Der König Hat Eselsohren

またかよ!

ちょっくら知人に会いがてら、ジュネーブとリヨンを回ってきます。
ついでにモンブランに登ったり、うまくするとバイエルンの試合も観られるかも(笑)

うおー!

文字通りバカンス!
マイレージ万歳!

イイ男もマイルと交換できたらいいのに(笑)

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それにしても。
こんなにバカンスチックな日程の旅行は初めてである。
ジュネーブに4泊、シャモニに3泊、リヨンに4泊、ミュンヘンに5泊。
いつの間にかミュンヘン滞在が長くなっているのは、帰りの飛行機がなかったからだ(笑)
でも、今までは、2~3週間の滞在と言っても、大抵語学学校に通っていたりして、しかもこんなリゾート感のあるところには無縁だったので、正直戸惑った。

え?レマン湖?
私がそんなところに行っていいのか?f(^_^;


でもって、ここまで準備をしていない旅行も初めてだ(笑)

そもそもどこへ行こうか、まったく思い浮かばなくて、6月に入ってからようやく、そういえばNさんがリヨンに出発する前に、遊びに来て、といってたなぁ、と思いだした。
で、Mさんのいるジュネーブもどうかな?なんて考えたのだった。
しかも、このふたつが地理的にとても近い、ということに、このとき地図を見て初めてわかったり…f(^_^;

そして、6月の下旬に、Nさん・Mさん両方に連絡を取り、飛行機を押さえたものの、それっきり何もしていなかった…f(^_^;

われながらひどすぎる。

もちろん、早いところ何とかしなければ、と思ってはいたのだが、たまたま丸善でガイドブックを立ち読みしたら、国別のガイドブックしかなく、たったこれだけのために2冊も買うのはどうなんだ?と思ってしまったのがいけない。
これだけ地域として近いのだから、もうちょっと毛色の違うガイドブックがあるんじゃないのか???

そのまま放置すること1ヶ月(笑)
7月末に、Nさんから、旅行の予定はどうなった?とメールが来て、ようやく慌てて宿の手配を始めたって訳さ。

ジュネーブの宿なんて、1週間切っちゃってたし…f(^_^;
それと同時に、今度こそ、と思って行ったジュンク堂で、ようやく目的にかなうガイドブック群を発見。
でも4冊(!)も持って行けないので、うち2冊は必要なところを前日にコンビニでカラーコピー。
行きの飛行機で初めてガイドブックを読む、なんてのはいつも通りだから、別に問題はないのだが…(笑)


もう一つ大きな問題は、言葉。

フランス語なんて、すでに10年前に忘れてしまった。
大体において、ドイツ語だって、ここしばらく遠ざかってる気がする…。
でも一番の問題は英語だ。
昨年秋にNYに行って以来、英語にはまったく触れていない。
しかもあのときだって、どうしても英語が出てこなくて、頭の中でドイツ語から英語に訳していたくらいなのに。

大丈夫なのか?

しかも、ジュネーブ滞在中の9~11日、Mさんの旅行と重なった。
会えるのは8日の到着時のみ。
その後、Nさんに会うまでは、ずっとひとり。


ま、何とかなるか。
昨年、ダーバンやヨハネスブルクでも、一人で何とかしたし(笑)


そんなこんなで、荷造りすら前日の午後から、というロクでもなさだ。
きっと何か忘れ物しているぞ。
そう思いながらも、余裕をかまして出発。
だって、財布とパスポートとメガネ、あとは携帯さえあれば何とかなる。
これだけを持って欧米路線に乗ってみたい(笑)


今回は行きもビジネスクラスなので、とても楽。
むしろ成田のANAラウンジで飲み過ぎ・食べ過ぎにならないように気をつけなきゃならなかったり(笑)
機内でも、まずシャンパンを飲んで、焼酎2杯飲んで、赤ワイン飲んで、その後映画を見ながらビール2本飲んで…どんだけ飲むんだよ!!

