクリックをいただけたら嬉しいです。