Der König Hat Eselsohren

特別展きもの@東京国立博物館



今日はダブルヘッダー、その1本目。

初期の小袖から始まって、現代に至るという趣向なのだが。
一つ一つが展示スペースを取るので、人は結構多いながらも、そこそこ余裕をもって見られるのだが、これがこれが。

意外と展示数が多いんだ。
なんだか、見ても見ても終わらない。

入り口で、鑑賞は90分以内、と言ってたので、その程度で見られるのかと思いきや、90分経過した時点でまだ半分しか来ていない…f(^_^;
絞りなど残った技法が贅沢だ、と禁止され、友禅染が台頭してくる、というところまで。
いや、もう、そこまでの展示内容、ホントに色々と技巧が凝らされていて、今、こんな着物を目にすることはないよね、といった感じ。
まぁ、こんなのをあつらえられたのは、町人とは言っても豪商に限られるんだろうが。
ウチの先祖とか、こんなの着てたんだろうなぁ…。

更にそれを超越して圧巻なのが、太夫の着物。
なんというか、本物の着物を見て初めて、本当にいたんだな、みたいな(笑)


そして、後半でぶつけられるのが、豊臣秀吉の陣羽織、徳川家康の胴服、織田信長の陣羽織。

秀吉は、分かる。
信長も、キレッキレの歌舞伎者な感じ、わかる。

家康が意外すぎる(笑)
あの狸親父のイメージから、こんなに傾いた衣装、想像できん。

その後も和歌集の着物や下着など、男性の着物もかなりぶっ飛んでいる。


明治期以降の入って初めて、見慣れた感じの着物が出てくる。
お~、知ってる知ってる!みたいな。
そこまでで見てきた豪奢な着物に比べると見劣りするけれど、ある意味、もうちょっと下の階級まで、華やかなきものが広がった、というところなんだろうね。


最後は現代のものだけれど、う~ん、江戸時代の着物に見劣りしてしまうのはなぜだろう?f(^_^;


それにしても、90分どころじゃない。
全部見るのに2時間半かかったぞ。
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