Der König Hat Eselsohren

生誕140年記念 下山観山展@横浜美術館


 
は~るばる来たぜ横浜~♪

普通に横浜駅近辺だと、羽田からは京急が便利ですが、さすがに場所がみなとみらいだとねぇ。
乗り換えが面倒。
なのでリムジンバスで♪
実際、電車で行くのと運賃はそう変わらない上に、乗り継ぎなし、景色もよくて、快適です!

ということで、観山展。
昨年の横山大観展の時に、半券を見せると観山展割引、と出てたので、大事に半券を財布に入れてましたよ(笑)

同じ天心シューレの皆さんですが、大観の豪放磊落というか、なんかユルいというか(笑)、そういう画風に比べて、観山はきっちり、きれい。
だいたいにおいて、子供の頃から天才的だもん!
なんだこれ、10歳でこんなん描いてんの?!みたいな。
子供の頃から狩野派で修行、って…f(^_^;

うん。
ゆるゆる大観とか(って「屈原」見てないからそう思うんだろうがf(^_^;)、どこかアヴァンギャルドな栖鳳に比べて、優等生的だよね。
一応、天心クビ事件の時に、一緒に野に下ったり、大観たちと同じく朦朧体といわれるような作品を描いたり、ということはあっても、私の目から見たら徹頭徹尾正統派に見える。

面白かったのは、留学したときに描いた、ミレイやラファエロの模写。
紙に水彩だったり、絹本着色だったり。
で、妙に奥行き感があるんだよね(笑)
惜しむらくは、ラファエロは模写の模写だということ。
まさに本物を見て模写をしていたら、もっと凄かったかもしれないよ。

って、「小倉山」とか、有名な作品に全然触れてませんがf(^_^;
いやいや、「木の間の秋」とかね、先週から引き続き、屏風って面白い!!
「小倉山」だって、子供用の解説に、右隻と左隻の地面が連続していない、って書いてあったけど、右隻の貞信公の見ている景色が、左隻なのでは?とか思うと、ますます楽しいんだよね~♪

まだまだ当分、屏風熱が続きそうだな~♪
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