Der König Hat Eselsohren

München(ミュンヘン)(1)

どうやら、もう寝ようとしているところで、昨夜は力尽きたらしい。
TVのリモコンを手に、枕元の明かりとTVはつけっぱなし、メガネは掛けっぱなしの状態で目が覚めた(笑)

よく寝たと言えるのかどうかは微妙だけれど、気分はこれまでになく、最高にスッキリ!!
ライブのときに、これまでにモヤモヤした感情やら何やら、全部スッキリと洗い流されてしまったかのようだ。
日頃のストレスをライブで発散…というんでもないんだけどなぁ。
だって、ストレスはストレス、ライブはライブ。本当の意味で発散できるわけがない。
それに、今回だってまた、十分思うようにドイツ語が話せた訳じゃなく、忸怩たる思いをすることの方が多かったんだし。

なのに、なんだかとてもスッキリ。
何もかもどうでもいいぞ~!
バーゼルはさほどではないものの、ここまでずっと、どこへ行っても中国人とインド人ばかりで、うるさくて鬱陶しくて、さすがの私でもアンチ中国人になってしまいそうだったけれど、それすら許してやっていいような気分(笑)


ただ問題なのは、空には未だ雲が低く垂れ込めていること。
傘を差している人はいないが、路面は濡れたままだ。
スーツケースを引きずりながら傘を差すのは嫌だし、ホテルからトラムの停留所までは目と鼻の先だし、と思って外へ出たが、意外と降っている…orz

しかも思った以上に、今日は気温が低い。
これは失敗したかも知れない。


駅について、自販機で切符を買おうとすると、乗るつもりの経路に、一昨日は出ていなかった注意マークがついている。
ウルムからミュンヘンへのICE(Inter City Express)の方に、何か注意事項が出ているのだが、こういうときに限って知らない単語で、よくわからないし、電子辞書はスーツケースの中だし…orz

とりあえずこれは避けることにした。

ウルムまで同じEC(Euro City)で行って、IC(Inter City)に乗り換えるパターンなら大丈夫そうだし、値段も2ユーロ安いし。
…って、よく見るとこれ、ウルムで1時間も待つのか。

むむ~。

でもまあいいや。
確実な方で行こう。
つーか。
100ユーロ札を入れたら、20ユーロ以上、全部小銭で返ってきたんですが…orz


スイスフランの方は、残りの1/2フランや10セントをかき集めて、駅の売店で水を買う。
財布の中にはまだ50フラン札が残っている。
これは日本に帰ってから両替しよう。

発車時刻まで30分ほどあったのだが、ホームで待っていると、20分前には乗る予定のECがやってきた。
最初はガラガラかと思いきや、出発間際にはほぼ満員に近い状態に。

実はこの後ウルムに着くまで、各駅でかなり乗り降りがありながら、ずっと満員状態。
確か4両編成くらいだったので、もっと車両を増やせばいいのに、という感じ(笑)

この路線はどうやら、ライン川やボーデン湖に沿って、ドイツ-スイス国境線を行ったり来たりしながら走っているらしい。
外に見える店が、ドイツのものだったり、スイスのものだったり(笑)

かなり窮屈な思いをしながら、3時間あまりでウルムに到着。

乗り継ぎの電車まで1時間あるが、一応ホームまで行っておこう、とのんびり移動してみると、危険を避けて乗るのをやめたICEが来るのとは反対側に、ミュンヘン行きのICが来る????

表示板によると、本来ならば乗り継ぎ困難な1時間前のICが、10分ほど遅れているらしい。
ってことは、これ乗っちゃったらいいのでは?
切符を見直してみると、EC/ICでバーゼルからミュンヘンまで、としか書いてないし、たぶん乗って大丈夫そう(笑)

てことで、予定より1時間近く早く、バーゼルから4時間半ほどでミュンヘンに着いちゃいましたf(^_^;
普段なら、このHbfから歩いてすぐのホテルなのに、今回は満室で取れず、今回は仕方なくUniversitätまで地下鉄で移動。

