Der König Hat Eselsohren

Basel(2)-Summerstage in Basel

(Basel(2)のつづき)



それでも最寄り停留所のNeueweltに着く頃には日が出て、雨もほとんど上がった。
良かった~!

で、会場からはサウンドチェックをしている音が聞こえてくるんだが…これ絶対に別のバンドだよなf(^_^;

Eingang(入場口)の看板が出ていたり、昨日にはなかったテントや何かが建ってたりするものの、どこが楽屋なのかわからない。
会場の入り口のところで、まずはRüdeに電話してみる。


…出ませんorz
っとにもう!!いっつもあいつはこうなんだ~!!(`ヘ´)


気を取り直してPeterに電話。
今度はちゃんと出た!!さすが~!!
で、こっちは「会場の入り口の所にいる」と言ったつもり、向こうからは「そこへ迎えに行く」と言ってたはず(笑)

が、なかなか現れない。

ええぇぇぇぇぇぇ~?!
なんかまたしくったか~?!




でもとりあえずここで待ってるしかない。
まだ取り付けられてはいないけれど(笑)、Abendkasseの看板もあるから、少なくともライブは見られる…f(^_^;

などと思っていると、レストランのある方向からPeterがやってきた!!!
うわ~ん!!よかった~!!!
ひしっっ!!はぐ~!!!
約2年ぶりだもの、ものすっっごく嬉しい♪

「はい、これ」
やっほー!今回のバックステージパス!!



「今回、日本にいる間にチケット買うのを忘れてたんだよねf(^_^;」
「いらない、いらない、キミはいつもご招待だから!」

う、嬉しい。。゚(゚´Д`゚)゚。
単にこんなバカは私以外に世界中のどこにもいない、ってだけなのに(笑)

(以下、かなり適当なドイツ語の和訳(笑))

「サウンドチェック見ていく?」
「これからやるの?」
「や、僕たちはもう終わったよ」
「だったらまず水飲みたい(笑)」←マジで喉が渇いてますf(^_^;

ということで楽屋へ。

ここへ来るまでスイスを旅していたことと、でも今日が一番のメインであることを説明しようとしていると、すれ違った母娘とおぼしき人たちが、
「Sänger(ボーカル)?」
どうも娘さんがファンのようです。めっちゃ興奮気味に喋ってます(笑)
彼女のiPhoneでツーショット写真を撮ってあげました。
やっぱ本物を目の前にすると、みんな浮き足立つのね(笑)

レストランの下に結構いくつも部屋があって、そこが今回の各々の楽屋として用意されていた。
手前にかなり大きなテーブルと飲み物・食べ物が用意されたセクションがあって、ちょっと仕切られた向こう側が楽屋だ。

水を取ってもらって、開けるか開けないかのうちに、Floがいた!!

「Hallo!」

で、あとはいつものごとく質問攻め。
でもこれがかなりいい練習になるんだ。
普段かなりの皮肉屋だけど、ホントはとても優しくて楽しい人なので、何かと気に掛けてくれる。

で、喋ってると、男ばかりかと思っていた楽屋に紅一点、Juriaがいる!!
ひさしぶり~!
相変わらず可愛いなぁ♪

その向こうでメガネの兄ちゃんが爆睡中…。




つーか、Juriaがいることを除いたら、4年前のことがフラッシュバックするくらい男ばかりの状況(笑)

そして、外の方で座っているRüdeの姿が…おーい!だったら電話でろ!!f(^_^;
…いやいや、文句は言うまい(笑)
屋内は禁煙なので、外が喫煙所になってるらしい。
もちろん、外にいる人は多いわけで(笑)

Peter、Floに続いて、Rüdeからも質問攻め。
時折、聞かれたこととは明後日の方向を向いてるような返事をしていそうだけれど(笑)
「いつ以来?2年くらい?」
「そうそう!NY以来だから、大体2年だよ!」
「ずっと新しいアルバムのレコーディングをしてたからね」
「いつ出るの?」
「う~ん、秋だな。10月か11月…か、1月…」
や、1月ってもう秋じゃないし(笑)

今日が何よりもメインであることを話しつつ、
「スイスの方が日本より涼しいだろうと思ってきたのに、この10日間、ずっと暑いし、晴れてるし、すっかり日焼けしちゃったよ」
「7月は涼しかったんだけどね、先週から真夏の暑さなんだよね」
…そ、そうなんだorz

