Der König Hat Eselsohren

Kloster Eberbach

え~っと、今回ドイツに来てからというもの、気温も室温も低いのに、布団の中が暑いのでよく眠れない。


で、なんかいつも妙な問題を解決できずに困っている、という夢を見ている気がするが、今日は80%くらいの解決に至ったようだ(笑)
でも、なんか、ワインの醸造についてみたいな問題なんで、それ、私には関係ないやんか!!f(^_^;


今日はいよいよBacharachを出発して、有名なエーバーバッハ修道院に向かう。

…有名ったって、昨年、試験対策講座を受けるまでろくに知らなかったよね?f(^_^;

ま、ガイドブックにも、「薔薇の名前」のロケ地ってのが一番の売りだし、実際、そのために数年前に録画しておいたのをやっと観てから来たよ(笑)

でもね、改めて試験対策講座のテキストを確認してみるに、貴腐ブドウの発見は別のところだったけれど、プレディカーツ・ワインの等級・カビネットの語源はここなんだよね。

Step1のときに、どうして他の等級はブドウの様子を表してるのに、Kabinett(意味:箱、部屋)だけはこんな単語なのか?という質問を投げかけたら、某Y先生は「わかりません!」と言い放ち、でも試験テキストにはちゃんと出てきたんで、ただでさえダダ下がり気味だった私の中でのY先生の評判はもっと下がったよね(ーー;

つーかね、多くの先生が、ドイツワインのことになると説明が青息吐息なんだよね。
自分も教える仕事をしてるからわかるけど、それって、何にもわかんないで、形だけで教えてるだけってことなんでね…f(^_^;

いやいや、ドイツ語の超基礎がわかっただけでも、相当簡単になるはずなんだが。



ま、愚痴はともかく。

この部屋で飲んだくれた2本のワインの写真をあげておく(笑)








開けられなかった1本は、スーツケースの中へ。


で、今日出発なんだが、チェックアウト時間とかもよくわかりませんf(^_^;

一応、今日、修道院で15時からの見学ツアーに参加したいんで、そのためには14時Eltville発のバスに乗りたい。
そうすると、めちゃくちゃ余裕をかましたとして、11時半過ぎか、12時くらいにバッハラッハをでる電車に乗りたいなぁ。

だとすると、10時半か11時くらいにはここを出たいかなぁ。

ということで、10時前には完全に荷造りを終えて、直ぐにでも出られる体制に整えたのだが、日曜日なこともあって、どこもかしこも、シーン…としている。
一応、Ferienwohnungから出て行ってみたのだが、作業場?に電気がついたりはしているものの、人影はない。

オフィスのドアも開いているが、誰もいないし電気もついてないし、ブザーでは?と思って入り口脇のスイッチを押してみたら、単に明かりがついただけf(^_^;

庭にいる黒猫に聞いても教えてくれない(笑)

これはもう、電話するしかないんですかね?f(^_^;
と思って、一昨日に駅から電話した番号に再び電話すると、遠くで呼び出し音が鳴っている(笑)
で、出発の準備ができたので、支払いをしたい、というと、わかった、オフィスに来て、という。

それでもちょっと時間がかかるんだけどね…f(^_^;

で、そこでまず、おばあちゃんから、今回の宿泊費と一昨日のディナーの費用だけ請求書が渡される。
ワインは別扱いで、銀行振り込みだと。
むむ~、そうなのか。
それはそれでいいけど、銀行振り込みだともっと手数料がかかるなぁ…(ーー;


荷物はおじいちゃんが部屋まで取りに来てくれた。
つーか、すでにワインが2本も入ってて、それどころか、そもそもスーツケース自体が重くて、多分20キロ近くはあるんで、ホントに申し訳ない感じ…orz

で、下りていったところで、また呼ばれて、奥さんが下りてきていて日本に送るワインについての確認。

なので、可能ならばここで払いたい、といったら大丈夫だと。
もう、何も聞かずにその場で現金払い(笑)
でも、8本(日本に送る6本+既に飲んだ1本+持ち帰る1本)+送料で180ユーロ。
安いって!!Σ( ̄□ ̄;
や、12本だったら送料100ユーロだけどさ、それよりも来年ドイツに来たら、ガンガン送ってもらうから!!(笑)