そんなことをしつつも、ジュネーブとレマン湖周辺だけに特化したガイドブックをあらかた読み通す。
3日もあって時間を持てあますかと思いきや、結構行くところがありそう。
いやいや、人生初バカンスなんだから、ゆっくりしようよ(笑)

そうか、人生の折り返し点で、ストレスの棚卸し!!
そうじゃなくても、今回は、出発直前までいろ~んなものを捨ててしまって、身も心も軽いのだ。
すごいな。
「これは執着しているな」→「でも事態が変わることは望めない」→「じゃ、この執着を捨てよう」
と3ステップで執着まで捨てられるようになってしまった(笑)


機内食のルールが変わったせいで、2回目の食事を食べ損ねたまま、16時45分ミュンヘン着。
その代わり、ルフトハンザのラウンジで、LeberkäseとKartoffelsalatを発見!!
Weißbierとともにいただく。
これだからここのラウンジは大好きだ!

しかしながら出発は20分遅れ。
私のせいではないものの、ジュネーブでMさんを待たせることになってしまって申し訳ない。

ミュンヘン~ジュネーブ間は1時間。
この短さで、軽い食事が出る(笑)
でもあまり美味しくなさそうなので、無視して寝る。

ジュネーブ着。
プライオリティ・タグが無視されているらしく、荷物がなかなか出てこなくて、もしやロスト・バゲージでは?と焦る。

ようやく荷物をピックアップして出てみると、Mさんの姿が見あたらない?
あれ?
どんなに見て回ってもいないので、電話してみると、今向かっています、とのこと。
よかった~!めちゃくちゃ待たせてるのでは?!と心配だったのだ。
待っている間にATMでお金をおろしておこう。

そしてついにMさんと再会!!ざっと2年ぶりくらいだよ!!
二人で抱き合って喜ぶ。
相変わらずかわいくて美人だなぁ~♪
しかも私が足元にも及ばないほど頭がよくて、こんな人に「先生!」なんて言われるのは未だに恐縮する(笑)

ホテルに向かう道すがら、暗くなりはじめる中を、国際機関の集まっているあたりをざっくりと回る。
うぉ~!これが子供の頃からTVのニュースでおなじみのILOか~!!とか(笑)
比較的低い建物が多い中「ひときわ高いのがWIPO」の話で笑う。

湖岸まで出ると、目下、オクトーバーフェスト状態(笑)でイベントの真っ最中。
ホテルはちょうど、ここと駅前から延びる大通りの間にあるのだが、そこはあまり治安がよろしくないので、夜や突っ切らずに遠回りした方がいいとのこと。
こういう情報は、今回あまりなかったので、ありがたい。
実際、車で通ると、街角に娼婦が立ってたりf(^_^;

しかも、ホテルにたどり着くまで、場所を間違えたり、道を曲がれなかったり、と周辺をぐるぐる回ったおかげで、雰囲気が大体飲み込めた。


思ったより綺麗なホテルで満足。
部屋でMさんからジュネーブや周辺のお勧めを教えてもらう。
お~!こりゃ3日間、結構みっちりと楽しめるのでは?
よかった~!教えてもらえて!
ガイドブックを読んだだけではばらばらだったジュネーブの地理が、何となく繋がり始めた。


私から見るととても羨ましいMさんも、ジュネーブでは仕事はなかなかないし、友達はいないし、寂しいという。
うん、確かにこれだけの才女、埋もれさせておくのはもったいない。
何しろ、美貌と頭脳、天は二物を与えちゃってますから!

しかも今後、パキスタンやアフリカに行く可能性があるかも、と。
大変だな~。ダンナも罪なことするな~。
でも、大丈夫。
そうなったら、また遊びに行くから!
そんなところに友達がいるなんて、滅多にないことだ。行かずにどうする!!

あ、だったら、やっぱり独身で居続けた方がいいのか…f(^_^;


名残惜しいながらも、Mさんは帰って行った。
さ、今夜はともかく、寝る。
福岡を出てからそろそろ24時間。途中うたた寝程度しかしていないし。
色々考えるのは全部明日以降で。
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