Der König Hat Eselsohren

Dresden~Müchen

遅く帰ってきて、TVつけっぱなしで寝落ちして、早くに目が覚める(笑)
なんで毎日毎日、早朝に目が覚めるんだか。
日本にいるんじゃあるまいし、そんな必要ないのに。

日曜なので、朝から張り切ってSektfrühstück(笑)
昨夜あんだけビール飲んだのにf(^_^;

で、朝食後、そのまま散歩に。
ホテルのチェックアウトは12時だし、電車は12時20分発なので、どうせなら旧市街を朝の散歩と参ろう。

何よりもその目的は、ホテルの目の前に立っているこの信号。





AmpelmanならぬAmpelmädchen。
たぶんここだけだろう(笑)

さすがにまだ10時前なので、店も開いておらず、人影はまばら。
こんなに人のいないドレスデン旧市街って、初めて見たぞ~!
なんか、人が少ないと言うだけで、ほとんど見慣れた感のあるFrauenkircheも、ついついじっくりと見てしまう。











王の行進も見放題。
普段のあの騒がしさがウソのようだ。

















ぐる~っと見て回ってきて、Alexander Brückeへ。
ここから見る旧市街は、まさに威容を誇るというもの。
なんつーか、日本人がイメージする、ドイツそのもの?



一見、こんなに古いものが沢山残ってる!さすがは元世界遺産!!(笑)と思ってしまうが、よくよく考えると、ほとんどは修復・再建されたものなんだよね。
ずっとこのままでいたわけじゃない。
第二次大戦で、ほぼ壊滅してるんだから。
そうであればこそ、ここまで煤けてるわけで…f(^_^;
でも、何十年掛けてでも、元に戻したい、という熱意は凄まじいな。

日本みたいに、何でも壊してしまって、あるいは壊されてしまって、そのままにした上に、偽物の伝統なんてものがのさばったりしているのはいかがなものかと思う。

そういや、ネットで、広島の平和記念公園からポケスポットが排除されたことを批判する記事が出ていたが、だったら、被爆前の街を再現するプロジェクトと手を組んで、被爆前にはどんな人間の営みがあったのかを表示するように提案すりゃいいじゃん、と思った。
建設的な批判って、そういうことだと思うんだが。

橋を渡りながら、反対側の欄干に気になるものがある。





なぜここに北斎?なぜに神奈川沖浪裏?
と、思ったら、2002年のエルベ川の大氾濫の際には、ここを水が越えましたというモニュメントらしい(笑)
でもこんな大波は来てないだろう?f(^_^;

歩いているうちに10時を過ぎ、飲食店が開き始めたが、土産物屋以外の普通の店はさすがに日曜なので閉まったまま。
Altmarktもひっそりしている。

と、その横を通り過ぎる、派手派手な行列!!





トラバントのツアー!!
楽しそうだなぁ。
ドレスデンって、ベルリンと並んで、いくらでも、何日いても楽しめる気がしてきた。

ホテルの部屋に戻って、まだしばらく時間があったので、ネットを眺めていると、ファンクラブがジクマリンゲンでのライブの写真をFacebookにアップしていた。
はっきりと見て取れるほど、雨粒が落ちている様子がわかる。
これ、ホントに土砂降りだったんだな。
昨日の二人、Stuttgartに続いて2日間も雨に降られて、大変なこった。

結果論とはいえ、やっぱSigmaringenには行かなくて正解だった。
もちろん、行くとしたら一緒にバスに乗せてってもらうしかない状態だったし、ライブ自体は袖の屋根があるところから見ればすむことだが、出番までの間、外に出ることもできなかっただろう。
下手すると、自分のベッド以外、いる場所がなかったかも…Σ( ̄□ ̄;)
なんとおそろしい…(>_<)

11時半を過ぎたので、チェックアウト。
支払いは全部済んでいるし、ここはミニバーとかがないので、鍵を返すだけ。
しかも一昨日借りたボトルオープナーも先刻承知らしく、スムーズに返却。