今日は、顔の傷の上になるべく小さく切った荷造りテープを貼って、その上からファンデを塗ってたんだが、とりあえず誰からも何も言われずにすんだf(^_^;
いつもスーケースに入れてる荷造りテープ、薄茶色の半透明なんで、実は意外と一番目立たないかもしんない。

つっても、左目の目頭側の内出血は、結構ヒドイ感じだったんだけど、化粧すると多少はごまかせる。

しかも、ここからは初めて会う知らない人だから、別に大丈夫だ。
一番心配してたのは、この醸造所の人たち、特におじいちゃんとおばあちゃんには、来たときにはなんともなかったのに、と思われることだったんで。


駅までおじいちゃんが車で送ってくれた。
途中の家を、ここはもう一人の息子の家だよ、とか教えてくれる。
一族郎党、ここで生きてるんだろうなぁ。


駅に着いたのは11時頃。
時刻表では、11時6分に電車があるはずなんだが、来ない。

まぁ、そもそもが早くても11時36分の電車でいいや、という感じだったのだが。
その電車ですら5分遅れ。
しかも混み合いすぎてるんで、「後ろの方は空いてます!」というアナウンスに促されて後ろの方に行ったはいいけど、1等席じゃんかf(^_^;

まぁ、上手い具合なのかなんなのかわからないが、検札にスルーされたままマインツに到着したけれど。

でも、ここで、本来は乗り継げるはずだったヴィースバーデン行きの電車にあと一歩で間に合わず…orz


ヴィースバーデンでは、ちょうどRossmann(ドラッグストア・チェーン)の店があったんで、キズパワーパッドの一番小さいサイズがないもんかと見に行ったのだが、一応同じ原理に基づいていそうな絆創膏を見つけるも、長さが68ミリとか書いてある。
それ、顔からはみ出そうじゃね?!f(^_^;


一応昼時ではあるのだが、あんまり駅から遠くまで行くわけにも行かず、それこそ日曜だから、駅の外ではドラッグストアも開いてるわけがなく。
特別空腹とまでは行かないけれど、駅構内の店でレーバーケーゼサンドを買って食べる。


ここからEltville行きの電車は時間通り。
そして、Eltvilleの駅から修道院に向かうバスも時間通り。

ここって、思った以上に大きな町じゃん?や、大きくはないけどf(^_^;
そもそもバスが3路線くらい走ってるし、バスでそこそこ登ったところまで住宅が続いてるし。


でも、エーバーバッハ修道院まで来たのって、自分と途中から乗ってきた女性2人組だけだった。
最初の時点ではそこそこの人数が乗っていたはずなのに、途中でどんどん降りて行ってしまった…Σ( ̄□ ̄;


修道院のホテルまで行くと、ここもまたエレベーターがない…f(^_^;
レセプションの女性がスーツケースを持って階段上がってくれたけど、ちょっと申し訳ない感じ。
でも、部屋はかなりモダンな感じで、かなり高級なホテルのレベル。
決して、修道士が泊まる部屋の感じではない(笑)

そこそこ人がいる感じなので、レストランに19時から予約を入れて、見学へ。

15時から見学といっても、ま、5ユーロほど余分に払って、生で説明聞ける、って感じ。
本当はワインのテイスティングも入った見学コースだとか、色々あるらしいんだが、そういうのも含めて全部、木曜から日曜しかない。
月~水は、オーディオガイドを聞きながらの見学のみ。
それがちょっと、と思ったんで、無理矢理今日、宿泊込みで来たんだよね。
Eltvilleでもホテルを検索したけれど、空き部屋が出てこなかったし。






で、ツアーはだな。
修道院の歴史や何かで、まず15分くらい説明があったんで、その時点で疲れたf(^_^;
ドイツあるあるな感じで、もう、数字的な説明ばかり(笑)

何でドイツ人って、こんなに数字が好きなのか?!
日本人って、日本のおおよその人口くらいは知ってても、各都市の面積や人口ってそんなに覚えてないし、知ってても、だから何?!みたいな感じだと思うんだけど、ドイツ人ってやたらと数字で比べたがるんだよねぇ…orz

で、数字が一通り終わって、見学が始まっても、実はあんまり興味がないことが自覚されるf(^_^;
「薔薇の名前」で出てきたところだよね♪みたいなところ以外は、聞いていてもあまり頭に入らないf(^_^;

うわ~、ここ!!
図書館のシーンで使われたところだ!!