喋っているところへFloがやってきた。
ん?右腕の内側に見慣れないものが。
「新しいタトゥ?」
なんかちょっと可愛い図柄だ。
「そう、これ、うちの家族を表してるんだよ。これが子供で、これが奥さん」
いいなぁ、そういうの。
自分は入れたいと思わないし、この中でもタトゥを入れてるのはFloだけだけれど、意味のあるものだったらアリだよなぁ、と思う。

ここで写真撮影をするというので、Peterがやってきた。
新しいカメラマンさんを紹介してくれる(笑)
まずは入り込まないようにしないと。



つーか、Peterはちゃっかり着替えてきてるのに、Floはサンダル履きのまま、Rüdeに至っては裸足のままだ(笑)

さらに場所を変えて撮影するのに、珍しく「来る?」と言われたので、ついていくことにする。
普段、写真撮影や雑誌の取材などのときには、ついていくことはないので。


まずはレストランの席を使って。



その後公園の方に出て行ったのだけれど、なにぶん日差しが強すぎて、うまい具合に照度もありながら、直射日光が当たらない場所を探すのが難しい。





途中、池で白鳥に語りかけるPeter。



つか、「Schwan, Schwan...」ってf(^_^; (Schwan=白鳥)

で、公園のあちこちを移動しながら、写真を撮影している途中、



Peterが「撮ってあげようか?」と。
で、↓こんなことに(笑)



すると、



カメラマンさんが3人と一緒に撮ってくれた!
これってはじめてじゃん(笑)
しかもプロの写真だよ~♪

ついでになぜかPeterが、



カメラマンさんとの2ショット(?)を撮ってくれた(笑)
その後も何カ所かで写真を撮って、撮影終了~♪

楽屋に戻ったところでPeterが水を渡してくれる。
すかさずFloが「ビールじゃないのか?」とツッコミ(笑)
「あとで飲むよ~♪」と答えておく。




奥では、15日のarea4でのライブ映像をみんなで見ているところ。
これがもう、ついつい見入っちゃう。
今日よりも遙かに大きな会場で、凄い盛り上がり。
しかも今まで聴いたことがない新曲も含まれてるし。

つーか、ストリングスもブラスも全部いる。

え?
もしかして15~17日に行ってたら、みんなに会えた?
でも、4年前にも行ったことのあるHighfield Festivalはともかく、area4もFrequencyも、公共交通機関で行くのがかなり難しくて、それこそ最初からバスで一緒に連れて行ってもらえないと、行けなさそうだったんですが…f(^_^;
最初からミュンヘン往復が取れてたら、メールで頼んでたかも知れないけど(笑)、ちょうどいい時期の飛行機がチューリヒ行きしかなかったもんなぁ。

とか思いつつ、延々、映像を楽しんでいるところ、メガネの兄ちゃんが気が付いて、挨拶しに来る。
「来てたんだね~!」
「だって、さっきそこで寝てたから…写真に撮ったよ(笑)」

水も飲み切っちゃったし、みんなが飲んでいるビールも気になるので、取りに行こうとすると、なんとストリングス女子のみんながやってきた!!
みんな来てたんだ~!!\(^O^)/
「Hallo! Wie geht's?」
うっわ~♪Luchiana姐さん、相変わらずだ~!!
綺麗だけど、姐さん風味~!!(笑)

Nargizaも相変わらず可愛い~!
しかも矢継ぎ早に、いつこっちに来たのかとか、何だとか質問攻めに遭う(笑)
明日ミュンヘンに移動して、日曜に帰る、というと、
「じゃ、みんなと一緒に行くの?それとも1人?」
「え~っと、ひとりで」
だって、別にバスに乗っけてもらう約束してないし、もしそれなら、すぐにでもホテルに帰ってチェックアウトして、荷物持って来なきゃならないし(笑)


今回もまた栓抜きが見あたらないので(笑)、栓抜きのいらないビールをあけて飲み始めると、Peterが、「それはweizenだからグラスに注がないと」と行って専用のグラスに注いでくれる。

そのまま外へついていくと、なにやら深刻な話をしているところだ。
言ってることは全然わからないのだが…f(^_^;

