Der König Hat Eselsohren

ジュネーブ 1日目

めちゃくちゃ睡眠不足のはずなのに、途中何度か目が覚めた上、外が明るくなってきたなぁ、と携帯を見たら6時過ぎ。
こんなに寝なくて大丈夫なのか、自分?!


昨夜は疲れをとるべく、ゆっくりと湯船につかったら、排水溝が詰まっているらしく、まったく風呂の湯が落ちなかった。
朝になってもまだ、半分以上残っている。
こっちも大丈夫なんだろうか?f(^_^;

部屋にちゃんと湯沸かしセットがあるので、紅茶を入れつつ、昨夜ベッドに置かれていたチョコレートを食べる。
これしか食べるものがない(笑)
だって高い料金を払って朝食を食べるのはもったいないし。
もう今日のお昼は決めているので、お腹が空いていた方がいい。

飛行機の中ですでに、もしや?と思っていたけれど、案の定プラグアダプターを忘れたorz
てっきりスーツケースに入れてあると思ったのに。
ホテルのレセプションでも貸し出しているし、販売もしている、と書いてあるが、この後2週間以上も必要になるので、これは町中で買ってきた方がいいに違いない。
もし見つからなければ、ホテルに帰ってきてから買おう。


まず今日やるのは、12日にシャモニへ行くバスの手配。
コルナヴァン駅を出てきたところに、コンテナを使ったインフォメーションが出ていたので、そこで訊いてみると、この先へ行ったところの教会の裏手だという。
なんとか英語らしきものが話せた!!←喜ぶのはそこか。

バス乗り場の時刻表を見ると、午前中にシャモニへ行くバスは、8:30か11:30。
8:30発は早すぎないか?
多少あわあわしながらも、11:30のバスチケットを購入。
すげー。たった2時間で行けちゃうんだ。
そりゃ、日帰りツアーがあるくらいだし、自分でも、最初は日帰りで良いか、と思ったくらいだ。
でも、時間がたっぷりあるのというのに、日帰りで行って天気が悪かったら、それこそ目も当てられない。
そう考え直して、余裕でシャモニに連泊することにしたのだった。

大きなツーリスト・インフォメーションまで戻り、ガイドブックに載っていたオーディオガイドを借りる。
CDウォークマンを専用のバッグに入れて下げる形式。
これでさらにカメラを首から提げて、とてつもない観光客モードだ(笑)

ガイドブックによると、ガイドツアーはイル島の塔から始まるらしいが、まずはモンブラン橋へ。
これがレマン湖だ!!



欄干にカメラを固定しようとしても、橋自体が揺れる(笑)

橋を渡りきったところにあるイギリス公園も、観光客だらけ。
有名な花時計も、どう撮っても、観光客が写り込む(笑)



さてイル島まで行ってオーディオガイドを、と思ったら、なんと出だしはモンブラン橋だった(笑)
ま、いいや。

その後、ガイドに従って、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。
上ったり下ったり、結構忙しい。
ただ、旧市街の見所はほぼ網羅しているらしく、しかも、わからなければもう一度聞き直せるし、とても便利だ。
お勧めです。
あ、でも、ある程度フランス語の読み方がわからないと、通りの名前が読めないので、それだけが要注意かも。

で、旧市街だけあって、ガイドに出てくる数多くの見所の他に、良い感じの路地があちこちにあるので、ついつい山ほど写真を撮る(笑)















丘の上に広がる旧市街でも、ひときわ高いサン・ピエール寺院。



「時間があったら塔に上ってみましょう」というガイド音声に載せられて、豚もおだてりゃ木に登る(笑)
これが狭い階段をぐるぐるぐるぐると…orz
元々階段を上るのはあまり苦にならない上に、加圧トレーニングを始めてからは急速に筋力が付いてきたはずなのに、これは一段ずつが高いせいか、結構辛い。

20年前、初めてバルセロナのサグラダファミリアに行ったときのことを思い出した(当時は塔の上まで歩いて上ることが出来た)。
あのときは、地上まで降りてきた瞬間、膝が笑ったっけ。
今回はそこまでではなかったものの、南の塔に上って、北の塔に上って、と豪華二本立て(笑)

それでも北の塔からの眺めを見たら、そんなつらさも何のその!!
ジュネーブの街とレマン湖を見渡す、素晴らしい景観!!





それでも後半は、歩き疲れてきた上に、ガイドに出てくる道が通行止めになっていたり、そもそもガイド音声が途切れ途切れになってるところがあったりして、結構大変。
時刻も昼を回って、いったいいつまで続くのか、途中でいったんやめるべき?などと思い始めたところで、宗教改革記念碑へ。



"POST TENE BRAS LVX"
なぜかちょっと救われた気になる(笑)
ガイドも残りわずか、頑張って歩いてしまおう。

というか、公園を出てきてすぐ、六本木ヒルズに到着(違)





何とかすべての行程を歩ききり、いよいよ、今日、昼食をとるつもりのレザルミュールを目指す。
ここでチーズフォンデュを食べるんだもん!!