駅にも、早すぎるくらい早く着いてしまった。
なにしろ案内板にまだ乗るICEが表示されていない…f(^_^;

つーか、Stuttgartからここまでも6時間かかったし、これからMünchenに帰るのも6時間。
日本国内だったら、絶対にそんなに長く乗っていたくない(笑)
一昨年だって、MünchenからDresdenに来るのに、最初から飛行機予約しておいたからね。
飛行機だったら1時間程度なんですよ、落差激しい。

実際、今回も一応、飛行機は検討した。
でも、そんなに時間節約してDresdenですることもなけりゃ、Münchenですることもないんよ!!(笑)
大体において日曜日だしf(^_^;

だったら6時間ずっと、大脳皮質を振り絞って、昨日あったことを記録する時間に充てるのもいいんじゃないかね。
ほっておいたら、たった一日でも相当忘れちゃうんだから。
どうしたって全部を書き切ることはできないけれど、できる限りを書き残しておきたい。


で、また、相変わらずの満席なんですf(^_^;

自分のところだけ、赤く座席指定の表示がしてある中、みっちりと座席が埋まっている。
もちろんまた、リュックを抱え込みながら、PCをたたき続ける。

1時間半ほどでErfurt到着。
ここで乗り換えだ。
と、電車がErfurtに着く寸前、後ろに立っていた女の子が、ここでいいのか?とスマホアプリを見せてきた。

あれ?

よく見たら、Frankfurt乗り換えになってる。
とっさに、「Nein!! Heir ist Erfurt!!」と返事する。

う~む、確かにどっちも、最後が-furtですな(笑)
聞き間違えなんだろうなぁ。

でも他人のことは責められない。
自分だって、8年前にErfurtに来るときに、間違ってFuldaで下りちゃったぞf(^_^;
もっと大間違いじゃんか!!

そうです。
あのときのErfurtから奇跡は始まったんでした。
単にタダでライブが見られるだけだったはずなのに…f(^_^;
あの夏休みは、まだ続いてるぞ!!

ErfurtからMünchenがほぼ4時間orz
長い…。
そして満席…。

ただ、隣の席の太ったおばちゃんが、Fuldaで結構人が下りたのを見て、気を遣って前の席に移ってくれた。
ありがたい!

…と思ったら、Nürnbergで乗ってきた人が、「ここ空いてますか?」ってorz
空いてないとは言えないっしょ!!(`ヘ´) プンプン。

その人もIngolstadtで降りていったからいいものの、ちょっと電子辞書で調べようとしてリュックを開けたら、ワイン臭い?
そう、Dresdenで買って、ちょっとだけ開けて飲んでいたミニボトルのワインを、ビニール袋に入れて持ってきたのだが、それでも縦に横にしていたせいで、漏れてきているようなのだ。

慌てて、さらに別のビニール袋に入れて、応急処置。

リュックの中にも、まださほど漏れてはいないようだ。

ということで、これ以上被害が広がらないように祈りつつ、München到着。
まさに、ただいま!!といった感じ。

ホテルに着くと、フロントはあのいつものオバチャン!!
「Hallo!」
と声を掛けただけで、
「Ah, Frau Horie!」
とすぐにわかる。
でもって、部屋は違えど、スーツケースは既に部屋の中に入ってるって(笑)
なんでこう、かゆいところに手が届くんだか。

部屋に入って、直ちにリュック内の被害状況をチェック。
唯一、本が一冊、端っこがやられてしまっている…orz
でももう読み終わってるだけに、ま、いっか!


多少落ち着いたところで、今日もHauptbahnhofのREWEでサラダと水、ワインを買い、さらにホテルのそばのケバブ屋でケバブを買って夕食。

で、案の定、Ingoからは、まだ何も来ず。
まあ、今朝早く帰ってきたんだろうから、そこは文句を言わずにおくか。
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