話してることが、全部とまでは言わないが、ほとんどわかるようになりたいなぁ。
それ以上に、自分の言いたいことくらい、ちゃんと話せるようになりたい。
今回は特に、PeterからもRüdeからも、福島のことについて色々聞かれたけれど、でもって話したいことは色々あるのだけれど、ドイツ語で表現しきれない。


トイレに行ったついでに外へ出てみて、VIP用の食事会場の脇に、今日のタイムテーブルが出ているのを発見。
1組目が18:15~19:00、2組目が19:30~20:30、Sportfreundeが21:00~22:30だ。
終わってから多少ゆっくりしていても、街の中心部までは帰れるだろう。


4年前もそうだったけど、というか、その時に初めて目の当たりにしたけれど、野外フェスってホントに待ち時間が長い。
外ではバスタオルを敷いた上に、Rüdeが寝転がって、本を読んでいる。
PeterとFloはどこに行ったのかわからない。

もちろん、こっちは野外かどうかに関係なく、そもそもドイツ語が十分に話せる訳じゃないので、何もすることがなくて時間を持てあましてしまうことに必ずなるのだが(笑)

Nicoが今日のセットリストをコピーしてきて、配り始めた。
もちろん私がもらえるはずもない(笑)
しばらくして、LucianaとMarschaの美人姉妹が、テーブルの上に置きっぱにしているのを見せてもらった。

おぉ~っっ???
1曲目が「94」?!Σ( ̄□ ̄;)
生で聴くの、初めてだよ!!
つーか聴ける日が来るなんて思わなかった!!
ちなみにロベルト・バッジョが94年W杯の決勝でPK外したことを歌ってるらしい曲なのだが、イタリア語なので詳細不明(笑)

ほかにも夏にはあまり演奏することのない「Frühling(春)」とか、Unplugged以外では聴いたことのなかった「Fast wie von selbst」とか、嬉しいラインナップの中に、見たことのないタイトルが2つ。
これが新曲らしい。

つーか、毎度のFloのイラストに、みんな大爆笑なんですが…f(^_^;
えぇ、今日も暴走してます、つーか、どんどん過激になってる気がします。通りかかったPeterが、曲順の方じゃなく、イラストの方を「見ちゃダメ!」と隠したし(笑)
あとでRüdeがiPhoneで撮った、ここしばらくの傑作を見せてくれたけれど、毎回毎回面白すぎます!!
Floは天才だね!!(笑)


Peterもタオルを持ってきて外で寝っ転がり始めたので、Rüdeが私の分まで持ってきた(笑)
ここ座れってか。
でもなにか、自分専用の席ができた感じで、居心地がいい。





それまで喋りながら、本や新聞を読んでいたRüdeが、「こういうのをちゃんと読んでないと、表現ができないんだよ」という。
う~ん、一番お気楽そうに見えて、色々考えてるんだ。

Rüdeと今回の旅行のこと、仕事のこと、その他諸々を拙いドイツ語で話していると、「ドイツ語うまくなったよね~」という。
「えぇ?でも忙しくて時間がないから、昨年の秋からドイツ語のレッスンやめちゃって、この10日間、結構苦労したんだけど?」
「だって、最初全然喋れなかったじゃん」
そ、そうでした…orz
「なのにバスで一緒に移動しようとか、面白かったよねぇ!日本とドイツで文化も全然違うし、大学の先生とこっちはミュージシャンで、全然違ってるし。」
「ホントにあれは物凄く面白かった!それにあれでドイツ語はなせるようになったし!!」

ホント。
他の人と話しているのを聞いていれば、もちろん私と話すときにはゆっくりわかりやすく話そうとしてくれているのがわかるのだが、ドイツだろうが日本だろうが、お金を払って習っているときよりも遙かに厳しい。
それに、今でこそこのバックステージの流儀に慣れたけれど、最初はどうしたらいいのかわからずに、全身を耳にして聞いていたので、すっごい鍛えられた。
レベルとしてはまだまだだけど、私のドイツ語はSportfreunde仕込みですよ(笑)


「何か食べる?」とRüdeが言う。
夕食のケータリングが始まったらしく、気が付けば、みんな皿に料理を盛って、あちこちで食べている。
ビュッフェ形式で、別段スイス料理が出るわけではない。
ドイツ国内のときと同じ、いつものケータリング料理。
でもこれが結構美味しいんだ♪

