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Der König Hat Eselsohren

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展@国立西洋美術館



本日2本目。

今やっている美術展の中で、一番人気がこれなんじゃないか?
とにかく午前中の予約はほぼ埋まっている。
午後の予約でも、数日先じゃないと取れない。


実は随分前、この美術展の宣伝を見たときに、う~ん、いつか現地に行けばいいんじゃん?と思った。
基本的に、○○美術館展と銘打ったものには、あまり食指が動かない。

が、今のこの状況ではいつになるか分かったもんじゃない。
しかも、全部初来日?!
だったら見ておくか、ってな感じ。


でもって。

実際観に行って驚愕。
まさに端から端まで、傑作ばかりΣ( ̄□ ̄;
どれを見ても質が良すぎて、驚くよ。
しかもこれって、所蔵品の一部にすぎないわけであって。

個人的に嬉しかったのは、ティントレットの「天の川の起源」だなぁ。
子供の頃持ってた『星と星座』という本に掲載されていた。
つーか、何度読み返したか分からないくらい読んだので、すっかり内容を覚えてしまっていた。
高校の地学で、天体の単元のときには、教科書の方がよほど初歩的で驚いたよf(^_^;

という、恐竜展のパンフレットと並んで、本当の勉強ってこういうことでは?の実体験の一つになっている本なのだが、大人になってから美術館行脚するようになったら、時折掲載されていた絵に出会うのだ。
しかも今の自分から見れば、いわゆる巨匠とよばれる画家の作品。

子供の頃の読書って、マジで影響すごい。
しかも、図書館や何かで借りるんじゃなく、家にあって何回でも読めることが大事。


それはともかくとして。

スゴいのが続々出てくる上に、ほとんどの画家が1枚ずつしか展示されていないf(^_^;
音声ガイドでさぞかしナショナル・ギャラリーでは重要な位置を占めるかのような説明がされている画家でも、展示は1枚だけ(笑)

そして、それでルネサンスから後期印象派までの美術史を一通り説明できてしまう。
層の厚さがうかがえますなぁ。

トリというか、今回最大の目玉であろうといえるのが、ゴッホの『ひまわり』。

うん。

ゴッホ好きじゃないんで、そこまで熱心じゃないんだが、それでも数あるひまわりの中では、これは特に質の良い作品だと言うことくらいは、ぱっと見ただけでも分かる。


前評判を遙かに上回る、スゴい美術展だと思うよ、これ。
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