みたいな感じしか…。










でも、最後が。
Kabinett Keller!!





ココこそがKabinettの由来(笑)
ここにWertvoll(価値の高い)ブドウを集めてワインを作ったから、いいワインをカビネットというようになった、と。
プレディカーツ・ヴァインの中では一番下だけど、普段飲む分にはKabinettは美味しいですよ。
辛口好きとしては、KabinettかSpätleseまでだからね。


ここで見学ツアーは解散。




この辺りの建物を撮影してから戻ってきたところで、ガイドさんと出くわす。
さすがに、明らかに一人だけアジア人だったんで、「わかりました?」と訊かれる。
「全部じゃないけど、大体わかりました」と答えておくが、ま、半分くらいかな?f(^_^;
興味があるかないかもずいぶん影響するしねf(^_^;




天気も微妙な感じだし、ここからはワインの試飲コーナーへ。

0,5ユーロって書いてあるんだが、どういうシステムなのかが、微妙にわかりづらい。
つーか、向こうにすると、このアジア人、何者?!みたいな感じなのかもf(^_^;
周りは3~4杯並べて試飲したりしている中、1杯ずつ試飲していく。

っつーかね、何が好きか?っていわれたんで、そりゃリースリングと答えるけど、他も試飲したいわけで。

でも、赤も試飲したい、といったらいきなりカベルネ・ソーヴィニヨンが出てきたりorz
なんかあの、コミュニケーションが成り立たないんですが?!

パトラッシュ、僕、もう疲れちゃったんだ…、といいたい気分(笑)


でも、外に出ようとすると、結構な感じで雨が降っていて、しかも時間もまだ早い。
外のパラソルの下では、ワインバーの立ち飲みの人たちが数人いるんだが、できれば座ってゆっくりしたい。

レジの人に訊いてみたら、レジの直ぐ横の資料が並んでいるスペースで座って飲んでもいいんだとか。

良かった\(^O^)/

さっき、試飲で飲んだのとはまた別のワインを買って飲む。
ワインバーの方の対応が良かった分、試飲コーナーのいまいち感が残るなぁ…。








しばらくゆっくりしても雨が降り止まないので、ひとまずホテルの部屋へ。
TVをつけて、しばらく何をやってるのかわからなかったが、DFBポカール(カップ戦)の抽選を生中継してるんだった。

つーか、来年に向けて、ブンデスリーガの中継を観る方法をネットで調べたけど、skyが最強とか書いてあって、それはIBZでは無理だから、ネットで観るしかなさそうだね。
skyのネット用契約もあるみたいだし。


部屋でダラダラしたところで、19時近くになったのでレストランへ。
一応、傘を持ってきたけれど、雨はやんでいた。

Pfifferlingeという名前に弱いので、Pfifferlingeのクリームソースとシュニッツェルっという料理に(またシュニッツェルかよ…f(^_^;)
ワインは、さっき試飲していないロゼに。








あの、ここの店員さん、ものすごく感じがいいんですけど?Σ( ̄□ ̄;
ミュンヘンで、あんまり愛想のない店員さんになれてるせいか、きれいな女の子に親切にされて、びっくりしてしまう(笑)
ココに泊まってるんですか?と訊かれて、そうだけど、明日の朝早くに出発する、と答えたら残念そうな顔をしてくれる。

見学ツアーなんかがある時間帯までは結構人が多かったのだが、日曜の夜だからか、修道院が閉まっているこの時間帯には、かなり人が少ない感じ。

レストランの雰囲気はとてもいいし、日曜の夜はいいかもしれないよ?
ま、ホテルにエレベーターがないのは、やっぱツラいけど…f(^_^;
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