白ワインのボトルを開けて飲んでいると、Juriaが「それもらっていい?新しいのを開けるのはもったいないから」と。
どうぞ、どうぞ!
ワインとタバコがないといられないお姫様♪

最初に取った料理を食べている間に、新たな料理が補充されたので、皿にチキンと、クリームソースのペンネをおかわりする。
つーか、物凄い勢いで、すべての料理がなくなっていく…(笑)

ブラスチームのマリオンが「この日本の曲、知ってる?」と歌ってくれるのだが、あいにくわからない。
「ピチカート・ファイブというバンドの曲なんだけど…」
「あ~!そのバンドの名前は知ってるけど、曲まではわからない!!」
その代わり、そのフレーズだけ翻訳してみたけど、満足してもらえたかな?f(^_^;

一通り食べ終わったところで、外に出よう、と誘われる。
グラスをそのまま手に、外へ。

Peterがギターを手にやってきた。
「これ普通のギターより小さくない?」
「Reisegitarre(旅行用ギター)っていうんだ」

引き始めて間もなく、Rüdeもベースを持ってきて合流。
基本的に新曲の練習がメインのようだ。

そこへ今回コーラスで唯一2人だけ来ている、JuriaとChristophが加わる。
*前記事の写真

何度も何度も同じフレーズを練習しているので、こっちがメロディーを憶えてしまった(笑)


その後もPeterは1人で練習を続行。
「Komm schon」で、またもや「歌え」指令が出たけれど、今回はちょっと口がついて行けなかった~(ノД`)
でも歌えなかったのは1フレーズだけだったから、十分アリだよね?f(^_^;


そんな、こっちはダラダラした感じで過ごしているうちに、女子の皆さんは黒いドレスにお着替え。
そろそろ出番が近付いてきました。

何がいいって、バックステージから行くと、パスとカメラ以外は置いていけると言うこと。
気楽すぎです(笑)

Floがストリングス女子に、弦楽器の運搬係を申し出ている(笑)
ストリングスの4人は、着ているものこそ黒のミニドレスだけれど、足元はそれぞれが違う色のエナメルのハイヒール。
Luciana姐さんに思わず「綺麗~♪」と褒めちゃう!

ステージ脇のテントで、みんな、最後のもう1杯!!





どこで見ようかと、ちょっと迷ったけれど、柵のすぐそば辺りでも比較的余裕がありそうだったので、普通にゲレンデからステージを見ることに。
人の間をすり抜けていくと、うまい具合に正面3列目くらいにまで行けた。








始まってすぐのMCの中でPeterがRüdeのことを、「Rüdiger、本名はRüde」なんぞと紹介すると(実際は逆)、左の方にいる男子のグループが「Rü-di-ger! Rü-di-ger!」とライブの間中、たびたびコール(笑)
そんな妙な連中に、その度に水のペットボトルとか、瓶ビールをなげてやるRüde。
今日は妙なノリなのか?!


ライブ中、それなりの数の写真を撮ってはいても、綺麗に撮れる枚数は数えるほど。
もしかしたら、写真撮影用に、最前列の柵より前に入れるかも知れないのだが、そこまでして写真を撮りたいか?、って言うとねぇ…f(^_^;

新曲では、ついつい、さっきバックステージで憶えてしまったコーラスを一緒に歌ってしまったけれど(笑)、久しぶりのライブに興奮、大盛り上がり!!
まさに、このためだけにここに来た~っっっ!!!と、大声で叫びたいくらい(笑)

いつもそうだけれど、すぐそばの人が「なんでここに日本人が?!」みたいな顔をしていたのを尻目に、ガンガン一緒に歌いまくる。
私はこの歌唄って、ドイツ語を覚えたんだ~!!って主張したいくらい(笑)


しかし、一番気になるのは、出番が始まった時点では、月に軽く暈がかかっているものの、取り立てて悪い天気ではなかったのだが、途中から空がすっかり雲に覆われて、風も出てきたことだ。
嫌な雲行き…。

それでも一緒に唄いまくって、超盛り上がったところで、本編終了~♪
すかさず「Zugabe! Zugabe!」の声がかかる。

するとそこへ、ぽつぽつと雨が落ちてきた。
うわ~、セットリストによればあと3曲。
何とか天気がもって欲しい。


おっと、アンコール1曲目は、Floがボーカル、Peterがドラムス。



元々2人ともドラマーだったところを、バンド結成するときにPeterが譲ったんだもんね。

なんて悠長に思っている場合ではない。
遠くで雷が光り始めたΣ( ̄□ ̄;)

アンコール2曲目の「Ich Roque」に入った頃には雨脚も強くなってきて、雷も近付いてきた。
柵の向こうで、スタッフが何か耳打ちしている。
ここでステージ脇に避難することもできるんだけど…。

いやいや、ここでこのまま、多少濡れてでもみんなと一緒に盛り上がった方が、ずっと楽しいぞ~♪

すると曲の終盤でRüdeがベースからケーブルを抜いて、ダイブ!!