えぇ。
かつて住んでいたところの近所のホテルです(笑)
中味は知らないけれど場所は知ってるし、4つ星になってたから泊まってみることにした。

が。
う~む。
いつものホテルの方が、3つ星で安いのに、綺麗で設備も整ってるんですが…f(^_^;
今朝までいたバーゼルの3つ星ホテルとどっこいか、下手すると落ちる…orz


気を取り直して。
ミュンヘンもかなり涼しいので、長袖に着替えて、偵察に出発!
何の偵察かっていうと、明日の買い物の(笑)
だってミュンヘンには買い物しに来たようなもんだし~♪

ぷらぷらと歩いていると、昨年とはまた、店が入れ替わっているところがいくつもあってビックリする。

Kunsthalleで今やっているのはハンマースホイ展。
しばらく前に日本で見たし、月曜日にはもういないから、今回はいいかな(ここは月曜半額)。

今年もまた、ついふらっとZum FranziskanerでWeißbierを1杯。←写真忘れた!!
ホントにこの店は、料理はまずいし、店員は愛想良くしたら損と思ってそうなくらいに愛想悪いし、ビールがめちゃくちゃ美味しいだけに落差がありすぎる!!(笑)


実は、洋服や靴やバッグを眺める傍ら、レストランのメニューもチェック中だ。
この時期、どうしてもPfifferlinge(アンズタケ)を食べたい!!
国境1本越えただけなのに、スイスでは全く見なかったんだよねぇ。
5年前ポツダムで食べた、Pfiferlingeのクリームソースがけポーク・メダイオン、あれは美味かった♪

その傍ら、大きな目的がある。
実は今回、リモワのビジネストローリーを買って帰ろう、と画策している。
そのために、Kaufinger Str.の鞄屋を目指している。

で、行ってみると。
あった!しかも欲しかった赤!
しかも、既に埃を被って、傷もついているせいか、290ユーロが260ユーロに下がっている。
日本の正規価格の半額くらい?
このまま買ってしまおうか、散々悩んだが、店の兄ちゃんに、明日も開いているか聞いてみると朝9時からやっているというので、他の店も見てから来ることにした。

そしてそのままOberpolingerの台所用品売り場へ行き、ようやくキッチンばさみと皮むき器をゲット!
ついでにパンナイフと、なんとアスパラ専用皮むき器も(笑)
でも全部WMF!!
ヘンケルスと迷ったけれど、WMFの方が安かったから…f(^_^;
残りの買い物は明日だ!


買い物袋を下げて、夕飯を食べに、Pfifferlingeのメニューを一番出していたRatskellerへ。
ちょっと偉い感じのおじさんが、予約の入っていない席を探してくれる。
空いていたのが、ちょうど、メニューやカトラリー類の置いてあるカウンターの目の前の席。

ウェイター達が、「日本人だ、日本人だ」と口々に言いながら、英語メニューをもってこようとしたので、ドイツ語のメニューをくれと要求する(笑)
だって、季節ものとか、その日のお勧めとかは、絶対にドイツ語のメニューにしかないし。
実際、あとから隣に中国人の家族がやってきて、英語のメニューを見てたけれど、あんな写真入りのメニューなんかいらん。
ま、普通、観光客では絶対に無理だし、たとえドイツ語を習ったことがあっても、メニュー見ていきなりわかるかって言うと、それは難しいけれど。
その辺はかつて、ドイツに来て最初の1ヶ月間は全部外食にして、電子辞書片手にあれこれチャレンジした努力のたまものですよ(笑)

肝心の料理は…まあまあかな(笑)



ホテルの部屋に帰ってシャワーを浴び、さて、ネット接続はどうなってるんだろう?と思ったら。
今時珍しいケーブル接続(笑)
一応LANケーブルはもってるので繋いでみるが、そこへさらにIDとPWを要求された。
あぁ、めんどくさい。
チェックインしたときに、ラウンジでPCいじってる人が何人かいたのを思いだした。
なるほど、ここも下にだけ無線が入ってるんだな。

もうめんどくさい。
メインアドレスのメールはスマホに飛んでくるんだから、別に今すぐ繋がらなくても困らないよ。
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