で、地図を片手にウロウロと歩いて行くと、ん?ここはさっき来たところでは?
ここの前はさっき、がっつり通りました(笑)
なあ~んだ!!
これで一気に、旧市街の道が繋がり始めた。

ようやくここで、久しぶりにまっとうな食事にありつく。



と、よくよく見れば、座った席の目の前に、クリントンからのお礼状がパネルになってはめ込まれている(笑)




チーズフォンデュはもちろん、ここジュネーブ産のワインも蜂蜜香のある優しい味で、実に美味しい。

が!
突然、昨日から着ているワンピースに、シミが付いていることを発見!!
直前に洗濯してあるんだから、きっと飛行機の中で付いたに違いない。
こまったな~。どこかで染み抜きを買わなければ。


ということで、ゆっくり休んだあとは買い物へ。
まずは電源アダプター。
電気屋を見つけたものの、マルチアダプターしかない?!
アフリカにでも行くならともかく(笑)、今はそんなに何種類もいらないし、39フランもしてむだに高いし。
アメリカン→ヨーロピアンだけでいいんだよ。
それだけだったら、千円もしないはず。

店内をウロウロと回って、また同じ売り場に戻ってきてみる。
訊いてみるか。
と、店員が腰掛けているカウンターの後ろに、おそらく単純なトラベルアダプターを発見。
訊いてみればどんぴしゃ!しかも値段は10フランを切ってるし。
よかったよかった。

あとは染み抜きと、雨合羽。
山へ行くというのに、合羽を入れるのを忘れていた。
本当に使うかどうかわからないから、使い捨てで良いのだけれど。
ミュンヘンだったら、どこに売ってるかわかるんだけどなぁ。
ここだと雨具を売っているところ自体が見つからない。

そうこうしているうちに、ついふらふらとDIESELなんかに足を踏み入れてるし…f(^_^;
今着ているのとまったく同じワンピースを売ってるし…orz

で、ふとした拍子にジェルネイルが剥がれてしまって、応急処置用に持っていたネイルグルーの蓋が開かないので、新たに買い直したり。
いったい何をやってるんだ、私は!!

とにもかくにも、ひとまずオーディオガイドを返却しに行き、無駄な荷物をホテルの部屋へ置きに戻る。
予想以上に歩きすぎて疲れたから、少しでも荷物を軽くしたい。

でもまだ、高級ブランド街のローヌ通りを歩いていないから、靴は相変わらずパンプスで。
別段、買い物するつもりはないのだが、ふらっと店に入りたいと思ったときに、スニーカーでは格好が付かない。

あまり歩きたくないので、路面電車でかなり先の方まで乗っていき、そこからぶらぶらと戻りつつ、まったく別の路線に乗って、適当に乗り継ぐ。
時間があるから余裕である(笑)
しかも滞在期間中乗り降り自由のパスを、ホテルでもらっているので気楽。

おみやげにパテック・フィリップの時計なんかどう?なんぞと独り言を言いつつも、高級ブランドの店頭には心惹かれるものがなく、GLOBUS(高級デパート)でも雨具関係が見つからず。
でも、その先まで行って戻ってくるときに、大きめのスーパーの洗濯用品売り場で、携帯タイプの染み抜きを発見!!

あとはちょい庶民的なデパート・MANORに行って、ワインとつまみの買い出し、と思ったら、入り口で止められた!!
え?19時閉店?!Σ( ̄□ ̄;)
でも、食品売り場の入口にうまいこと潜り込み、ワインとナッツ、明日の朝食用のバナナとジュースを調達。

いったん荷物を置いたあと、スニーカーに履き替えて、湖畔の祭りへ。
ここである程度飲み食いしたあと、部屋でのんびり飲もうという算段さ♪

なんて思っていたら、こっち側の湖岸は大して店が出ていない…orz
メインはやはりイギリス公園あたりだ。
それでも、これといってそそられる店がほとんどない。
このところずっと、超健康的な食生活をしているせいか、ジャンキーな食事に食指が動かないのだf(^_^;
それにどこへ行っても、ビールはハイネケンばかりだし…orz

何とか、ここならいいか、とスペイン料理の屋台でパエジャとビールを頼む。
案の定、イマイチ。
ま、仕方ないか。


ホテルの部屋に戻って、シャワーを浴びる。
シャワーの湯ですらきちんと排水されない…orz

電源アダプターのおかげで、ようやくカメラの電池を充電しつつ、PCを立ち上げる。
が、IDとパスワードを入れろ、と。
あぁ~!!もうフロントに行くのがめんどくさい。
ネットに繋ぐのは明日の朝にしよう(笑)
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