つづいてPeterもTシャツを脱ぎ捨ててダイブ!!(笑)




そして予定のあと1曲を残して、ここでライブ終了!
だって、残り1曲「Siehst du das genauso?」なんて、しんみり歌ってる場合じゃない!!(笑)
急いで、いったんステージ脇のテントに行き、さらにステージの方に上がっていくと、ホントにもう、滝のような雨。



観客の姿も、あっという間に消えました(笑)
でも今ここでずぶ濡れになってるのって、ダイブしたRüdeとPeterと、ストリングス女子のために、楽器ケースをとりに外へ飛び出して行ってたMarcと、外で見ていた私だけだ。
ずぶ濡れ同士で抱き合って大笑いだ!

他の人たちからは、「そっちで見てたの?!」と口々に言われてしまったf(^_^;
でも、絶対に、向こうから見てる方が楽しかったから♪
やっぱ根っからのファンなんだよ!!


JuriaとRüdeが飲み物を手に「Prost!」と言ったときに何ももってなかったので、Juriaがどこからかプラカップを探してきて、白ワインを分けてくれた。


で、問題は、どうやって楽屋まで戻るか。

傘があるわけじゃないし、タオルをもってる人は被って言ってるけれど、全員に回るわけじゃない。
「カメラが濡れちゃうよ」
とRüdeがステージにテープで貼り付けてあったタオルを剥がしてくれたf(^_^;
うん。
これ、自分が被るんじゃ嫌だけど、どっちかっていうと、自分は濡れてもカメラは濡らしたくないな(笑)

カメラにタオルをかぶせて、少しは雨脚が弱まった中を走る!!
なんとか楽屋に到着!

Juriaにいわれて、自分のバッグの中にハンドタオルがあるのを思い出し、それで拭いていると、メガネの兄ちゃんが「客席で見てたの?」と。
「実は雨具をもってきてたんだけど、ここに…」
「…置いてっちゃったんだ(笑)」


Juriaにもらったワインも飲み終わってしまったので、ビールを空ける。
RüdeとMarcは一足先にバスに引き上げるようだ。またね~♪


Christophが、「キミ、最初に来たのAschaffenburgだよね?」と突然言い出す。
良く憶えてるなぁ…f(^_^;
よほどその時の印象が強かったらしい(笑)





みんなでダラダラしているうちに、雨も止んできたっぽい。
ホントに、各々好きなタイミングでバスに戻ったり、まだまだ飲み続けてたり。
ここにいるときが最も、そこそこ飲める体質で良かったなぁ、と母親に感謝する(笑)

Peterと、次はいつ会えるかな?という話になる。
「たぶん、次のツアーかな」
「だったら来年だね」
う~ん、やっぱ、そういう日程なんだ。

一応秋にアルバム発売予定だから、9月からライブの日程が出ているのか。
発売前にちっちゃいクラブを少し回って、発売後にまた大ツアーをやるんだろう。
1月か2月か…ちょうど春休みにかかってもらえれば楽勝♪
12月でも年末だったら、また行けるんだけどな。

ふと時計を見れば11時半を過ぎている。
そろそろ終電の時間だ。
「一緒にバスでミュンヘンまで行く?」
いやいや、そういうことは、もっと早く言ってください。
もう荷物を持って、戻ってくるトラムがないよ!!(笑)


外に出ると、雨はほぼ止んでいる。
10番のトラムでBärfusserplatzまで行き、乗り換え…のつもりが、もう3番の最終が行っちゃった!!Σ( ̄□ ̄;)

たった二停留所だけれど、これが坂道なので、すかさずタクシーに乗る。
ホテルの前まで10フラン10セント。
何とか小銭で間に合った!!


あ~、しっかし、楽しかった♪
やっぱり来て良かったよ!!
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